「少年忍者部隊 月光」 吉田竜夫と竜の子プロダクション 朝日ソノラマ (昭和43年7月初版発行)
【忍者忍術シリーズ第2弾】
忍術と科学技術を駆使し、過酷な状況に挑む少年たちで組織され、「拳銃は最後の武器だ!」のセリフで知られた忍者部隊の戦いの物語である。
ページ欄外にある忍法◯◯◯等の解説を読むと、理論上納得できることばかりで科学的なのである。武器(敵を倒す、自分を守る)にしても、それぞれが理にかなったものであり、使うことにも長けている。
しかし、常時それらを持ち歩くとなると相当な重量と嵩になりそう。手裏剣類は敵に対し投げた後にはもちろん!回収したのであろう。
甲賀流・伊賀流の忍法を使い、科学の全てを学んだ少年たち!憧れないはずはないですね。少年たちよ、覚悟を持って読んでみてね。明日の夜明け時分には、棒を背中にさし、何かを投げたり飛び越えたり走り抜けたりしています。修業の道へと入ります。
部隊のメンバーは月光を筆頭に10人まで解るんですが…。
(1963年(昭和38年)週刊少年キング連載)
藤田英輔
*【忍者忍術シリーズ第1弾】はこちら
第1弾内にある「問い①」の答え→釘抜きに使う(打ち込んだ釘にどうやって引っかけるか?→尖った部分で掘り起こして穴にかけて抜く)