「コッコさんのともだち」 片山健 福音館書店
いつも保育園でひとりぼっちのコッコさん。 恥ずかしがり屋さんで、うまく自分が出せないコッコさん。ある日、そんなコッコさんと似た者同士のアミちゃんに出会います。もじもじする2人が、自分たちの着ている服がおんなじ色なことに気づいて、お互いの服に触れあってそおっと手をつなぐところからはじまる2人の友情。
友情が生まれるときの初々しい喜び、どんどん仲が深まる楽しさ。でも、どれだけ仲良しでも仲違いする時もある。友達と遊ぶ楽しさをアミちゃんに教えてもらったコッコさん、2人だけの世界からみんなとも一緒に遊べる世界へ。 そんなちいさなストーリーが甘酸っぱくて、じんわり心温まる大好きな絵本です。
ちなみにコッコさんに似て?内弁慶な娘もこの物語には共感しているのでしょう、何度も何度も読み聞かせを頼まれます。