とさちょうものがたり

メディアとお手紙

高知新聞に掲載されました!

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高知新聞に掲載されました!

2023年11月30日の高知新聞に掲載されました!

2024年のカレンダー「CALENDAR Calendar 2024」が完成したので、制作に参加してくれた大豊町の就労継続支援B型ワークセンター「ファースト」の皆さんにお届けしました。その様子を、高知新聞嶺北支局長の谷沢丈流さんが取材してくださいました。

ファーストのメンバーさん一人一人に手渡すと「前のよりも見やすくていいですね!」「草花の色がきれい」など話しながら、「自分が作ったのはこれや!」「あった、あった!」と笑顔になっていました。

カレンダーの制作は今回で4回目、初めてのフルカラー印刷で表紙もカラフルでパッと目を引くデザインになっています。皆さんの反応は、フルカラーにしてよかった!と思わせてくれるものでした。

 

カラフルにカレンダー制作

県内障害者90人 高知市などで販売

【嶺北】

県内8カ所の障害者支援施設の利用者がユニークな発想で数字や文字を描いた2024年のカレンダーが高知市内の書店などで販売されている。

制作に携わった人たちは「見て楽しめるカラフルなカレンダー。来年は平穏な1年になってほしいとの願いも込めた」とPRしている。

土佐町の魅力を発信するウェブサイト「とさちょうものがたり」編集部が制作を企画。4年目の今回は、本山町や大豊町など嶺北地域のほか、四万十市や梼原町の施設利用者も参加し、「見た人にハッピーな気分になってもらおう」と初めてフルカラーで印刷した。

各施設の利用者計約90人は8月上旬から制作をスタート。花びらや小石、短くなった色鉛筆などを素材に数字をデザインし、15日をイチゴ、29日は漢字の「肉」で表現するなど、アイデア豊かに仕上げた。

大豊町の障害者就労支援事業所「ファースト」に通う小笠原照幸さん(60)は「ユリやキキョウなどきれいな花をたくさん使い、明るく華やいだ気持ちになれるようデザインした」と話していた。

税抜1,600円で千部限定。高知市の金高堂書店本店や蔦屋書店、土佐町のスーパー「末広」などのほか、同編集部のオンラインショップでも販売している。

問い合わせは同編集部(0887-72-9260)へ。

(谷沢丈流)

 

制作してくれた各施設へ行き、お届けしました。皆さんが「待ってたよ!」という感じで迎えてくださるので、そのことが本当にありがたいなと思います。喜んでくれる人がいる、そう思えることは何よりもの喜びです。

 

ネットショップでも遠方の方からのご注文もいただいています。毎年購入してくれている方や初めて購入してくれた方、皆さまに感謝です。

カレンダーを手にしてくださった人が、笑顔になりますように。

ただいま絶賛発売中です!

 

販売開始!「CALENDAR Calendar 2024」

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判型:A4 28ページ 定価1,760円 (税込)

A4を縦に広げる仕様です

 

 

 

CALENDAR Calendar 2024、販売開始です!!

2024年のカレンダー、「CALENDAR Calendar 2024」ができました!11月29日より販売開始です!

今回で4年目の取り組みとなる2024年のカレンダー。
今回は高知県内8つの障がい者支援施設と支援学校の利用者さん、児童が描いた数字と文字で作ったカレンダーです。

参加施設は

・やまびこ倶楽部(土佐町)
・りんどう(本山町)
・ファースト(大豊町)
・白ゆり(香美市)
・高知県立山田特別支援学校(香美市)
・サポートぴあ(高知市)
・竹ぼうきの会(梼原町)
・四万十工房,ごり工房(四万十市)です。

の皆さんです。

 

自由に数字と曜日を作ろう!

各施設の利用者さん・児童が自由な発想で手を動かして数字と文字を作りました!
その数字を使用してカレンダーの全ページができあがっています。

全部の数字、曜日がオリジナル。全部違います!中にはユーモアたっぷり、思わずクスッと笑ってしまうものも。

材料には高知県の地元で採れた野の草花も使っています。自由でカラフルな数字と、高知の野の草花の自然な色彩を楽しんでください!

