鎌滝山を登る
鎌滝山は、さめうらダムの北、土佐町と本山町の境にそびえる山です。標高は1115.8メートル。
今回はこの鎌滝山を登ってきました。
大渕
鎌滝山の入り口は、大渕地区にあります。大渕地区を行き止まりまで車で走ると、そこには下の写真のような「鎌滝山登山者記帳場」があります。
大渕は基本的に一本道なので、道は間違いようがありません。この行き止まりのスペースに車を停めて、登山スタートです。
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少し見づらい写真ですが、道の入り口に「鎌滝山」の看板があります
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最初はハウスの間を歩いて山道に入ります
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山道が始まりました
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左手にはさめうらダムを一望できる景観が
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予想以上に親切に看板が立っているので迷わずに歩けます
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登山は2月のある晴れた土曜日。木漏れ日が美しい
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ここにも看板 「れいほくネイチャーハント」
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ここにも
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ゆっくり歩いたので、実際には2時間半かかりました
山頂への道のあちこちには、上の写真のようなピンクのテープが巻かれていて、森の中で非常に目に入りやすくなっています。
これは山頂への方向が合っていることを示しているもので、登山者が迷わないようにとの配慮です。
小さなことかもしれませんが、こうした配慮をコツコツと維持している方々、その労力には頭が下がります。
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非常にわかりやすい
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多くの樹々の中で、なぜか気になる一本
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冬の森はこんな感じ。あとひと月もすれば新緑が芽を出し風景は違ったものになるでしょう
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親切!
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頂上付近のビュースポットから眼下に町が見えます
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猿?鹿?何のフンでしょうか?それにしても大量
そして頂上!!
「鎌滝山 1115.8m」の看板が設置されています。右手には仏像?神像が。
蔵王大権現
仏像自体は風化していて、形状が少しわかりづらくなっていますが、仏像右手には「蔵王大権現」と彫ってあるのが読み取れます。
蔵王大権現 (蔵王権現)、調べてみると以下のような記述がありました。
蔵王権現(ざおうごんげん)は、日本独自の山嶽仏教である修験道の本尊である。正式名称は金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)、または金剛蔵王菩薩(こんごうざおうぼさつ)[2]。インドに起源を持たない日本独自の仏で、奈良県吉野町の金峯山寺本堂(蔵王堂)の本尊として知られる。「金剛蔵王」とは究極不滅の真理を体現し、あらゆるものを司る王という意[3]。権現とは「権(かり)の姿で現れた神仏」の意。仏、菩薩、諸尊、諸天善神、天神地祇すべての力を包括しているという[4]。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ということは、鎌滝山は修験道の山である、と言っていいのだと思います。上の仏像も風化の進行具合を見るとだいぶ古い時代に置かれのではないかと推測されます。
もし詳しい方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただけたらありがたいです。
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山頂からの眺め
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同行した土佐町ALTのエヴァン・アロコさんは山頂で8ミリカメラを回していました
今回歩いたのは上のようなルート。4.2kmの行程を、3時間35分かけて歩きました。
5月は、釜滝山登山を考えていて資料を探していました。
なにせ70歳を過ぎてから仲間に支えられ、昨年12月に工石山に初登山。
荒倉山、鷲尾山、蟠蛇ヶ森に連れて行ってもらいました。
石川さんのとても分かり易い写真を見せていただき私にも登れるかな?
と少し期待が持てました。
有り難うございました。
さくら様 コメントありがとうございます。返信遅くなり失礼いたしました。釜滝山登山、ぜひ安全に気をつけて楽しんできてください!