夜、暑いので網戸にして寝ていると、虫が入り込んでくる。
眠っているのに、太ももを何かが這う気配を感じると不思議なものでサッと覚醒する。
とっさに手で虫をつかむ。
何故つかむかというと、逃がして子ども達が刺されたり噛まれたりしてはたまらないから。
ある時はカミキリムシ。
ある時はカナブン。
とりあえず、勝手口からそっと逃がす。
今朝もまた太ももにモゾモゾとした気配を感じたので、とっさに握りこむ。
硬くてギザギザしたものが右手に収まってビクッとする。
ヒエッ。
これ何!?
暗闇で目をこらすと、ゲジゲジだった。
足が4~5本落ちて、布団の上で「ギギ・・・ギギ・・・」という音をたてながら動いている。
うへぇ。
何か、つぶしても動きそうだったので、ビニール袋に入れてゴミ箱に投入する。
もっとえいもん入ってこんかな。
クワガタとかカブトムシとか。
昆虫採集できそうやん。