農家のみなさんが日々汗をかいて育てた稲の一本一本が、土佐町の風景を作っています。
この風景からできあがるお米が美味しくないわけがない。できたてのお米、今年も楽しみにしています。田んぼの中を元気よく遊びまわってくれたのは田岡澄人くん、明咲希ちゃん兄妹と高橋葵ちゃん。
走り回って遊んでいる中のふとした一瞬です。
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図らずもTPP。あっちのTPPではありません。
土佐町在住の写真家、石川拓也がひと月に1枚のポストカードを作るプロジェクト。
2016年11月から始まり、たまに遅れたりもしながら、いちおう、今のところ、毎月1枚発表しています。
各ポストカードは土佐町役場の玄関と道の駅さめうらにて無料で配布しています。
床鍋の河内神社です。
ここも高峰神社と同じくらいすごい場所。きれいに苔むした参道が大きな一本杉に延びている。一本杉はこの場所の御神木なんでしょうね。
力強い後ろ姿は鍵山凛ちゃんと沙良ちゃんの姉妹。
お姉ちゃんは妹が後ろにいるからピッと背筋を伸ばしてまっすぐ歩く。妹はお姉ちゃんのようになりたいから一歩遅れながらそっくりな歩き姿。
「あ〜る〜こ〜」という曲が聞こえてくるようでした。
高峯神社 | 石川吾朗 寛大
今回は「高峯神社」。
峯石原の上、安吉(やすよし)という集落にあるこの神社、鬱蒼とした森の中、長い山道のような参道が一本山頂まで延びています。
光は柔和、空気は清涼、苔はフカフカ。洗い清められる場所。
うる覚えなのですが、これは以前耳にした伝説。
「その昔、宇佐(土佐市)の海の沖に竜が居座ったことがあった。漁師たちは魚が獲れなくなりたいへん困り、海の神様に相談に行った。海の神は民の声を聞き、竜に近づき、おもむろに蹴っ飛ばした。それでようやく民は魚を獲ることができるようになった。めでたしめでたし。この竜がいたところ、それが現在宇佐町の竜という地名になっている。」
そしてこの竜が蹴っ飛ばされて飛んできた先がこの高峯神社なのだそうです。
今回の写真に話を戻すと、2人の子供は石川吾朗くん寛大くん兄弟。
子供たちにとってはどこでも遊び場所。
「トトロはどこ〜?」と元気よく走りまわってくれました。