「ほとけさまが伝えたかったこと」 岡本一志 三笠書房
先日、AI(人工知能)の本(コミック)をお借りして読んだ。
AIが「心」を持つというコンピューターとしての重大な欠陥の為に、処分の対象となってしまったという内容だった。この場合の「心」とは、慈しみなど善に焦点を合わせている。
「ほとけさまが伝えたかったこと」では、人間が本質的に持っている悪の心の部分を矯正していく(仏教では修行)という事に主眼を置いている。
悪を乗り越え、善になるのか…。そもそも善であったはずが利己的な部分に浸食され悪の要素で満たされていくのか…。
AIに善の心を求めてしまうこと自体が、自分の心の弱さの現れなのかもしれない。
人生、修行あるのみかな?