田井に住む山下登さん、御歳81。私(石川)のご近所さんです。
季節問わず、朝にはこうして車イスで散歩を楽しむ登さんのお姿が私の自宅前で見かけられ、「いつか写真を取りませんか?」とお話ししていました。
なかなかタイミングが合いませんでしたが、先日登さんの姿を自宅前で見かけて、やっと実現した写真です。
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土佐町の現在の人口です。(2017年6月末時点・土佐町公式サイトによる)
注:土佐町の総人口が3,997人(2017年4月末時点)から4,001人(6月末時点)に増加したことに伴い、当プロジェクト名も「4,001プロジェクト」に変更になりました。
“4,001プロジェクト”は土佐町に住む人々を、全員もれなく、写真家の石川拓也が撮影する計画。
念のため書いておくと、「全員もれなく」…あくまで目標です。
土佐町の人口の増減によって、タイトルもたまに変わります。 (敬称略・撮れたときに不定期更新)
2025年のカレンダー「風のカレンダー 2025」ができました!
早いもので、この2025年度版の制作で5年目の取り組みとなりました。ありがたいことに一緒にやりたいと言ってくださる施設や学校が増え、今回は高知県内12の障害者就労支援事業所の利用者さんとろう学校のお子さんたちが制作に参加してくれました。
参加施設は
・やまびこ倶楽部(土佐町)
・りんどう(本山町)
・ファースト(大豊町)
・障害者支援施設白ゆり(香美市)
・高知県立高知ろう学校(高知市)
・サポートぴあ(高知市)
・おしごと画楽(高知市)
・四万十工房(四万十市)
・青い空(高知市)
・Uプロジェクト(高知市)
・なぎ(高知市)
・こうち絆ファーム(いの町・安芸市)
の皆さんです。
各施設の利用者さんや子どもたちが自由に数字や曜日を作りました!
その数字を使用して、カレンダーの全ページができあがっています。
全部の数字、曜日がオリジナル。めっちゃカラフル!全て違います!数学が得意な方が考えた「√(ルート)」の入った数字や、ユーモアたっぷり、なるほど〜!と思わされるものあり、ページをめくるのが楽しくなります。
材料には高知県の地元で採れた野の草花も使っています。四万十工房さんは海へ行って拾ったシーグラスや貝殻を使ったり。おしごとが楽さんはフェルトボールや糸を使ったり。Uプロジェクトさんは保護者のかたが家からお花や木の枝をたくさん持ってきてくださいました。
カラフルな数字と曜日、その土地ならではの素材や、高知の野の草花の自然な色彩を楽しんでいただけたらうれしいです。
土佐町からは、やまびこ倶楽部の皆さんが参加してくれました。土佐町社会福祉協議会のボランティアの方が土佐町の野山の花をたくさん用意してくれました。
カラフルな「30」は何で出来ているか分かりますか?そう、マーブルチョコです!
庭のローズマリーやシールを持ってきてくれた方もいて、みんなでワイワイと楽しく作りました。
このカレンダーを多くの方に知っていただくため、昨年に引き続き、クラウドファンディングに挑戦しました。多くの方からご支援をいただました。ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
ご支援いただいた企業様や施設様のロゴ、個人の方お名前は、カレンダーのページに掲載させていただいています。お名前を掲載しないという方もいらっしゃったので、全ての方ではないのですが、ご支援をいただいたことを心から感謝しています。本当にありがとうございました。
カレンダーの定価は ¥1,500-(税別)です。制作してくれた施設には販売もお願いしており、 1 部販売していただく毎に ¥300- が販売した施設に支払われます。
最終的に出た利益は来年度のカレンダー制作費に使用されます。
*原稿料として各施設に¥10,000-が既にお支払いされています。(ろう学校は除きます)
カレンダーはこちらの各施設で販売しています。
・りんどう(障害者支援施設 しゃくなげ荘) 高知県本山町北山甲303−1 電話 0887-76-2811
・就労継続支援B型ワークセンター ファースト 高知県長岡郡大豊町高須231 電話0887-72-1570
・障害者支援施設 白ゆり 〒782-0016 高知県香美市土佐山田町山田1192−1 電話 0887-52-4131(担当 西尾)
・社会福祉法人 土佐あけぼの会 サポートぴあ 〒781-8010 高知県高知市桟橋通3丁目10-14 電話 088-837-8277
・社会福祉法人一条協会(四万十工房) 〒787-1107 高知県四万十市岩田230−21 電話0880-34-2711
