TRANSIT N○ 54 「不思議で尊い世界の聖地へ」 ユーフォリア・ファクトリー
私(石川)もたまに撮影させていただいている旅雑誌「TRANSIT」の新刊(2021年12月)です。
数年前に、やはりTRANSITの仕事でオーストラリアの中心部、レッド・センターと呼ばれる地域に取材に行きました。赤い大地、乾いた空気、その中心には聖地ウルル。
2週間ほどの滞在で、アボリジニ文化と豪大陸の広さを堪能させてもらいました。
今回ご紹介している新刊は、「不思議で尊い世界の聖地へ」。世界の聖地が紹介されている中で、レッド・センター取材にあたり以前の誌面では使われることのなかったカットが掲載されています。
明け方のウルル。眠い目をこすりながら暗いうちから撮影を始め、じんわりと陽が昇ってきたタイミングで撮影した一枚です。
赤い土の上であのとき出会ったアボリジニの若者は、あの乾いた空気の中で今でも元気にやってるんだろうか。
このコロナ禍だからこそ、そんなことが無性に気になっています。