 

初めてのフルカラー印刷!

施設の皆さんが作る原稿は色鮮やかで華やか。その原稿の華やかさをそのまま活かしたいと考え、今回は初のフルカラー印刷に挑戦しています。

一年中楽しめるような、カラフルでハッピーなカレンダーになりました!

 

クラウドファンディングに挑戦しました!

今回はこのカレンダーを広く周知したい・広くご購入をお願いしたいという目的で、クラウドファンディングに挑戦しました。多くの方からご支援とご協力をいただき、目標金額を大きく上回って達成することができました。ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

ご支援いただいた企業様や施設様、個人の方のロゴやお名前は、カレンダーのページに掲載させていただいています。(カレンダーにお名前を掲載しないという方もいらっしゃったので、全ての方ではありません。)ご支援をいただいたことを心から感謝しています。

この経験を通し、多くの方に支えられていることをあらためて実感したことでした。

このカレンダーが多くの方に愛されるものとなるよう、そして、手にした人に1日ごとに違う日々を楽しんでいただけたら、とても嬉しく思います。

ファースト(大豊町)

サポートぴあ(高知市)

りんどう(本山町)

白ゆり(香美市)

高知県立山田特別支援学校(香美市)

竹ぼうきの会(梼原町)

やまびこ倶楽部(土佐町)

四万十工房,ごり工房(四万十市)

 

 売上は施設に分配されます

定価は ¥1,600-(税別)。そのうち 1 部毎に ¥200 が 8 施設に 1/8 ずつ分配されます。
またさらに 1 部毎に ¥160- が販売した施設に支払われます。
最終的に出た利益は来年度のカレンダー制作費に使用されます。

*原稿料として各施設に¥10,000-が既にお支払いされています。

 

 

「カレンダーを買ってください」ではなく‥

この記事の趣旨は、「カレンダーを買ってください」ということでは、実はありません。

カレンダーの製作販売はあくまで表向きのもの。本当の目的は「彼らをサポートする仕組みにお金を出してください」ということです。

各障がい者支援施設のメンバーさんの力を発揮して作ったモノを買ってもらい、それが直接的にメンバーの方たちや各施設の収入に繋がる。カレンダーの製作販売はその一例にすぎません。

 

 

 

ご注文はこちらへ!

カレンダーはこちらの各施設で販売しています。(販売先はこれから増える予定です)

 

参加施設での販売

りんどう(障害者支援施設 しゃくなげ荘) 高知県本山町北山甲303−1    電話 0887-76-2811

就労継続支援B型ワークセンター ファースト 高知県長岡郡大豊町高須231    電話0887-72-1570

障害者支援施設 白ゆり 〒782-0016 高知県香美市土佐山田町山田1192−1     電話 0887-52-4131(担当 西尾)

社会福祉法人  土佐あけぼの会 サポートぴあ  〒781-8010 高知県高知市桟橋通3丁目10-14 電話 088-837-8277

NPO法人梼原竹ぼうきの会 〒785-0610 高知県高岡郡梼原町梼原1437 電話0889-65-0320

社会福祉法人一条協会(四万十工房,ごり工房) 〒787-1107 高知県四万十市岩田230−21 電話0880-34-2711

各施設の近隣にお住まいの方は、ぜひ施設にてご購入ください! 施設の収益の一部になります!

