「身辺整理、わたしのやり方」 曽野綾子 興陽館
目次
第一章: ものは必要な量だけあることが美しい。
第二章: 身辺は整理して軽やかに暮らす。
第三章: 服は持たない。
第四章: 人間関係の店仕舞いをする。
第五章: 食べ物は使い切り、食器は使い込む。
第六章: 家族を介護し、始末する。
第七章: お金はきれいに使い尽くす。
第八章: 人はそれぞれの病気とつき合い生きる。
第九章: 死ぬときは野垂れ死にを覚悟する。
第十章: 人生の優先順位を決める。
こうして目次だけを拾ってみても、曽野綾子さんの毅然とした生き方がうかがえる。
今、振り返ってみると、私の好きで読んだ本のほとんどが自分の親世代の方が書いたものだった。
曽野綾子さんも90才。実は今、その世代の方が順番に書かなくなって、生きていく指針が無くなったようで淋しい。