「ノーサイド・ゲーム」 池井戸潤 ダイヤモンド社
今回、日本中を沸かせた「ラグビー熱」の前哨戦として、一役かっていたのでは思わせるこの本。
テレビでもドラマ化され毎回楽しく観戦したのですが、一足早く本を買って読もうとしたら、孫に「テレビでやりゆうのに、本を買うが?」とあきれられました。
しかし、本の中でドキドキワクワクしていますので、テレビは安心して見られました。
多額の予算を使っているラグビーチームを抱えている大手自動車メーカーで、まったくラグビーを知らない主人公。
そのラグビーチームを再建しようと孤軍奮闘する主人公が、日々ラグビーの心に魅せられていく過程も見ものでした。
田岡三代