峯石原、晩冬の星空。
撮影時間は1時間ほど。星は1時間でこのぐらいの距離を移動します。
4本見える破線は飛行機?または人工衛星?
何も動いていないようにも見える夜空も、実は様々なものが動いています。
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図らずもTPP。あっちのTPPではありません。
土佐町在住の写真家、石川拓也がひと月に1枚のポストカードを作るプロジェクト。
2016年11月から始まり、たまに遅れたりもしながら、いちおう、今のところ、毎月1枚発表しています。
各ポストカードは土佐町役場の玄関と道の駅さめうらにて無料で配布しています。
時は2020年の年末、所は大谷の鏡峰寺。
鏡峰寺では、朝晩6時にこの鐘を鳴らします。鳴らしているのは住職の吉永公明さん。
毎日休むことなく、地区の方々にゴーンゴーンと時をお知らせしています。
とさちょうものがたり編集部も近くにあるのでこの鐘の音は聞こえてきます。鏡峰寺の鐘がなっているのでもう6時、というのはいつの間にかぼくの体に染み込んでいるようです。
土佐町に来て5年足らずのぼくがそうなので、もっと長く住んでいる地区の方々にとってはさらに生活必需的な音になっているのでしょう。
こういう種類の「音」の価値をどう言葉にしたらいいのか、ボキャブラリーの足りなさを痛感しますが、「体に染み込む」音である、ということは間違いないようです。
年末のある晴れた日に、和田雫ちゃんと虎哲くんの姉弟に鐘を突いてもらって撮影しました。
撮影場所は中島観音堂。
土佐町役場の若手職員が今春に挑戦した「中島観音堂クラウドファンディング」は、左上に見える通夜堂と左中の石灯籠の修復資金を募るためのものでした。
本当にたくさんの方々にご協力いただき、おかげさまで無事に修復は完了しました。この写真は修復後に撮影したものです。
本来であれば、7月25日に予定していた中島の夏祭りでの一コマの写真になるはずでしたが、コロナ禍のため今年の夏祭りは中止に。ではせめて提灯だけでも飾って(提灯の下に下がっているのは、CFのリターンのひとつであるネームタグです。支援者のお名前が刻まれています)写真を撮ろうということに相成りました。
このポストカードは、やはりCFのリターンのひとつでもあり、支援していただいた全ての方々にお礼のメッセージとともに送られます。
7/22現在、プロジェクトチームのメンバーがメッセージを丁寧に書いている最中ですので、支援していただいた方々は楽しみにしていてくださいね。