相川小学校の古いアルバムより。
“昭和15年度卒業生”とあります。
ぱっと見て、まず子どもたちの髪型や服装に目がいき、
「わあ、サザエさんに出てくるワカメちゃんみたいなおかっぱ!」
「男の子たちの学生帽の下は、やっぱり坊主頭なんだろうな」
そして、中央に座っている先生を見て、
「あら、イケメン!」
なんて、軽々しく思ったりしますが。
その年の終わりには、太平洋戦争が始まります。
当時の土佐町で、戦前に漂う空気はどのようなものだったのでしょう。
その後子どもたちがどんな体験をして大人になっていったのか、思わずにはいられません。