
バックミュージックは、表彰式でよく流れる曲「見よ、勇者は帰る」。
2025年12月10日、高知県アンテナショップまるごと高知の佐々木誠さんと高知県地産外商公社の野戸昌希さんが、とさちょうものがたり編集部(合同会社風)に来てくださいました。
まるごと高知さんは、今年の夏から秋にかけて、まるごと高知15周年記念「たまるか!Tシャツ」の制作を依頼してくださいました。
印刷は土佐町の就労継続支援B型事業所どんぐりや大豊町のワークセンターファースト、香美市のワークセンター第二白ゆりの利用者さんが担い、完成したTシャツはまるごと高知さんの店頭やネットショップで販売。大好評で高知新聞にも取り上げられ、次々寄せられるご注文に追いつくため必死になるほど、たくさんのご注文をいただきました。その売上が利用者さんのお給料や工賃になることもあり、本当にありがたいことでした。
「Tシャツの売上の一部を障害者支援施設に寄付する」というお考えで販売してくださり、今回はその寄付金を届けに来てくださったというわけです。

左より:佐々木誠さん,石川寿光さん,筒井孝善さん
代表して、どんぐりの石川寿光さんと職員の筒井孝善さんに受け取っていただきました。
封筒には「感謝」と書かれていました。
このためにわざわざ遠く土佐町まで来てくださり、佐々木さんと野戸さんのお気持ちが心に染みました。
ぜひ、シルクスクリーン体験を!

「よかったら、シルクスクリーン体験してみませんか?」
佐々木さんと野戸さんに、土佐町のあか牛のデザインを印刷していただきました。寿光さんが丁寧に教えてくれました。

野戸さんも挑戦中!「こうやって一枚ずつ、“たまるか!Tシャツ”も印刷してくれていたんですね!」と話してくださいました。

お二人とも喜んでくださって、こちらも本当にうれしかったです。
高知新聞に「たまるか!Tシャツ」について掲載された時、「あのTシャツを注文したいんじゃけんど、どうしたらいい?」と土佐町の方から編集部に相談がありました。
そのことを野戸さんにお伝えしたところ、「たまるかTシャツが、高知の人たちや土佐町の人に届いていることがすごくうれしい」と話されていました。
高知の人たちに喜んでもらいたい。
その思いでずっと、自らのお仕事と向き合ってこられたのだろうなと感じました。
いただいた寄付金は責任を持って、各施設にお渡ししたいと思います。
届いたクリスマスプレゼント

クリスマスの数日前。印刷してくれた利用者さんへ「たまるかTシャツ」をプレゼントしたい、と綺麗にラッピングされたTシャツがまるごと高知さんより届きました。どんぐり、ファースト、ワークセンター第二白ゆりの利用者さんへお届けしたところ、皆さんとても喜んでいました。
「たまるか!Tシャツ」を通し、たくさんの人たちが一緒に仕事に取り組み、喜んでいます。
こういった機会をつくってくださった野戸さんと佐々木さん、本当にありがとうございました。
素晴らしいご縁をいただき、心より感謝しています。



