はちきん
【名詞】元気で快活、負けん気が強い女性(高知の元気な女性のことをいう)
例文:あては、はちきんやき!
意味:私は、元気で快活、負けん気が強い女性です!
著者名
記事タイトル
掲載開始日
土佐弁「たまるか」。
現在放送中の朝ドラ「あんぱん」でも、たびたび登場する土佐弁です。
たまるか!デザインは3種類です。
上から インディゴ,サンドカーキ,ブラック。サイズはS~Lサイズ。
↑どんぐりの石川寿光さんと川井希保さんが印刷
↑ワークセンターファーストの大尾剛さんが印刷。
胸と背中のデザインを一枚ずつ丁寧に、順番に仕上げていきます。
制作したものが誰に届いているか、誰が喜んでいるのか。作っておしまいではなく、作った先が見えることは、大きなやりがいや喜びにつながります。
土佐町の方からも「たまるか!Tシャツ、欲しいんやけど」というお問合せもありました。
「たまるか!」
土佐弁の深い味わいが、多くの方に届きますように。まるごと高知15周年、誠におめでとうございます。
15年という月日を積み重ねることには並々ならぬご苦労や涙、そしてかけがえのない喜びや笑顔があったことと思います。
第3回 さめうらの郷 湖畔トレイルレースは、2025年11月9日(日)に開催されます!
参加の申し込みはすでにスタートしております。大会の詳細は以下のページから確認してください。
「四国の水がめ」とも呼ばれる早明浦(さめうら)ダム湖を眼下に望む、雄大な自然の中を走るトレイルレース。
会場は四国の真ん中、「四国のおへそ」と呼ばれる自然豊かなエリア。
初めての方でも安心して参加できるショートコースです。
地域の人々によるあたたかな応援と、地元ならではのおもてなしがランナーを包み込みます。四国の森と水の恵みを肌で感じながら、大自然の中を心地よく駆け抜けるこの大会で、走る楽しさと地域の魅力をまるごと味わってみませんか? ー大会Webサイトより引用
コヨーテ色のTシャツの前面にホワイトとブラック2色のデザインで印刷しています。
このTシャツは例年通り、「とさちょうものがたり」が取り組んでいるシルクスクリーン印刷による手作業で制作されます。
印刷作業を担当するのは、土佐町近隣の就労継続支援B型事業所(土佐町どんぐり・大豊町ファースト)の利用者の方々。売上の一部は施設の作業代として支払われます。
Tシャツのご購入が、そのまま障害のある方々のお仕事になる仕組みになっています。
シルクスクリーン印刷・作業中の図
単位:cm
SIZE | S | M | L | XL | XXL | XXXL | XXXXL | 5XL | 6XL |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サイズ No. | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 18 | 19 |
身丈 | 65 | 68 | 71 | 74 | 77 | 80 | 83 | 85 | 87 |
身幅 | 48 | 51 | 54 | 57 | 60 | 64 | 68 | 73 | 77 |
肩幅 | 45 | 47 | 49 | 51 | 54 | 57 | 60 | 63 | 67 |
袖丈 | 20 | 21 | 22 | 23 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
脇仕様 | 横割り仕様 |
感覚的には少し大きめサイズです。
● 素材:吸水速乾のドライ素材
● カラー:Tシャツ:コヨーテ 印刷色:ホワイト/ブラック
●価格:¥3,300-(税込)
●お申し込みは大会参加のお申し込みと同時にお願いいたします。
●Tシャツの受け渡しは大会当日・受付にてお願いいたします。
昨年の大会もたくさんの方々に参加いただいたこのトレイルレース。秋のさめうら湖畔を走るのはとてつもなく気持ちいい!
そしてこの大会以外では販売していない記念Tシャツをぜひ手に入れてください!
今年もたくさんのランナーさんの参加・ご購入をお待ちしております!
2025年バージョンの土佐町オリジナルポロシャツ、今年のテーマは「水」!この暑い季節にぴったりです。
ご注文いただいたポロシャツを本日も制作しています。
印刷は土佐町の就労継続支援B型事業所どんぐりの石川寿光さんと川井希保さんが担ってくださっています。一枚ずつ、丁寧に手で印刷しています。まずは、「ターコイズ」のインクで印刷。
こんな感じになります。
町を歩いていたら、着てくださっている方の姿をあちこちで見かけるようになりました。ありがたいことだなあ、と常々思います。
お二人も土佐町や近隣の住民であるので、街中で着ている人の姿を見かけることがあるでしょう。そのたび「あのポロシャツ、自分が印刷したんだ」という思いを持ちます。そこにあるのは、内から湧いてくるような喜びです。
次は「ライトブルー」で印刷。土佐町の美しい水を2色で表現します。
2色が重なると、こんな感じに。
各色の水が跳ねるように、弾けるように。機械印刷では出せない味わいになっていると思います。
土佐町や他の市町村の方からご注文いただいた土佐町のポロシャツを、土佐町のどんぐりさんが印刷する。小さな経済が地域で回る仕組みを継続させていきたいと思っています。
ポロシャツやTシャツを制作している意味は、そこにあります。
2025年7月3日、土佐町中学校1年生の「総合的な学習の時間」で、とさちょうものがたり編集長の石川が講師としてお話をさせていただきました。
総合的な学習の時間の「地域貢献 職場体験と土佐町の未来」というテーマの中のひとつで「土佐町で企業した人の話を聞く」という内容です。
石川が東京で働いていた時の仕事の内容や、今「合同会社風」として日々取り組んでいることなどを話しました。