高知県内のお店

高知県内で販売していただいているお店はこちら。

金高堂書店  本店  〒780-0841 高知県高知市帯屋町2-2    電話  088-822-0161

高知蔦屋書店       〒781-0084 高知県高知市南御座6−10 電話  088-882-5544

末広ショッピングセンター 〒781-3521 高知県土佐郡土佐町田井1353−2 電話 0887-82-0128

お菓子工房 Dolce&Merenda  〒781-3521 高知県土佐郡土佐町田井1372-3    電話 0887-72-9098

とさのさとAGRI COLLETTO 〒781-0083 高知県高知市北御座10−10 電話 088-803-5015

hair design village mountain. ヴィレッジ マウンテン. 〒780-0033 高知県高知市西秦泉寺72−3 ハイツМⅡ 1F     電話 088-855-6262

県外のお店

451ブックス  〒706-0222 岡山県玉野市八浜町見石1607−5 電話 0863-51-2920

奈良蔦谷書店  〒630-8013 奈良県奈良市三条大路1丁目691−1 電話 0742-35-0600

恵文社一条寺店  〒606-8184 京都府京都市左京区一乗寺払殿町10 電話 075-711-5919

本のお店スタントン 〒546-0043 大阪府大阪市東住吉区駒川5丁目14−13 電話 06-6694-5268

クレヨンハウス大阪 〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3丁目34−24 電話 06-6330-8071

栞日        〒390-0815 長野県松本市深志3丁目7−8  電話 0263-50-5967

 

もちろん、とさちょうものがたり編集部でも。

とさちょうものがたり編集部(来訪される際にはご一報ください)〒781-3492 高知県土佐郡土佐町土居177   電話  0887-72-9260

 

遠方の方はネットショップで!(送料無料です)

とさちょうものがたりネットショップ

 

 

ありがたいことに、毎年楽しみに購入してくださる人も増えてきました。お世話になっている方たちへ、お歳暮やクリスマスプレゼントなどにいかがでしょうか。

 

一年中楽しめるような、カラフルでハッピーなカレンダー。カレンダーをめくり、一日ごとに違う日々を楽しんでいただけたら嬉しく思います。

 

 

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2024年カレンダー、作っています!

高知県の障がい者支援施設等のみなさんと一緒に作るカレンダー、今回で4年目になりました。

土佐町や嶺北地域の方たちはもちろん、高知県内外のたくさんの方に購入していただいており、「あのカレンダーがほしい!」と楽しみにしてくれているお客さまも現れています。本当にありがたいことです。

 

四万十工房・ごり工房(四万十市)の皆さんと作る

 

四万十工房とごり工房は、社会福祉法人一条協会が運営する四万十市にある事業所です。

 

四万十工房

四万十工房は、障害のある方が地域で自立した生活が出来るように、働く場の確保や工賃アップに重点的に取り組んでいます。四万十産・県内産のヒノキ・スギのフローリングや丸太イス、薪を制作・販売しているとのこと。伺った当日は、ホームセンターから注文があったという薪の梱包をしていました。

ごり工房

生活介護事業所であるごり工房。障害のある人が自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、日常生活介護と、創作的活動または生産活動の機会を提供しています。

絵を描いたり、工作をしたりといった制作活動を多く行なっているとのこと。今回のカレンダー制作のために、メンバーさんで海へ行ってシーグラスや貝がら、海の石を集めてきたそう。

そのおかげで、四万十市の土地柄が伝わるような数字や曜日ができました。ありがとうございます!

 

みなさま、このカッコイイ「15」をご覧ください!

数字を構成しているのは、なんとなんと小さな色鉛筆。絵を描くことが好きな方が、新品の色鉛筆を1週間でこのサイズになるまで使い切るそうです。なんと!

その小さな色鉛筆をいつか制作活動に生かせたらと集めていたそう。ついにその時がやってきたというわけです。

何度でも言いたいです、なんてカッコイイ「15」!

 

ヒガンバナの長い雄しべと雌しべを使った数字も。細かい、繊細な作業です。

普段から手芸をするのが好きという方が作った「28」と「木」。小さな花と葉、実をピンセットを使いながら、丁寧に制作していました。色もデザインもなんと美しい!

