「こいとさん!業務用の辣油ください!」
私も大好きな美味しい食べる辣油「山の辣油」。皆さんはご存知ですか?

石原を拠点に活動してくれている「株式会社いしはらキッチン」さんについてご紹介します。
〜地域への想いを聞いてきました〜
2020年6月に活動を開始した、いしはらキッチン。
今回、立ち上げのきっかけやこれからの想いについてお話を伺いました。
はじまりは“カツオの辣油”から
きっかけは、高知市内のホテルの朝食バイキングで提供されていた「カツオの辣油」だったそうです。
「とても人気があったけれど、商品化してくれるところを探していたんです」と当時を振り返ります。
いしはらの里では特産の田舎寿司を販売していたご縁があり、ホテルの方から声がかかったことがスタートでした。
その後、石原住民5名と「さんちから」の2名、合計6名で会社を設立。
地域の仲間が集まり、いしはらキッチンが誕生しました。

ホテルのお土産品として製造・販売を始めたものの、当時はコロナ禍。
ホテル利用者は減少し、決して簡単な状況ではなかったそうです。
「だからこそ、高知県産にこだわったオリジナル商品を作りたいと思ったんです。」
その想いから生まれたのが、
『山の辣油 イタドリカツオ』。
2021年に販売を開始し、2022年にはうまいもの大賞を受賞しました。
製造は週に1回。最初は1回60個しか作れなかったそうです。
「それが今では1回1,000個。年間で約4万個になります。」
数字以上に感じられるのは、地域を思いながら続けてきたキッチンさんの努力と、何度も重ねてきたたくさんの試行錯誤だと感じます。
いしはらキッチンの理念は、
“商品を通じて、いしはらの里を知ってもらうこと”
社是は、
「伝え、つなぎ、そして笑う」
石原の人のやさしさ。
自然の美しさ。
料理や食文化、伝統。
それらを次の世代へ伝え、つないでいきたい。
そして、みんなで笑いながら活動できる会社でありたい——
そんな想いが込められています。

高知ではなじみ深い山菜「イタドリ」
「県民みんなが好きなこの味を、全国の方にも知ってほしい」と話します。
イタドリの普及も、大切な目標のひとつです。

これからの未来
「まだ小さな会社ですが、雇用を生み出せる存在になりたい。」
人口が減少している中山間地域だからこそ、
地域の魅力を発信し、移住につなげていきたいと考えているそうです。
現在は、地元の方が育てた“もち麦”を使った新商品も開発中とのこと。
いしはらの里は、これまでキッチンさんに支えられてきました。
だからこそ、これからはいしはらの里も全力で応援していきたい。
地域とともに、お互いに支え合いながら石原を盛り上げていく。そんな未来を思い描いたインタビューでした。



