皆さん、こんにちは!
土佐町で「健康スタジオ 百歳製造所」を営んでいる
パーソナルトレーナーで整体師の林 利生太です!
先日、セッションに来られた方が
「レントゲンで椎間板が潰れてるって言われた…もう治らないですか?」とおっしゃっていて。
その方に痛みのしくみをお伝えしたら、
「そういうことだったんですね!」とすごくホッとした顔をされたんです。
そんな出来事があって、今日はこのテーマを書きたくなりました。
「腰が痛い」「肩がこる」「膝が痛い」…
こういった痛みって、「なぜ起こるのか」って
ちゃんと考えたことありますか?
「年だから仕方ない」
「どこか悪いんだろう」
そう思って、ずっとガマンしている方が
とても多いんですよね。
でも実は、痛みのしくみは
最近すごく研究が進んでいて、
「痛みを正しく知ること」が
回復への近道だとわかってきているんです。
今日は、そのしくみをできるだけわかりやすく
お話しさせてもらいますね😊
「痛み=体が壊れているサイン」という勘違い

多くの方が、こんなふうに思っていませんか?
「痛い=体のどこかが壊れている」
実はこれ、半分は正しくて、半分は違います。
レントゲンを撮ったら「椎間板が潰れてますね」と言われた。
でも、同じような画像所見があっても
まったく痛みを感じない人もいます。
逆に、画像では何も映らないのに
ひどい痛みを感じる人もいる。
これはなぜか?
痛みは「体の損傷の量」によって決まるのではなく、
「脳がどう判断するか」によって決まるんです。
損傷がなくても痛みは出るし、
損傷があっても痛みを感じないこともある。
これが、最新の痛みの科学が教えてくれることなんですよね。
痛みは「脳が出すアラーム」だった

実は、痛みの定義って数年前に大きく変わったんですよ。
かみ砕くと、こういうことです。
痛みは「体からの信号」ではなく、
「脳が作り出すアラーム」なんです。
脳が「これは危険かもしれない」と判断したとき、
はじめて痛みを生み出す。
つまり、痛みは「体を守るための警報システム」なんです。
だから、体が少し傷んでいても
「今は大丈夫」と脳が判断すれば、痛みは出ない。
逆に、体に大した損傷がなくても
「これは危ない!」と脳が感じれば、強い痛みが出る。
「痛みは脳が作る」って、最初は不思議ですよね笑
でも、これが最新の痛み研究が示していることなんです。
脳が「危険」と判断する3つのスイッチ

では、脳はどんなときに「危険」と判断するのか?
大きく分けると、3つのスイッチがあります。
- 身体的スイッチ:筋肉の緊張・炎症・神経への刺激。いわゆる「体そのもの」の状態ですね。
- 心理的スイッチ:不安・恐怖・「また痛くなるかも」という思い込み。怖さが痛みを増幅させます。
- 社会的スイッチ:孤独感・仕事や人間関係のストレスなど。生活の「しんどさ」も体の痛みに影響します。
このように、痛みは体だけでなく
心や社会的な状況すべてが影響するんですよね。
これを「生物心理社会モデル」と呼びます。
WHO(世界保健機関)もこの考え方をリハビリの基本に位置づけています。
「体だけ診ればOK」という時代は
もう終わっているということなんです。
「痛みを正しく知ること」が回復への第一歩

痛みのしくみを知ると、
ちょっと気持ちがラクになりませんか?
「体が壊れたわけじゃないかもしれない」
「脳がアラームを出しているだけかもしれない」
そう思えるだけで、不安が少し和らぎます。
実は研究でも、「痛みの教育を受けた人は回復が早い」というデータがあるんですよ😊
自分の痛みのことを正しく理解すること。
それが、回復への大切な第一歩なんです。
百歳製造所では、体を整えることと同時に
「痛みの正しい知識」もお伝えしています。
「なぜ痛いのか」がわかると、怖くなくなる。
怖くなくなると、体は動きやすくなる。
動けるようになると、人生が変わる。
今日の話が、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
次回は、それぞれのスイッチに対して
「具体的に何をするか」をお話しします。お楽しみに!
百歳製造所 林 利生太