 

ヒノキの四角い木片を使った数字。林業が盛んな四万十らしくて、とてもいいですね!こういった材料を普段から集め、さまざまなものを制作しているごり工房さんです。

 

色々な植物が組み合わされた「月」曜日。赤い「月」は柿の葉。「M」はイヌタデ、「N」の左半分はミズヒキ。本当に丁寧にコツコツ制作していました。

ずらりと並んだ数字と曜日。素材も色々、カラフル!見ているだけでとても楽しくなってきます。

普段から制作活動をされているだけあって、皆さんが「制作慣れ」していることがとても印象的でした。

楽しそうに、ぐいぐい制作してくれている姿を見て、一緒に制作してもらってありがたいことだなと思いました。

四万十工房・ごり工房の皆さん、ありがとうございました!

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2024年カレンダー、作っています!

高知県の障がい者支援施設のみなさんと一緒に作るカレンダー、今回で4年目になりました。

土佐町や嶺北地域の方たちはもちろん、高知県内外のたくさんの方に購入していただいており、「あのカレンダーがほしい!」と楽しみにしてくれているお客さまも現れています。本当にありがたいことです。

 

竹ぼうきの会(梼原町)の皆さんと作る

竹ぼうきの会は、高知県梼原町にある就労継続支援B型事業所です。NPO法人梼原竹ぼうきの会が運営しています。

今年初めて制作に参加してくれることになりました。昨年梼原町に行った際、竹ぼうきの会の方にお会いしたことがご縁となり、このカレンダー作りにつながりました。

竹ぼうきの会では、障がいのある人が地域で安心して暮らせるように、日中活動の場と働く場を提供しています。カゴの制作販売や町立図書館のカフェの運営を行なっています。メンバーの方が作っているチーズケーキがとても美味しい!おすすめです!

 

 

早速、制作スタート!竹ぼうきの会の職員の方が、ドライフラワーや木の実などたくさん用意してくれました。メンバーの方も押し花を作って持ってきてくれていたり…。楽しみにしていてくれたことがとてもありがたかったです。

 

押し花にした花を使って制作しています。花びらがそれぞれ5枚ずつ、合わせて10枚花びらがあるから、この数字は「10」。花びらを広げてきれいに見えるように、丁寧に貼り付けていました。

 

ユーモアで勝負の方も!ニッコリ笑った誰かさんは、「1」と「3」の間に挟まれているから「2」。

「に〜って笑ってるやろ!」

うんうん、確かに!

 

他にはこういったものも。「7」色の虹。「7」星てんとう。「8」(ハチ)などなど。

思わずクスッと笑ってしまう、なるほど〜と思わせる数字がたくさん!

 

あっというまに時間が過ぎ、たくさんのカラフルな数字と曜日ができました。

竹ぼうきの会のカレンダーのページが、今から楽しみです!完成したらお届けしますね!

 

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2024年カレンダー、作っています!

高知県の障がい者支援施設のみなさんと一緒に作るカレンダー、今回で4年目になりました。

土佐町や嶺北地域の方たちはもちろん、高知県内外のたくさんの方に購入していただいており、「あのカレンダーがほしい!」と楽しみにしてくれているお客さまも現れています。本当にありがたいことです。

 

やまびこ倶楽部(土佐町)の皆さんと作る

やまびこ倶楽部は土佐町役場と土佐町社会福祉協議会が主催するグループです。土佐町在住の障がいのある方を対象に、社会交流や創作活動などを行うデイケアを開催しています。美術館に出かけたり、遠足に行ったり、メンバーの皆さんと相談しながらさまざまな活動をしているそうです。

やまびこ倶楽部の皆さんは、今回はじめてカレンダーの制作に参加してくれました。

 

さて、何を使って作ろうか。ワイワイと制作が始まりました。

やまびこ倶楽部の方も、道端で摘んだ植物、毛糸やシールなど、いろいろな材料を用意してくれました。とちの実やどんぐりなど、土佐町の山にある材料も。

クレヨン、マジック、色鉛筆、絵の具。好きな材料、好きな色を使って、思い思いに数字や曜日を描いていきます。

 

何だかかわいい色と形の組み合わせ。この「29」と「28」もカレンダーに登場しています。

 

とても達筆な方がいて、筆ペンで旧字体の数字を描いた人も。

「肆」「陸」。

何の数字を表しているか分かりますか?

