「おひとりさまのケチじょうず」 小笠原洋子 ビジネス社
時間に追われない、時間を追う生き方を実践。物を持たないゼイタクを着々と実行する72歳の作者の言葉には奥深さがあります。
ただのケチ自慢ではなく、目的意識を明確に掲げ、日々をきめ細やかに・しなやかに・たおやかに暮らす極意がサラッと述べられています。
精神的後押しがないと物を捨てられない貧乏性の私。Uターンを機に心を痛めながらもかなりの量の品々とサヨナラして4年、生活スタイルが一変したこともあり、気が付けばまたまた雑然とした暮らしぶり…。
改めて周囲を見直す勇気を与えてくれた一冊です。