2024年カレンダー、作っています!
高知県の障がい者支援施設のみなさんと一緒に作るカレンダー、今回で4年目になりました。
土佐町や嶺北地域の方たちはもちろん、高知県内外のたくさんの方に購入していただいており、「あのカレンダーがほしい!」と楽しみにしてくれているお客さまも現れています。本当にありがたいことです。
高知県立山田特別支援学校(香美市)のお子さんたちと作る
2023年9月8日、香美市にある高知県立山田特別支援学校のお子さんたちと制作を行いました。
山田特別支援学校は1955(昭和30年)創立。高知市より東部を校区とし、小学部から高等部までのお子さんたちが学んでいます。遠いところでは室戸市から、土佐町や本山町から通っているお子さんたちも。
校舎の前には、学校のシンボルツリーであるセンダンの木がこの場所を優しく包み込むように立っています。このセンダンの木は「せんちゃん」という学校のキャラクターになっているくらい、子どもや先生から大切にされています。
制作してくれたのは、昨年も参加してくれた小学部3・4年生のお子さんたち。お子さんたちの中には編集部のことを覚えてくれている子もいました。うれしい!
顔がお兄ちゃんになっていて、大きくなったなあ〜と感慨深い気持ちになりました。
制作について一通り説明すると、すぐにエンジン全開!どんどん制作が進んでいきました。
紙一面に絵の具を塗り、その上にさらに絵の具で描く。ペタペタ、ペタペタ…。まるで油絵みたい。
荒波に浮かぶ「31」。
草花も使って数字を作ります。下書きした数字にちぎった葉や花を貼り付けていきます。一つ作ったら、もう一つ、もう一つ。制作の手が止まらない!という感じで作ってくれました。
好きな色の絵の具で力強く、ぐいぐい描きます。色とりどりのかっこいい数字がいくつも誕生!
お子さんたちの集中力はとても素晴らしいです。
制作した1〜31までの数字を並べ、まだない数字を描いてほしいと頼むとどんどん作ってくれます。それがまた味わい深い。デザインする際にどの数字を選ぶか迷ってしまうほど。
折り紙を切ったり折ったりしながら作ったロボット達。金色のロボットの足元には「11」と書き入れてあります。
このロボット、カレンダーに登場するのでぜひ探してみてくださいね!