南川生まれの西村民子さん。昭和5年生まれの93歳! お元気です。
南川で暮らしていた民子さんご家族、さめうらダム建設時に森地区へ移りました。
田んぼのない南川で暮らしていたご主人は、「森で田んぼがしたい!」と2反の田んぼがついたお家を購入。
その後は森でお米を作る暮らしをしていたそうです。
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土佐町の現在の人口です。(2017年6月末時点・土佐町公式サイトによる)
注:土佐町の総人口が3,997人(2017年4月末時点)から4,001人(6月末時点)に増加したことに伴い、当プロジェクト名も「4,001プロジェクト」に変更になりました。
“4,001プロジェクト”は土佐町に住む人々を、全員もれなく、写真家の石川拓也が撮影する計画。
念のため書いておくと、「全員もれなく」…あくまで目標です。
土佐町の人口の増減によって、タイトルもたまに変わります。 (敬称略・撮れたときに不定期更新)
前田典子さん、昭和10年宇佐生まれ宇佐育ち。ご両親は宇佐で薬局を営んでいたそうです。薬剤師のお父様は戦争に出征し、その後をお母様が引き継ぎ経営していたそうです。
22才で土佐町石原出身のご主人と高知市で結婚され、長らく市内で製材所を営んでいらっしゃったということです。
その後ご主人の故郷である石原へ移り、以来30年石原にお住まいです。
この年代の方々とお話ししていると、当たり前ですが人生に深く影響している戦争の影を感じます。
大変な時代だった、と笑顔でお話しされる方々が多いのですが、ある日突然「出征しなさい」と自身に、または愛する家族や友人に、命令が届く。
そんな当時の過酷な現実は今ではお話を聞いて想像する以外ないのですが、お話を聞けば聞くほど、少しずつ現実的に捉えられるようになると思います。