とさちょうものがたり

 

 

山の人、町の人。先祖代々住む人、都会から越してきた人。猟師さん、農家さん、森の人、職人さん、商店さん、公務員…。

人口4,000人弱の土佐町にはいろいろな人がいて、いろいろな人生があります。

土佐町のいろいろな人々はどんな本を読んでいるのでしょうか?もしくは読んできたのでしょうか?

みなさんの好きな本、大切な本、誰かにおすすめしたい本を、かわりばんこに紹介してもらいます!

(敬称略・だいたい平日毎日お昼ごろ更新)

私の一冊

今西恵美

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「絵解き江戸しぐさ」  和城伊勢 金の星社

思いやり、ゆずり合いの心で豊かな暮らし。現代人も見習いたい、江戸しぐさです。

                              今西恵美

 

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私の一冊

和田亜美

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「半径3メートルのカオス」 カマタミワ KADOKAWA/エンターブレイン

この方のブログを読んでいて、ハマって抜け出せなくなりました。どうやったらこんなにカオスな人々に出会えるのだろう・・・。読むたびに毎度毎度笑ってしまいます。小さな悩みなんかぶっ飛ぶ感じ!おすすめは、自分の発言がツボに入ってしまう店員さんの話。

和田 亜美

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笹のいえと、とさちょうものがたり、一緒にシルクスクリーンとくるくる市やります!

お子様連れも大歓迎です。みなさまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

 

日時: 2018年2月24日(土) 13:00~17:00

場所:シルクスクリーン|土佐町役場前作業場 (土佐町役場駐車場の向かいにある倉庫の一角です。Google  Mapでは「土佐れいほく葬祭センター」と出る建物です。)

くるくる市|土佐町役場内

参加費:無料(ドネーション制)

・古くなった衣類を持参してください!(詳細は以下)
・インクを取り扱いますので、汚れても大丈夫な服装で!

 

シルクスクリーンで作ったTシャツ(ブカブカ)

 

□まず、「シルクスクリーンとはなんぞや?」から。

とさちょうシルクスクリーンこと次第

↑というわけで、土佐町ではシルクスクリーンによる服や木材サインなどの製作ができるようになっています。

 

昨年秋のあるとき、笹のいえでイベントが行われました。そのときのトークで笹のいえの洋介さんと子嶺麻さんが話していたのが、

衣食住を自分たちの手でつくっていく場合、実は一番難しいのが「衣」。

例えば、綿から育てようと思ったらすごい手間と時間が掛かる。糸を紡いて、染めて、織って、、、服って簡単に手に入るのに、実は膨大な資源と労力が使われてる。

加えて、

なのに、世の中にこれだけ服が溢れ、着られるものが捨てられていく。なら買わなくてももらったり交換したり、ちょっと手を加えたりして着続ければいいんじゃないかなあ。

とも話していました。

ここに、とさちょうものがたりが進めているシルクスクリーンのものづくりと合致するポイントが!

みんなで着飽きた古着を持ってきて、シルクスクリーンで新たな服に生まれ変わらせよう!

というのが、今回のイベントの全容です。加えて、「服ってなんだろう?」って考える機会にしてもいいですよね!

□笹のいえのこと

笹のいえは、「むかし暮らしの宿」。衣食住、可能な限りを自分たちの手に取り戻す暮らしを実践しています。実際に笹のいえの暮らしを体験すると感じるのは、余計なもののないシンプルな「美しさ」。笹のいえの連載を見ていただけたら十二分に感じていただけると思います。

 

□くるくる市って?

誰でも参加できる、無料のフリーマーケット。

誰かに譲りたい・使ってほしい物、たんすのこやしに宝のもちぐされ、捨てるに捨てれぬ思い出のあれやこれ。

気持ちよく、さようならするチャンスです。

そして、誰かのいらないものはまた、あなたの欲しかったものかも知れません。

会場で素敵なものに出会ったら、持ち帰って使ってください。

もちろん手ぶらで参加して持ち帰るだけでもOKです。

ルールは3つだけ。

①自分のものがわかるよう、風呂敷やレジャーシートをご持参ください。

②持って来たものが残れば、持ってきた人が自分で持ち帰ります。たとえば会場に30分しか滞在できない場合は30分後に残ったものを回収してお持ち帰り頂くことになります。

③金銭のやりとりはありませんので、店番は必要ありません。どうぞ置きっぱなしで、シルクスクリーンのイベントをお楽しみください。

 

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私の一冊

池本晃翔

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 「ツナグ」 辻村深月 新潮社

死者に一生に一度だけ会えるとしたら誰に会いたいですか?生者と死者を「ツナグ」お話。
生者のために死者は存在する感動のストーリー!

