「トットちゃんが出会った子どもたち」 田沼 武能 岩崎書店
ユニセフ親善大使の黒柳徹子さん。私が子どもの頃、世界の紛争地の子どもたちを訪ねる黒柳さんのドキュメンタリーをテレビで見たり、母がこういった展覧会によく連れて行ってくれて、世界にはお腹をすかせて痩せ衰えて死んでいく子どもたちがいること、戦争で両親を目の前で殺されてしまった子どもたちがいること、働かなければいけなくて学校に行けず1日かけて水汲み(その水も泥水である)をしている子どもたちがいることを知りました。
知ったからといって私が今まで特に何かができたかと言えば何もできていません。ただ、世界にはこうやって生きている人たちがいるのだということを心のどこかにおいて今までやってきたように思います。
この写真を見ているとどんな状況でも、子どもたちは生きようとするのだと伝わって来ます。
知ったからといって私が今まで特に何かができたかと言えば何もできていません。ただ、世界にはこうやって生きている人たちがいるのだということを心のどこかにおいて今までやってきたように思います。
この写真を見ているとどんな状況でも、子どもたちは生きようとするのだと伝わって来ます。
世界は広い。
そのことを子どもの頃に少しでも感じられたことはとてもよかったと思います。
母に感謝。
鳥山百合子