土佐町ポストカードプロジェクト

図らずもTPP。あっちのTPPではありません。

土佐町在住の写真家、石川拓也がひと月に1枚のポストカードを作るプロジェクト。

2016年11月から始まり、たまに遅れたりもしながら、いちおう、今のところ、毎月1枚発表しています。

各ポストカードは土佐町役場の玄関と道の駅さめうらにて無料で配布しています。

写真:石川拓也 宛名面デザイン:品川美歩

土佐町ポストカードプロジェクト

2021 Mar. 峯石原

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峯石原

 

峯石原、晩冬の星空。

撮影時間は1時間ほど。星は1時間でこのぐらいの距離を移動します。

4本見える破線は飛行機?または人工衛星?

何も動いていないようにも見える夜空も、実は様々なものが動いています。

 

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土佐町ポストカードプロジェクト

2021. Jan

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2021 Jan. | 近藤稜真・優真

 

土佐町の最も高い場所にある集落が黒丸。黒丸の河内神社は、昔から黒丸の住人の氏神様として大切にされてきました。

ここには御神木と呼ぶにふさわしい立派な木が3本。前に立つのが槇で、後ろが杉です。槇の上部に開いている穴はムササビの巣穴だそうです、

数百年の間、黒丸の住民を見守ってきたであろう樹木。一緒に写っているのは近藤稜真くんと優真ちゃんの兄妹です。

 

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2020 Dec.

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時は2020年の年末、所は大谷の鏡峰寺。

鏡峰寺では、朝晩6時にこの鐘を鳴らします。鳴らしているのは住職の吉永公明さん。

毎日休むことなく、地区の方々にゴーンゴーンと時をお知らせしています。

とさちょうものがたり編集部も近くにあるのでこの鐘の音は聞こえてきます。鏡峰寺の鐘がなっているのでもう6時、というのはいつの間にかぼくの体に染み込んでいるようです。

土佐町に来て5年足らずのぼくがそうなので、もっと長く住んでいる地区の方々にとってはさらに生活必需的な音になっているのでしょう。

こういう種類の「音」の価値をどう言葉にしたらいいのか、ボキャブラリーの足りなさを痛感しますが、「体に染み込む」音である、ということは間違いないようです。

年末のある晴れた日に、和田雫ちゃんと虎哲くんの姉弟に鐘を突いてもらって撮影しました。

 

 

 

 

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2020 Nov.

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相川 | 田岡澄人・明咲希

 

相川小学校の川向かいに広がるゆず畑。11月のある晴れた日、収穫が行われていた時期にお邪魔して撮影してきました。

長靴で走りまわってくれた後ろ姿は田岡澄人くんと明咲希ちゃんの兄妹。現在はフランスにも輸出されているというゆず畑を、数十年後にはどちらかが受け継いでいくことになるのかもしれません。

 

 

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2020 Oct.

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宮古野 | 山中愛依・楓里

 

場所は宮古野地区、白髪神社の参道です。後ろに鎮座しているのが御神木。

10月のある日、町のあちこちで咲き繁っていたコスモスを束にして、山中愛依ちゃんと楓里ちゃんの姉妹に持ってもらって撮影しました。

ふたりとも元気いっぱいでコスモスを持ったまま走りまわり遊びまわり、見ているこちらまで元気をもらえるような撮影となりました。

撮影協力(コスモス)‥久野兆佳さん

 

 

 

 

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2020 Sept.

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前回と連続して、さめうら湖畔の写真です。

ある秋の朝。鏡面のような湖。気温も落ちてきて半袖では肌寒く感じる季節。

上吉野川橋の上からの眺めです。

ここで写真を何度撮っただろうと思いながらシャッターを押しました。

来るたびに全然違った風景を見せてくれる場所なのです。

 

 

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2020 Sept.

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さめうら湖

 

さめうら湖に昨月できた「湖の駅 カヌーテラス」。

オープニングの9月19日は、カナディアンカヌーやSUPの無料体験で賑わっておりました。

カナディアンカヌーのひとつをお借りして、大豊町「大田口カフェ」の喜夛河隆一さんに漕いでいただき、湖面を一周してきました。
空は秋晴れ、とても気持ちの良い環境に、えも言われぬ贅沢な気分になりながらシャッターを押したのでした。

喜夛河さん、ありがとうございました。

 

 

 

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2020 Aug.

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駒野 | 新谷彩緒里・彩香里

 

夏休み後半の週末。

場所は駒野の鳥首。(鳥首というのは地元の方達が使う通称だそうです。地図には載っていない名前です。)

駒野の小さな沈下橋のあるところといえば、あああそこ、とわかる方も多いのではないでしょうか。

夏の終わりを少し肌で感じながらも、まだまだ暑いこの時期。

川遊びをしているのは田井のエディオン、新谷さん家の彩緒里ちゃん彩香里ちゃんの姉妹。

このすぐ後には、ふたりとも川の中へざばーんと入っておりました。

 

 

 

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2020 July

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左から:町田碧峰, 鳥山紬, 島﨑隼士, 石川寛大, 島﨑湊士

 

撮影場所は中島観音堂。

土佐町役場の若手職員が今春に挑戦した「中島観音堂クラウドファンディング」は、左上に見える通夜堂と左中の石灯籠の修復資金を募るためのものでした。

本当にたくさんの方々にご協力いただき、おかげさまで無事に修復は完了しました。この写真は修復後に撮影したものです。

本来であれば、7月25日に予定していた中島の夏祭りでの一コマの写真になるはずでしたが、コロナ禍のため今年の夏祭りは中止に。ではせめて提灯だけでも飾って(提灯の下に下がっているのは、CFのリターンのひとつであるネームタグです。支援者のお名前が刻まれています)写真を撮ろうということに相成りました。

このポストカードは、やはりCFのリターンのひとつでもあり、支援していただいた全ての方々にお礼のメッセージとともに送られます。

7/22現在、プロジェクトチームのメンバーがメッセージを丁寧に書いている最中ですので、支援していただいた方々は楽しみにしていてくださいね。

 

 

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2020 June

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これは6月4日の夜のこと。

三島と東境のちょうど境目となるところに水路がありまして、そこは土佐町でも有数のホタル生息地として人々の集まる場所となっております。

水路近くまで降りてレンズを向けると、鼓動するように明滅する無数のホタルと、空の向こうには雲がかかった丸いお月さま。

聞けばこの場所は水路の作り方も工夫したり、草刈りもホタルのために敢えてしなかったり。地域の方々の、ホタルを大切にする気持ちが蛍光色の光となって、じんわり暖かく伝わってくるような夜でした。

 

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