             池本晃翔

 

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私の一冊

伊藤和幸

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「一生大切にしたい70の名言」 根本浩 SBクリエイティブ

“言葉”は生きる力です。心の糧になる言葉、名言をわかりやすく子どもの超訳として伝えてくれています。この本で一生大切にしたい名言を探してみませんか。

伊藤和幸

 

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私の一冊

西本美咲

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「エルマーのぼうけん」 ルース・スタイルス・ガネット (著),‎ ルース・クリスマン・ガネット (絵), 福音館書店

冒険先の場面場面で、リュックに詰め込んだ身近な道具一つ一つが、ぴったりと役立っていくところがワクワクします。

                                   西本美咲

 

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私の一冊

丸岡里奈

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「今日も嫌がらせ弁当」 ttkk(Kaori)ミキブックス

母から娘へ愛情たっぷりの手作り弁当!それがなぜ嫌がらせなのか?!開けてびっくりその中身は?!

丸岡里奈

 

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私の一冊

鳥山百合子

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「トットちゃんが出会った子どもたち」 田沼 武能  岩崎書店

ユニセフ親善大使の黒柳徹子さん。私が子どもの頃、世界の紛争地の子どもたちを訪ねる黒柳さんのドキュメンタリーをテレビで見たり、母がこういった展覧会によく連れて行ってくれて、世界にはお腹をすかせて痩せ衰えて死んでいく子どもたちがいること、戦争で両親を目の前で殺されてしまった子どもたちがいること、働かなければいけなくて学校に行けず1日かけて水汲み(その水も泥水である)をしている子どもたちがいることを知りました。
知ったからといって私が今まで特に何かができたかと言えば何もできていません。ただ、世界にはこうやって生きている人たちがいるのだということを心のどこかにおいて今までやってきたように思います。
この写真を見ているとどんな状況でも、子どもたちは生きようとするのだと伝わって来ます。

世界は広い。
そのことを子どもの頃に少しでも感じられたことはとてもよかったと思います。
母に感謝。

                                    鳥山百合子

 

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私の一冊

式地真央

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「でんせつのきょだいあんまんをはこべ」 サトシン (作),‎ よしながこうたく (絵) 講談社

土佐町の式地真央さんが教えてくれた一冊。図書館で見つけて絵が面白そうだから借りてみたら、真央さんの子どもたちが気に入って4回もリピートして借りているのだそうです。
「道に落ちていたあんまんをありが苦労して運び、いざカットしてみたら肉まんやったという話(笑)」だと真央さんがとても楽しそうに教えてくれました。今度図書館で借りてみようと思います!

 

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私の一冊

石川拓也

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「ヒストリエ」 岩明均 講談社

名作「寄生獣」の作者が、2018年現在連載中の「ヒストリエ」。
地中海世界を広く征服したアレキサンダー大王(アレクサンドロス3世)に参謀として仕えたエウメネス(カルディアのエウメネス)を主人公にした歴史物語です。
 
史実としてのエウメネスの前半生は謎も多く、作者の創作も交えてのストーリーのようですが、これがまた出てくる人物がみな活き活きと描写されていておもしろい。紀元前3世紀当時、マケドニアを含む一帯が「ギリシャ世界」と認識され、「ギリシャ」という国ではなかったんだということも初めて知りました。
 
エウメネス自身の浮き沈み、困難を自力で乗り越えていく様は手に汗握ります。コンビニで漫画を買うことはほとんどないのに、土佐町のローソンでなぜか気になって買った一冊。しかも第2巻。
おもしろすぎて、後日1巻目から読み直しました。

石川拓也

 

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