この二つの数字はカレンダーに登場しています。カレンダーを見て、答え合わせをしてみてくださいね!

 

とても丁寧に、熱心に制作してくれたお二人です。

色違いの小さな毛糸玉をのりで一個ずつ貼り、数字を作っていきます。玉がコロコロ転がってしまって、それを貼り付けるのはとても根気のいる作業。カラフルで素敵な数字が出来上がりました。

 

制作時間は約1時間半。制作が終わったあと、「楽しかった〜」「カレンダーできたら持ってきてね」と笑顔で話してくれました。

やまびこ倶楽部の皆さん、ありがとうございました!

カレンダーの完成を楽しみにしていてくださいね。

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4001プロジェクト

川田匡子・谷美千子・森岡貴司子・山本江美子・高橋あつ子・川村りえ・明坂成子・川田啓 (森)

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森の郷土学習センター(旧森小学校)で、現在開催中のパッチワーク展。その準備中の皆さんを撮影させてもらいました。

郷土学習センターではパッチワーク教室を開催していて、皆さんでワイワイ楽しそうにパッチワーク作りをされていた光景を度々目にしていました。

その教室の、これは成果展というべき展覧会。11月18日から27日までです。

 

 

 

 

 

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2024年カレンダー、作っています!

高知県の障がい者支援施設のみなさんと一緒に作るカレンダー、今回で4年目になりました。

土佐町や嶺北地域の方たちはもちろん、高知県内外のたくさんの方に購入していただいており、「あのカレンダーがほしい!」と楽しみにしてくれているお客さまも現れています。本当にありがたいことです。

 

りんどう(本山町)の皆さんと作る

土佐町の隣町、本山町にある「りんどう」は 就労継続支援B型事業所です。土佐町からりんどうに通い、仕事をしている方もいます。

「りんどう」は、近隣の飲食店やスーパーから定期的に生ゴミを回収し、堆肥化する仕事を行っています。その堆肥を使い、運営する農園でお米や季節の野菜を栽培。さらに、その野菜をたっぷり使った定食を食べることができるカフェも経営しています。

今年の春からは、とさちょうものがたり編集部と一緒に本山町のポロシャツを制作。りんどうの利用者の方がシルクスクリーンの作業にも来てくれています。

 

 

今回でカレンダー制作4年目の参加になるりんどうの皆さん。慣れたもので、ぐいぐいと書き進めていきます。

 

 

ユーモアたっぷり、笑いも大事。思わずクスッと笑ってしまう数字や曜日を描く人も。

 

「描けました!」と文字を掲げて見せてくれました。

 

普段、畑で野菜を作っているりんどうの皆さん。野菜の小さな花を摘んで、用意してくれていました。左に写っているのはナスの花です。

 

この色合い、すごくいいと思いませんか?温かくて、エネルギーに満ちています。描いてくれたこの文字、もしかしたら表紙に登場する…かも?!

 

描いてもらった数字や曜日は、その場で撮影しています。制作で使った花や葉っぱは生物。すぐにしおれてしまうので、生き生きとした色形を残すためです。この作業を各施設ごとに行うので、実はなかなかの時間と労力がかかっています。

りんどうの皆さん、ありがとうございました。カレンダー制作はまだまだ続きます!

 

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下田昌克×土佐町の絵本「ろいろい」原画展

下田昌克×土佐町の絵本「ろいろい」原画展、無事に終了しました!

約5年をかけて完成した絵本「ろいろい」の絵を描いてくれたのは、絵描きの下田昌克さん。土佐町の四季の風景や人の暮らし、歴史や文化を丁寧に描いてくださいました。原画展では、その原画15枚と表紙の絵を展示しました。

2023年10月11日〜18日の会期中、町内の方はもちろんのこと、県内外からも約250名のお客さまが来てくださいました。来てくださった皆さま、本当にありがとうございました!

