石川拓也

“4,001”

土佐町の現在の人口です。(2017年6月末時点・土佐町公式サイトによる)

注:土佐町の総人口が3,997人(2017年4月末時点)から4,001人(6月末時点)に増加したことに伴い、当プロジェクト名も「4,001プロジェクト」に変更になりました。

“4,001プロジェクト”は土佐町に住む人々を、全員もれなく、写真家の石川拓也が撮影する計画。

念のため書いておくと、「全員もれなく」…あくまで目標です。

土佐町の人口の増減によって、タイトルもたまに変わります。  (敬称略・撮れたときに不定期更新)

4001プロジェクト

氏次京子 (和田)

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雪が降った翌日、土佐町の中でも山深い和田を車で走った。

湾曲する白い山道の前方から、歩く人影が近づいてくる。

車が立ち往生?遭難?救助?

その割には颯爽とした歩き姿。そして身にまとう空気は軽く楽しそう。

「どこまで行きますか?」「和田小学校まで。集まりがあってね。」

「乗せて行こうか?」「いやいや、すぐそこやし、歩くの楽しいから!」

そうして僕らはすれちがい反対方向へ。

1時間後、和田の奥で用事を済ませた僕は、来た道を戻る。

前方からはさっきと同じ歩く人影が。

「集まりが雪でなくなってね」「乗せて行こうか?」

「いやいや、歩くの楽しいから!」

風と共に去りぬ、は京子さんのこと。

 

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4001プロジェクト

川村房子

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今回は、川村房子さん。
とさちょうものがたりでは「ほのぼのと」というタイトルの新連載が始まりました。

昭和30年代生まれ、生まれも育ちも土佐町で、幼少期から仲良しで一緒にいることの多かった女性4人(今のところ)のリレーエッセイ連載です。

房子さんは「おじゃみ」という遊びのことを土佐弁の語り口で書いてくれました。これがまた面白い。次のお話も楽しみです。

おじゃみ

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土佐町ポストカードプロジェクト

2018 Jan.

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和田 | 和田琉希・翔真

場所は山深い和田。

町の中心部では溶けた雪が、この辺りだとカチカチに凍りついています。

「もう少し崖のふちの方に立ってほしい」というカメラマンの要求を聞いて、弟の腕を取りサッと自分の内側に移動させる兄。
「ちゃんとお兄ちゃんやね」と内心思いながらシャッターを切る、私(石川)も兄を持つ弟で、「兄」がどのようなものか思い出した気がした一枚でした。

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4001プロジェクト

田岡三代

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今回は、青木幹勇記念館にお勤めの田岡三代さん。

生まれも育ちも土佐町、生粋の土佐町っこ(?)である三代さんは、平日の午後には青木幹勇記念館にいます。

とさちょうものがたりが下田昌克さんのアート展を開催したときなどはかなりお世話になりました。いつでもニコニコと温かいコーヒーを淹れてくれる、そのニコニコにもコーヒーにもだいぶ助けられています。

三代さんと同世代のお仲間でリレーエッセイの連載も始まりました。
ほのぼのと
こちらも、ここで育った人にしか書けないようなことばかり。ぜひ覗いてみてください。

*青木幹勇は、土佐町出身の教育家・作家・俳人です。

 

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4001プロジェクト

谷泰久・あゆみ・春尚・こなつ (田井)

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今回は田井の谷さんファミリー。お父さんのやっちゃんは休みの日にはよくこの場所(おこぜハウスの前)にいる。

ラジカセで音楽をかけながら、スケボーの練習をしている。いつも楽しそう。

この撮影の日は、家族みんなで来てもらうようお願いした。家族みんなが楽しそう。

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4001プロジェクト

筒井順一郎

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順一郎さんは、芥川という山深い地域に住んでいる。田んぼと、合鴨と、アメゴの養殖と、櫁(シキビ)の栽培と、杉の植林と、木材の加工をやっている。
僕が知らないだけでもっといろいろなことをしているはず。

つまり山の人。

たいていのものは自分で作り、自分で育て、自分で生きる。

山の人は山の掌の上で生きる術を知っている。

 

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みなさまいかがお過ごしでしょうか?

長い夏もようやく終わり、肌寒い季節となってきました。

2016年の「秋篇」から始まった土佐町の動画「キネマ土佐町」の最終篇、「」がこの度完成しました。

つきましては上映会を、1月30日(火)午後6:30より、土佐町中村集会所で開催いたします。

みなさまお誘い合わせの上、ぜひご参加くださいませ。

 

参加費:無料 (どなたでも参加できます。小さいお子様連れ歓迎です)

場所:中村集会所 〒781-3401 高知県土佐郡土佐町土居353

お問い合わせ:0887-82-0480 (担当:和田) info@tosacho.com

 

上映後は飲み会やります!(参加費実費)

 

キネマ土佐町「秋」「冬」「春」はこちらからご覧ください。

キネマ土佐町 秋

キネマ土佐町 冬

[動画] キネマ土佐町・春

 

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4001プロジェクト

竹政晃汰・実咲・祐汰

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今回は、土佐町の南川(みながわ)という山の地区に住む竹政さんちの3兄妹(晃汰くん・実咲ちゃん・祐汰くん)です。

南川より少し山の奥にある地区が黒丸。毎朝6時50分(ころ)に黒丸を出発するバスは、その下の南川でこの3人を乗せ、50分ほどかけて町の学校へと運びます。

無理を言って早朝のバスが来る前に撮影させてもらったのがこの一枚。
この写真の2分後、バス到着。7時10分のこと。

 
 

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シルクスクリーンって知ってますか?

