「神社に秘められた日本史の謎」 古川順弘 宝島社
「金刀比羅宮が神社本庁を離脱」
しかも理由が神社本庁に不信感を抱いたのが原因だというニュースを新聞で読み、信仰って何?神社って何?と思っていた時にこの本が目に留まり、買ってみました。
一回サーッと読んだだけなので、深く理解した確信はありませんが、仏教とも関わりを持ちつつ、秩序を作り上げる為に利用されてきた歴史が綴られています。
そして昭和戦後、国立的だった神社組織の解体、自らが利益追求をしなくてはならない民間企業のような立場に突然追い込まれた歴史。そのような経緯で組織されたのが神社本庁。全国の神社(一部の有力神社は属さず)を包括する宗教法人・神社の頂点です。
聖書を基準とする信仰との歴史の違い・遺伝子レベルに組み込まれた信仰との差を実感しました。