恩師とも呼べる人に出会えるのは、人生最大の幸せ。
私の孫が、中学生の時出会った担任の先生は、まさにそんな方でした。
その頃、孫を取り巻く環境は、最悪。母親の突然の入院。今に至ってもまだ意思疎通ができていない寝たきり状態。それに加え、父親の勤めていた会社が倒産。
そのような状況が、立て続けに起こる人生どん底ともいえる渦中に、出会えたのが担任のM先生でした。どうかともすれば下を向きがちな孫に、生徒会への立候補を薦めるなど、陰になり日向になりの励ましをしてくれました。
そして、その先生の最もいい所は、それが孫にだけ向けられたものではなく、クラス全員の子供達それぞれに寄り添い続けてくれた事です。
本当にありがたい。
おかげで、今、孫は東京での看護師生活2年目を迎えることができました。日々、命と向き合う最前線で、患者さんに寄り添う看護師を目指しています。