とさちょうものがたり ZINE 04号を発行しました!
本日7月19日(金)に発行です。土佐町内の方々には全戸配布されますので少しお待ちくださいね。
「とさちょうものがたり ZINE」は当サイト「とさちょうものがたり」から生まれた土佐町の雑誌。04号は窪内隆起さんの連載「山峡のおぼろ」を一冊にまとめました。
窪内隆起 (くぼうち・たかおき)
元産経新聞・司馬遼太郎氏担当編集者。 昭和7年(1932)高知県土佐町(旧地蔵寺村)に生まれ、12歳まで西石原地区で育つ。 1955年産経新聞大阪本社入社。文化部在籍中に司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」「坂の上の雲」の連載を担当。 産経退職後テレビ高知報道制作局長、監査役。1988年に随想集「たて糸よこ糸」で高知県出版文化賞受賞。
司馬遼太郎さんが「竜馬がゆく」「坂の上の雲」を執筆されていたまさにその頃、産経新聞の記者であった窪内隆起さんは司馬さんの担当編集者をされていました。
その窪内さんは、12歳まで土佐町西石原で過ごしています。約70~80年前の土佐町(当時は地蔵寺村)の暮らしを描いた連載が「山峡のおぼろ」です。
ZINE04では、連載「山峡のおぼろ」から17話を厳選、未公開作3本を加えた20の物語をまとめました。
私たちは今ここにいて、
「私たち自身がどこからどうやって歩んできたのか」を知りたいと思う。
昔を懐かしむためでなく、
便利な時代になったと確認したいためでもなく、
「私たち自身がこれからどこへ向かうのか」を
考え答えを導き出すために。
現在この場所で生きている私たちにとって、
ここまで連れてきてくれた世代の人々が、
どのように暮らし、何を考え、
どんな笑顔と泣き顔があったのかを知ることは、
「私たちが次の世代をどこへ連れて行くのか」を
考えることと同じこと。
「あのころ」を知る。「これから」のために。
04号3ページより 文:石川拓也
昔を懐かしむためのものではなく、これからの未来を築くための一冊です。
とさちょうものがたりZINEは発行後の一定期間は無料配布、その後はバックナンバーとして書店などでの販売期間になります。
04号はだいたい8月初旬までを無料配布期間としています。配布は以下の場所で随時開始します。※これから発送を始めますのでしばらく時間がかかる場合があります。ご注意ください。