「さあ、飲むで〜!」
ワクワクする声が響く石原。今年も暑い夏が始まりました。
今年は梅雨明けが早く、猛暑が続く夏。
入道雲と石原コミュニティセンターの花壇に植えている、ひまわりも綺麗に咲き、夏の知らせを感じます。
グラウンドを向いて咲いてくれない、ひまわり。恥ずかしがり屋なのかな。
毎年行っている国道の草刈りと、プール掃除を行う時期でもあります。
昨年まで参加できていなかった、掃除に今年は参加できました。
プール掃除に参加しましたが、とても日差しが強くまた、照り返しの強い日でもありました。
こまめに休憩をとりながら、地域の子ども会の皆様と掃除を行いました。
「私も小さい時に掃除したな〜」と懐かしい気持ちに。
国道の草刈りに参加していた、由香里さんと事務所でひと休憩。
2人とも暑さでへとへとに。
「由香里さん、草刈り大変でしたね…」
「暑かった〜!でも草刈機持ってしてくれる人がおってよかった、何歳になっても草刈機持って刈ってくれるから」
毎年いくつになっても参加してくれる皆さんに感謝しかないです。
夏の始まり、七夕まつり
暑い中行う作業もありますが、いしはらの夏には楽しいイベントも多くあります。
さとのみせ周辺で行う七夕まつりは夏の始まりを知らせるようなお祭り。
開催の1週間前ごろから、地域の方が切ってきてくれた竹への飾り付けが始まります。
短冊は地域の方や、体育館へ練習に来た空手部の子ども達が書いてくれます。皆さん準備からワクワクです。
会場準備を行っている途中で、
「もうビール飲んでもいいろうか」「ひえったら入れちゃお」
と冗談まじりの声も。
いざ、七夕祭りが始まると一瞬で賑やかに。
七夕の飾り付け、地域の方が作ったひょうたん提灯の展示。雰囲気もバッチリです。
2グループある婦人会さんが田舎寿司などを販売したり、いしはらキッチンさん、土佐町内の方からの販売など出店も多くあります。
子供たちに毎年大人気なのが「射的」。
夜のお祭りにぴったりなピカピカ光る景品ばかりで、子ども達が楽しそうに友達同士で遊んでいる光景を見ることも楽しみの1つ。
今年度は、移住してきてくれた方のお酒販売や高知大学地域協働学部の学生さんの出店、高知県立大学の学生さんがスタッフとして参加してくれました。
恒例の石原納涼祭
七夕まつりが終わった後は、8/14に開催されるいしはら納涼祭が始まります。
7月の中旬ごろから踊りの練習が始まり、地域の子ども達も踊りに参加してくれてます。とても賑やかで、楽しい練習です。
当日は石原踊り子隊が石原文化会館からスタートし、西石原の街を抜けて石原コミュニティセンターのグラウンドへ到着。
石原納涼祭の開幕です。嶺北地域からの出店や、地元の方からの出店など。
石原では花火が2回上がります。1回目は毎年石原へ遊びに来てくれる、奈良県立大学の先生の花火が上がります。
暑い夏ですが、花火を見ているときはなんだか涼しい気分に。
人と人を繋ぐ交流の場
集落活動センターの事業で行っている体験プログラムも忙しくなってくる時期です。
バウムクーヘン作り体験やアメゴの掴み取り体験、シャワークライミングなど自然を体験できるようなプログラムがあります。
一番人気のバウムクーヘン作り体験は、地元の食材などを使って作っていてこだわり満載。
夏には、アメゴ掴みやシャワークライミングで石原へ来てくれる方も多くいます。
お客様との交流もできる場となっていて、私たちスタッフも楽しい時間を過ごしています。
そして、気づけば「お疲れ様会や〜」と皆さんが楽しそうにコンロを囲んでいる時も。
長年、行っている行事が多くあります。
人が減ってきている中で、続けることが難しくなってきた行事もあります。
今まで行事を行ってこれたのは、世代交代ができていたこと、住民の皆さんが行事をなんとか行えるように協議を重ねてきたからだと思います。
皆さんが繋いできた事を、また次の世代に繋げていけるような、人と人の繋がりを大切にする石原。
来年もきっと今年よりも楽しい夏が待っている気がします。