「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」 二宮敦人 新潮社
著者名
記事タイトル
掲載開始日
山の人、町の人。先祖代々住む人、都会から越してきた人。猟師さん、農家さん、森の人、職人さん、商店さん、公務員…。
人口4,000人弱の土佐町にはいろいろな人がいて、いろいろな人生があります。
土佐町のいろいろな人々はどんな本を読んでいるのでしょうか?もしくは読んできたのでしょうか?
みなさんの好きな本、大切な本、誰かにおすすめしたい本を、かわりばんこに紹介してもらいます!
(敬称略・だいたい平日毎日お昼ごろ更新)
ハンガリーから嶺北にやってきたラヨシュは、ポップスターのごとき歓迎を受けていた。
高知のローカルテレビ局がラヨシュの一日を密着したのだが、早明浦ダムで新人アナウンサーにカヌーを指導したのは理解できる。なぜならラヨシュは元世界チャンピオンだからだ。
何度も転覆し、4月下旬の冷たい湖水でずぶ濡れになったアナウンサーはブルブル震えていたが、それもまた仕事である。
早明浦ダムのつぎは、別のテレビ局のクルーが土佐町の保育園で撮影するという。
番組のディレクターは、地元の子供たちと遊ぶシーンによって、ラヨシュの暖かい人柄を視聴者に伝えたかったのだろう。その意図は理解できるが、ちびっ子はそんな事情など知る由もない。
それでも屈託も遠慮もない彼らは「力持ちのおっちゃんが来たぞ! これ幸い!」とばかりに、“高い、高い”をせがむ。
ラヨシュは戸惑いながらも律儀に子供を持ち上げている。いい人だなあ……。
「子供は好きだけど、カヌーを漕ぐより疲れるね」と苦笑いするが、この日のメインイベントは、彼がこれから指導する嶺北高校カヌー部の生徒たちとの初顔合わせだ。
保育園をあとにしたラヨシュは、車に乗り込みカヌー部の練習拠点がある吉野川に向かった。
文:芦部聡 写真:石川拓也
書いた人:芦部聡
1971年東京都生まれ。大阪市在住。『Number』『NumberDo』『週刊文春』などに寄稿し、“スポーツ”“食”“音楽”“IT”など、脈絡なく幅広~いジャンルで活躍しているフリーライター。『Number』では「スポーツ仕事人」を連載中。長年敬愛してきた元阪神・オリックス監督の岡田彰布氏と共に、メルマガNumber『野球の神髄~岡田彰布の直言』を配信中。
今日は当日のメニューを公開します!
土佐町と高知県の食材がふんだんに使われています。
ぜひみなさまお誘い合わせの上、黒丸までおいでくださいませ!
詳細は以下になります。
●2017年7月30日
●ざっくりスケジュール
料理セッション 13:00~
(パクチーハウスと一緒にパクチー料理!)
パクチーフェス 15:00~
佐谷恭 トークセッション 16:00~
(パクチーハウス東京店主)
●瀬戸コミュニティセンター
(〒781-3337 高知県土佐郡土佐町瀬戸658)
瀬戸川渓谷・アメガエリの滝より徒歩7分
●料金(料理)
大人 3000円
中高生 1500円
小学生 500円
保育園以下 無料
●飲み物は別料金になります。飲み物は持ち込みOKです。
●定員50名
*人数把握のため、以下に参加のご連絡をいただけると助かります。
●連絡先 080-6288-6534 (前田和貴)
●宿泊可・寝袋はあります。
*寝袋の数は限りがありますので、宿泊希望の方は事前にお問い合わせください。
みなさまのご参加をお待ちしております!