原画展を紹介する記事は「その1」「その2」に引き続き、今回が最後の記事になります。

 

テレビ高知の取材も入りました。絵本の最終ページ「おきゃく」の場面に登場する川井由紀さんがインタビューを受けていました。

 

さめうらダムの上、大渕地区にお住まいの澤田泰年さん・静子さん。6年前に下田さんが描いてくれた自分達の絵を持ってニッコリ。テレビ高知の取材中の一コマです。

 

三姉妹で来てくれました!リュウキュウを持って、ボーズ!

 

朝一番のお客さま。藤田さんファミリー。下田さんは4月に生まれた赤ちゃんのお顔を描いてくれました。そっくり!「額に入れて飾ります」ととても喜んでくれていました。

 

原画展は高知県芸術祭「KOCHI ART PROJECTS」助成金をいただいており、その執行委員長の新納朋代さんも来てくれました。

 

 

原画を見ながらお話を読んでいるお母さん。その声が優しくて心地よく、聞き惚れてしまいました。

 

絵本制作チームの上田大さん。棚田の場面、あか牛を散歩させている人の長靴の色は何色なの?という下田さんからの質問に「あ!白です!」と即答した大さん。汚れが目立ち、いつも清潔にすることで牛の病気感染予防になる。そのため「絶対に白!」。土佐町生まれ、土佐町育ちの大さんがチームにいてくれて、本当に心強かったです。

 

下田昌克さんが長年お仕事されている出版社“SWITCH PUBLISHING”の新井敏記社長もご家族と一緒に東京から訪問していただきました。雑誌“SWITCH”と“COYOTE”、編集長の石川も大変お世話になっています。下田さんと石川が出会ったのもSWITCHがきっかけでした。

 

10月15日に行われた下田さんのトークショー。満員御礼。たくさんの方が来てくれました。絵を描く上で大変だったこと、面白かったこと、エピソード満載でした!(写真提供 田岡三代)

 

2017年、下田さんが初めて土佐町に来たときに、ご自宅でお昼ごはんを食べさせてくれた近藤泰之さんも来てくれました。

 

蛍の場面に登場している上田玉美さん。他の原画も見ながら、描かれている町の人の姿に「これまたそっくりやね!」とにっこり。

 

制作チームの筒井裕志さん。絵本に何を描くのか、たくさんのアイディアをありがとうございました!

 

 

会場入り口に設置されたのは「ろいろい缶バッチガチャ」。和田守也土佐町長もガチャを回していました!

 

会期中、何度も来てくれて、何度もガチャを回してくれた和田純一さん。最終日、念願のゴールドバッチをゲット!

 

「私もゴールドやった!!」と笑顔の長野通世さん。その笑顔を見て、こちらも嬉しくなりました!

 

「ガチャ全種類、コンプリートしたい!」と何度も回してくれた森岡さんファミリー。楽しそうにしてくれていて、とても嬉しかったです!

 

高知新聞の前々嶺北支局長、森本敦士さんも来てくれました!

 

 

会期中、学校から帰ってきた小学生が会場に遊びにきていました。「今日、学校で配られたで!」と嬉しそうに見せてくれました。

 

土佐町の絵本「ろいろい」制作チーム (左から)長野浩香 石川咲 上田大 山下太郎 筒井裕志 鳥山百合子 石川拓也

5年間、絵本制作に取り組んだ制作チームのメンバーです。土佐町生まれ土佐町育ちのメンバーと「土佐町」と聞いて心に浮かぶものごと、絵本として描きたいものごとを一つずつあげていくところからスタートした絵本づくりでした。

土佐町で生まれ育った人だからこそ知っているものごと…。軽トラックの型や田の水路脇に立つ石碑、川での遊び方、土佐弁での言い回し…。絵本には、メンバーそれぞれから出てきた土佐町ならではのあれこれが詰まっています。

絵を描く途中下田さんからいくつも質問が寄せられました。「田の草取りの時に使うカゴってどんなの?」「手袋の色や形ってどういうの?」「あか牛を育てる人が履く長靴の色って何色?」…。

日々目にしている風景でも、いざ細かく聞かれると分からないものです。そういった質問にもすぐに答えてくれて本当に助かりました。このメンバーで一緒に絵本を制作することができて、とてもありがたいことでした。本当にありがとうございました!

