

「日本の美徳」 瀬戸内寂聴, ドナルド・キーン 中央公論新社
今年97歳でお亡くなりになったキーンさんと寂聴さんの対論集です。
激しいイメージの寂聴さん、穏やかな印象のキーンさん。
文学者そして日本を愛する心でつながったお二人の言葉の数々、とても小気味よく読み進みました。
後半に載せられているキーンさんのエッセイの中に読書(特に古典作品)を勧める文章があり、咤激励された思いです。
西野内小代
この記事を書いた人
昭和30年生まれ 昨年(平成29年)9月末、夫と共に土佐町にUターン、日々の暮らしの中に「喜び」を見出し、心豊かに過ごす事を心がけています。(田岡三代は姉です。)
写真
とさちょうものがたり編集長。写真家。90年代アジア・アフリカ・ヨーロッパなどを旅し、その後アメリカ・ニューヨークに住む。2002年に帰国、以来東京を拠点に雑誌や広告などの撮影を手がける。2016年8月より土佐町在住。ウェブサイト:http://ishikawatakuya.com/