ひと言で言うと、一種の版画の技法です。

木材やアルミの枠にメッシュ(シルク)を貼り、感光乳剤(紫外線に当たると固まる薬剤・写真のフィルムにも使用される)を塗ったうえで感光させることで版を作ります。

往年のガリ版のようなもの、と言えばわかりやすいでしょうか。

もともと商業印刷の技法として使われていましたが、1930年代あたりから芸術作品に取り入れられ、60年代には時代を象徴する多くの作品がシルクスクリーンで作られました。

シルクスクリーンを好んで使っていた芸術家として、アンディー・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ロイ・リキテンスタインや横尾忠則が挙げられます。

どこかで目にしたことのあるアンディー・ウォーホルのマリリン・モンローもシルクスクリーンで作られています

実際に作業を行うウォーホル

 

横尾忠則 「腰巻お仙」劇団状況劇場 1966年 シルクスクリーン

 

ふう。前置きが長くなりました。ここからが土佐町の話。

始まりは夏の前に「とさちょうものがたりポロシャツ」を作ったことでした。

とさちょうものがたりポロシャツ

 

このときは県外のオリジナルTシャツ屋さんで作ってもらったのですが、届いたポロシャツを手にしてふと疑問が湧き起こりました。

これ自分たちの手で作れないやろうか?

多くの場合、こういったポロシャツやTシャツはシルクスクリーンで作られています。多くのTシャツ屋さんは切磋琢磨して高い質を維持しているのですが、いちど依頼した際に作成した版は、たいてい1年間新たな発注をしないと廃棄されてしまう。これでは自由度が低い。

土佐町では各地域や役場周りでお揃いのTシャツを作ることは珍しい話ではないのですが、たいてい県外のお店に発注しています。すなわち、お金が町外県外へ逃げてしまう。

これを町でやれるようになれば、とても小さな規模とはいえ、

町内でお金が循環する

Tシャツやポロシャツだけでなく、布類や木材など(平面ならほぼなんでも)に印刷できるようになるので、

ものづくりの自由度が飛躍的に高まる

なにより楽しい!

 

これまで特に説明をしてきたわけではないのですが、「とさちょうものがたり」は“生活に必要なものを自分たちの手で作る” “衣食住を可能な範囲で自分たちの手に取り戻す”というテーマを通奏低音のように持っています。“大企業的価値観や経済至上主義から2、3歩離れてみる”と言い換えてもいいかもしれません。

それを日々実践している人が多いこと、実践しやすい環境があること、それが土佐町の魅力の大きな要素であると考えています(実践している人たちは昔から当たり前のようにやっていることなので気づきにくいかもしれませんが)。

ですからその通奏低音を土台に “土佐町の魅力を発信する” という中高音が自然と鳴り響く(ようにしたいと思っています)。

 

というわけで「とさちょうものづくりシルクスクリーン」始めました。「冷やし中華始めました」みたいですね。2017年、夏の終わりのことです。



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お知らせ

新年のご挨拶

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あけましておめでとうございます。

とさちょうものがたりから新年のご挨拶をお届けします。

当ウェブサイト「とさちょうものがたり」は2017年6月にスタートしました。

ちょうど6ヶ月が経ったことになります。

旧年中には土佐町内外から多くの読者のみなさまに訪れていただき、また暖かな励ましや手助けもたくさんいただきました。改めて熱く温冷…じゃなかった、厚く御礼申し上げます。

先にも書いたように、とさちょうものがたりは生後わずか6ヶ月のメディアです。

まだよちよち歩きの赤ん坊のような状態ですが、とさちょうものがたりが伝えていきたいこと(=私たちが感じる土佐町という場所の魅力)は日を追うごとにはっきりとした輪郭を伴ってきている感覚があります。

 

 

 

上の写真は土佐町のとある農家さんのお庭で撮影したものです。

そこに流れるのは天然の山水。ですので24時間流しっぱなしです。

溜まりにはいつでもきれいな水があふれ、畑で採れた季節の野菜がプカプカと浮いています。私たちが訪れるときには「お昼はこれ食べよう」と溜まりから野菜を持ってきて台所で料理をして、美味しい昼食をご馳走になったりします。

とさちょうものがたりを通して、私たちが伝えたいことの一端がここにあります。

長い年月を経て先人が作り上げ、磨き、現在に至るまでこの地の人々が守ってきた美しさ。慎ましさを忘れない人間の暮らしが、自然の掌の中に優しく包まれているような感覚。

ここには言葉や写真ではなかなか伝わりにくい美しさがあります。

ふわふわもやもやとして、なかなか捉えどころがなく、「美しい」としか言いようがないもの。

とさちょうものがたりはこの伝えにくい「美しさ」を、できるだけそのままの形でみなさまのところへお届けしたいと思い日々発信しているメディアです。

時には上手に伝わったり、逆に伝わらなかったり、いろいろなことが今年も起こる予感はもうすでにありますが、昨年に引き続き、みなさま楽しくお付き合いいただければ幸いに思います。

2018年元旦

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