「キリンビール高知支店の奇跡」 田村潤 講談社
「高知」と題名に記載されていれば反射的に手が伸びます。
「24時間戦えますか?」というキャッチコピーが世に出た頃の企業戦士を彷彿させる営業についての戦略本です。
人と人の繋がりがいかに大切か、不可能と思われた目標を制するのも、とどのつまりは人間によって成し遂げられる事等、営業のみならず多くの事に共通しているように感じました。
この本を読んで以降「たっすいがは、いかん!」というフレーズをレストラン等で見かけると、キリンビールを首位奪還へと導いた最先端の営業の方たちのあふれ出るエネルギーが文字からほとばしってくるように感じます。
西野内小代