リレー連載第1回目のテーマは “こどもの頃の遊び” 。第1走者は土佐町の田岡三代さんです。
当てると「かっちん!」と音がするので、その遊びをそう名付けたのでしょうか。
昭和37年前後、私が小学生だった頃の事です。
十字に引いた線の端っこに、小さな穴を五つ掘り、天国・地獄などと命名し、「かっちん」を転ばせて順番にそこへ入れていくという遊びです。
一番先に「天国」まで行った者が勝ち。
「ごはんでぇ~!早う帰りや!」と母たちの呼ぶ声がするまで、近所の子供達と遊んだものでした。
ずい分、霞がかかっている私の頭だけど、
何の不安もなく遊び呆けていた自分が懐かしい。
「かっちん」とは「ビー玉」のことです。