まず、東京での仕事を紹介。「小栗旬や神木龍之介、芸能人も撮影したりしていました」と話すと、「あ!(朝ドラの)らんまんの人や!」と声が上がりました。
ある子から質問が。
「他にも色々場所があると思うけど、なぜ土佐町で仕事をしようと思ったんですか?」
「日本一周しながら撮影する仕事をしていたことがあって。その中でいいなと思ったのが、鹿児島と高知でした。人とか土地の雰囲気が好きだなあと思ったんです。そんな時、不思議と高知に一緒に行こうよと声をかけてくれる人がいて。それで土佐町に来ることになりました。ご縁、としか言いようがないです」
今の中学校一年生は、石川が続けている「土佐町ポストカードプロジェクト」に登場している子が多い学年です。土佐町の風景の中に登場するモデルとして、何人もの子に撮影協力してもらってきました。撮影当時保育園や小学生だった子が、あっという間に中学生に!「お!春尚君か!でかくなったなあ!」と久しぶりの再会の機会でもありました。
障害のある方たちとのものづくりの話も。鹿の角ガチャを知ってくれている子から「何で鹿の角のお守りを作ろうと思ったんですか?」という質問がありました。
「山の猟師さんから鹿の角をたくさんもらったことがあって。みんなが喜ぶようなかたちが作れたらと考えたのが、鹿の角ガチャ。切った角に紐を結んだり、お守り紙をカプセルに入れる作業を大豊町のファーストさんにお仕事としてお願いしています。東京の銀座のまるごと高知で販売していて、驚くほど売れています!人が喜んでくれるものを作ったり、サービスを生み出すこと。人が喜ぶことをすることが大事」と伝えました。
撮影した県の観光ポスターも紹介しました。2020年より撮影させていただいたものの中から、土佐町の石原地区の皆さんがモデルになってくださったものと、土佐町の生産者さんの顔のアップのポスターを持参しました。ポスターは高知県内だけではなく、東京や大阪、全国各地に貼られています。生産者さんのポスターには、あか牛の生産者さんであるおじいちゃんとお母さんが写っている子も。「あ!◯◯のお母さんや!」という声に笑顔になっていました。
ポスターに登場している人がそばにいたり、知っている人だったり。人と人の距離が近いということは、こういうこともいうのでしょう。
休み時間。紹介した「とさちょうものがたりZINE」を見る子どもたち。知っている人や見たことがある風景がたくさん掲載されていたと思います。
「毎日見ているような風景でも、1日たりとも同じ日はない。光の感じとか、同じ景色は二度とない」
中学校1年生たちにも、かけがえのない毎日を楽しんで、自分らしく過ごしてほしいなと思っています。
土佐町石原地区に拠点がある「いしはらキッチン」の中町小以登さんも登壇しました。以前、小学校でお仕事をしていたことがある小以登さん。子どもたちの成長に胸がいっぱいになっていたようでした。
現在小以登さんは、株式会社いしはらキッチンの代表取締役として、高知県や土佐町の原材料を使って「山の辣油」を作っています。いしはらキッチンは、集落活動センターいしはらの里の取組みの中から生まれた組織。地元の方たちの繋がりやご縁のなかで、2020年に誕生しました。「山の辣油」は、高知県の「うまいもの大賞」高知家賞など、数々の賞を受賞。小以登さんは全国各地で行われる販売会などに飛び回っていらっしゃいます。
材料の一つであるイタドリも育て始めているとのこと。「辣油を一緒に作っている石原のお母さんたちやsanchikara土佐れいほくの人たち、たくさんの人にお世話になっていて…人とのご縁が何より大切だなと思っています」と小以登さんは話されていました。
授業の最後、あるお子さんが「風さんもいしはらキッチンさんも、人との縁が大切だと言っていました。僕も人との縁を大切にしていきたいなと思いました」と話してくれました。とてもうれしい言葉でした。
生きてきた過程は違っても、今同じ町で仕事をしている人たちの話を子どもたちはどう受け止めたでしょう?
子どもたちは未来そのもの、希望です。今回お話をさせていただく機会をいただいて、とても良いエネルギーを子どもたちからいただきました。お声がけくださった土佐町教育委員会の森さん、ありがとうございました!
子どもたちが自分の暮らしている町を見つめる時、昨日とはまた違った視点を少しでも持ってもらえたらうれしいです。
「山岳紀行」とは名ばかりになっているこの連載。今回も散歩道の紹介です。
散歩道といっても、川の散歩。7月のある日曜日、あまりにも暑いので、近くにある地蔵寺川で涼むべく行ってきました。
今回の場所はこちら。
国道439号沿い、森地区ヘリポートが目印です。
奥がヘリポート。ヘリポートの横を降りれるように道があります。
降りていくと先に川が見えます
この場所は川まで降りやすいのが特徴です
先客の家族が川遊びをしていました
川の水はこんな感じ。土佐町の年配の方々は、「昔の方が水がきれいやった」と口を揃えて言いますが、それでもこの透明度はすごいと個人的には思います。
この季節、水温も「ちょっと冷たい」くらいで本当に気持ちいい。
水の中はこんな感じ。
石の上に載っているのはうちの犬です。まだ水を怖がるので、川に連れてきて水に浸けても、一目散に岩場に避難します。
夏の川水の気持ちよさをいつか理解できる日が来るのでしょうか。
土佐町はこういった場所があちこちに存在するので、暑い日に体がオーバーヒートしていると感じたら、いったん仕事を脇に置いて川に飛び込んでくる、なんてこともふつうにできます。
私は千葉県育ちですが、時代のせいもあり川で泳ぐなんてことが考えられないくらい、近所の川は汚染されていました。
夏になる→暑くなる→川で泳ぐ→涼しい という自然なことが自然にできるという環境が、ことさら豊かに感じます。