 

みなさん、ありがとうございました!

10月11日から18日の原画展会期中、町内外から多くの方が来てくれました。来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。

来てくれた人が原画の前で笑顔になり「懐かしいねえ」とか「私もこれをした」とか、色々な会話が生まれていたことがとても印象的でした。

下田さんのトークショーでは、原画一枚ずつの解説や絵にまつわるエピソードをお話ししました。トークショーが終わった時、「15枚の絵それぞれの話を聞けてとてもよかった。15枚の絵が、全部、ああ私のことやなあ、私も同じことを経験してきたんだと思えた。来てよかった。ありがとう」と声をかけてくれたお客さまがいました。

何よりの言葉でした。伝えたかったことが届いているんだなという実感をいただきました。

この絵本は絵を描いてくれた下田さんはもちろん、土佐町の方たちの存在があってこそ制作することができました。お話を聞かせてくれたり、写真を見せてくれたり、本当に多くのご協力をいただきました。もし誰かひとりでもいなかったら、絵本はできませんでした。あらためて、皆さん、本当にありがとうございました。

 

原画展の会期中、絵本は土佐町のみつば保育園、土佐町小学校、土佐町中学校の子どもたち一人ひとりにプレゼントされました。

また、土佐町では、誕生した赤ちゃんに絵本をプレゼントする「ブックスタート」という取り組みを長年行なっており、今後、その「ブックスタート」でも絵本が配られるそうです。

子どもたちにとって、絵本「ろいろい」が町をよりよく知り、より町を大切に思えるものとなりますように。そして、多くの方に愛される一冊となりますように。心からそう願っています。

 

 

下田昌克×土佐町の絵本「ろいろい」原画展、終了しました!

 

下田昌克×土佐町の絵本「ろいろい」原画展、終了しました! その2

 

 

 

 

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メディアとお手紙

土佐町の絵本「ろいろい」、メディアで紹介されました!

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高知新聞に掲載されました!

2023年10月15日付の高知新聞。「土佐町民の絵本できた!」と題し、土佐町の絵本「ろいろい」完成の記事が掲載されました。高知新聞嶺北支局長の谷沢丈流さんが取材してくださいました。

原画展の真っ最中に記事が掲載されたこともあり、「新聞に出ちょったねえ」とか「新聞を見て来ました」と話してくれる方も。とてもありがたいことです。

 

土佐町民の絵本できた!

イラストレーター下田昌克さん 町の営み描く

【嶺北】

土佐町の風景や住民の営みを温かいタッチで描いた絵本「ろいろい」がこのほど完成した。町の魅力を発信するウェブサイト「とさちょうものがたり」編集部や町教委が企画し、同町と縁のあるイラストレーター、下田昌克さん(56)が絵を担当。完成までに約5年をかけた力作で、同編集長の石川拓也さん(49)は「町の人たちの記憶がたくさん詰まり、子どもはもちろん、大人も懐かしい気持ちで読める」とPRしている。

下田さんは2017年に同町を訪れ、住民の肖像画を描いて展覧会を開くなど縁が深い。「町の人たちが『自分たちの絵本だ』と心から感じられるものを作りたい」と考えた同編集部らが18年、下田さんに協力を依頼。下田さんは19〜21年、町内の山や神社、小学校などを回りながら住民の話を聞いて歩き、絵のイメージを固めていった。

タイトルの「ろいろい」は土佐弁で「うろうろする」の意味。町を歩く主人公が行く先々で住民と出会い、季節の行事や自然風景を楽しむ様子が表現されている。紙の原料となるカジ(コウゾ)を蒸したり巨大なサバの姿ずしなどを食べたりする住民や、懐かしいボンネットバスが走る中心部の街並みなどがカラフルに描き込まれ、人々に紛れて竜やカッパなど架空の生き物たちも登場。ジャバラ折りの全15ページで、表面に春夏、裏面に秋冬の絵を配置した。

