「日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白いことばの世界」 国立国語研究所 幻冬舎
気になりながら詳しく調べることもなくやり過ごしてきた十二支の漢字の不思議。
帯の文字に興味をそそられ購入。
十二支は月日などの順序を表す記号のように用いられたものであり、動物との関わりはない。あとから馴染みある動物名を割り当てただけであり、本物の動物を示す言葉ではない。(ネコがないのが気になる~)
手話についても説明があり、なんと手話は世界共通ではない!日本においてさえ地域差がある。いわゆる手話の方言である。ジェスチャーが基本なので考えてみれば当然です。現在では標準手話がかなり浸透してきているそうです。
その他、「最近の日本語」「敬語と接客言葉」「世界のことばと日本のことば」「外来語」など興味深い内容が展開されています。