製本や表紙と裏表紙のシルクスクリーン印刷は、同町と大豊町の障害者支援施設が担当した。絵本は保育園児のいる家庭に配られるほか、高知市内の書店でも販売される予定。

原画展も開催中

下田昌克さんが描いた絵本「ろいろい」の原画15枚が並ぶ展覧会が、18日まで土佐町土居の町郷土学習センターで開かれている。15日午後1時半からは、下田さんのトークショーも開催される。

(谷沢丈流)

新聞には「保育園児のいる家庭に配られる」とありますが、掲載後、町の小学生と中学生の子どもたち全員にも一冊ずつ配られました。

 

テレビ高知に取材していただきました!

2023年10月17日、テレビ高知の番組「カラフル」で、絵本の原画展を紹介していただきました。

取材に来てくださったのは、テレビ高知の岩﨑賢さん。とても丁寧に、熱心に取材してくださいました。取材に来るまで、原画展の様子のみを撮影しようと考えていたそうですが、会場に来てみたら、お客さまが絵の前で話す姿があまりに楽しそうで内容変更。「お客さまの声も多く取り上げることにしました!」と話してくださいました。

番組はこちらからご覧いただけます。

(絵本の中で懐かしの町を「ろいろい」散歩 町の今と昔の風景が5年の歳月を経て絵本に)

多くのメディアの方に取り上げていただき、本当にありがとうございます。

土佐町の絵本「ろいろい」。この絵本が、子どもたちにとって、多くの人にとって、心に残っていくものであるようにと願っています。

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下田昌克×土佐町の絵本「ろいろい」原画展

下田昌克×土佐町の絵本「ろいろい」原画展、無事に終了しました!

約5年をかけて完成した絵本「ろいろい」の絵を描いてくれたのは、絵描きの下田昌克さん。土佐町の四季の風景や人の暮らし、歴史や文化を丁寧に描いてくださいました。原画展では、その原画15枚と表紙の絵を展示しました。

2023年10月11日〜18日の会期中、町内の方はもちろんのこと、県内外からも約250名のお客さまが来てくださいました。来てくださった皆さま、本当にありがとうございました!

前回の記事に引き続き、原画展の様子をお伝えていきます。

 

原画を丁寧に見て回り、「土佐町の財産じゃ」と言ってくれた山下さんご夫妻。ありがたい言葉をありがとうございます。

 

棚田の場面に登場している池添博喜さんも来てくれました。「土佐芝刈唄」の唄い手である池添さん。絵には、稲刈りの終わった田んぼで「土佐芝刈唄」を唄う池添さんが描かれています。

 

赤ちゃんを連れて来てくれた竜野健司さん。目の前に赤ちゃんのかわいいお顔が現れて感動!

 

おきゃくの場面に描かれている西村富美子さんも来てくれました。

 

熱心にじっくりと絵の解説を読む人も。

 

下田さんが宿泊した富士見館の女将・髙橋信子さんも来てくれました。信子さんが教えてくれた富士見館の歴史や思い出は、解説書に書いています。

 

下田さんにサインをしてもらう細川さん。お孫さんと来てくれました。

 

でっかいリュウキュウを持つモデルさん。なんてかわいい!!

 

原画展会期中、受付をしてくれた西峯千枝さん。お世話になりました!

 

「これは野中祭やねえ」。絵の前で会話が生まれています。

 

家族5人でガチャガチャを回して、お父さんに大当たり、ゴールド缶バッチが! お父さん大喜び!子どもは羨望のまなざし!

 

高知市からもお客さまが。ガチャを何度も回してくれてありがとうございます!

 

学校から帰ってきた中学生と小学生の男の子が見に来てくれました。中学生の男の子が、一枚一枚じっくり見ながら「きれいやなあ」とつぶやいていました。

 

来てくださった皆さん、本当にありがとうございます。

皆さんの笑顔がとても嬉しく、つくづくありがたいなあと感じています。

 

原画展の様子はまた次回!まだまだ続きます!

 

 

 

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