・おしごと画楽 〒780-0822 高知県高知市はりまや町3丁目16−8 はじまちステーション はりまや楽舎 電話088-878-8765
・青い空 〒780-8014 高知県高知市塩屋崎町2丁目12-42 電話 088-803-4100
・Uプロジェクト 〒781-0081 高知県高知市北川添24−13 電話 088-855-7716
・なぎ 〒781-8104 高知県高知市高須2丁目15−50 電話 088-855-6305
TEAMいの 〒781-2110 高知県吾川郡いの町枝川4135−1 電話 088-821-9465
TEAMあき 〒784-0004 高知県安芸市本町3丁目10番35号 電話 088-821-9465
各施設の近隣にお住まいの方は、施設の収益の一部になりますので、ぜひ施設にてご購入ください。
高知県内で販売していただいているお店はこちら。
●金高堂書店 本店 〒780-0841 高知県高知市帯屋町2-2 電話 088-822-0161
●高知蔦屋書店 〒781-0084 高知県高知市南御座6−10 電話 088-882-5544
●末広ショッピングセンター 〒781-3521 高知県土佐郡土佐町田井1353−2 電話 0887-82-0128
●お菓子工房 Dolce&Merenda 〒781-3521 高知県土佐郡土佐町田井1372-3 電話 0887-72-9098
●集落活動センター いしはらの里 〒781-3334 高知県土佐郡土佐町西石原1228 電話 0887-72-9328
●大田口カフェ 〒789-0234 高知県長岡郡大豊町寺内236−3 電話 0887-73-0410
●とさのさとAGRI COLLETTO 〒781-0083 高知県高知市北御座10−10 電話 088-803-5015
●TSUTAYA中万々店 〒780-0972 高知県高知市中万々809 電話 088-875-0320
●TSUTAYA土佐道路店 〒780-8052 高知県高知市鴨部3丁目24−17 電話 088-844-5914
●TSUTAYA御座店 〒781-0086 高知県高知市海老ノ丸9−7 電話 088-883-4000
●TSUTAYA高岡店 〒781-1101 高知県土佐市高岡町甲433−1 電話 088-852-2900
●TSUTAYA安芸店 〒784-0003 高知県安芸市久世町9−20 SMILE.AKI 2F 電話 0887-35-7596
●TSUTAYA野市店 〒781-5232 高知県香南市野市町西野2094−1 電話 0887-56-4567
●TSUTAYA南国店 〒783-0006 高知県南国市篠原194−1 電話 088-864-0008
・451ブックス 〒706-0222 岡山県玉野市八浜町見石1607−5 電話 0863-51-2920
・恵文社一条寺店 〒606-8184 京都府京都市左京区一乗寺払殿町10 電話 075-711-5919
・本のお店スタントン 〒546-0043 大阪府大阪市東住吉区駒川5丁目14−13 電話 06-6694-5268
・クレヨンハウス大阪 〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3丁目34−24 電話 06-6330-8071
・栞日 〒390-0815 長野県松本市深志3丁目7−8 電話 0263-50-5967
もちろん、とさちょうものがたり編集部でも。
●とさちょうものがたり編集部(来訪される際にはご一報ください)〒781-3492 高知県土佐郡土佐町土居177 電話 0887-72-9260
遠方の方はネットショップで!(送料無料です)
カレンダーに目をやるたび、カラフルな一日ごと違う日々を楽しんでいただけたら嬉しいです。
その賞の名は、「日本地域コンテンツ大賞」(一般社団法人 日本地域コンテンツ振興協会)。
日本地域コンテンツ大賞は、全国各地の地域密着型メディア(有料誌やフリーペーパー及びWeb・動画)に参加を募り、参加媒体を誌面クオリティや読者の支持など、多彩な視点から審査。評価の高い媒体を選定して表彰するイベントです。(日本地域コンテンツ大賞Webサイトより引用)
土佐町役場は、「とさちょうものがたりZINE 12号」での応募。隈研吾特別賞や観光庁長官賞など大きく7カテゴリーが設置されている中で、内閣府地方創生推進事務局⾧賞の自治体部門へ応募しました。
内閣府地方創生推進事務局⾧賞
まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進につながる誌面作りに取り組んでいる媒体から、企画の切り口や写真、コピーライティング、デザインの表現力に優れている媒体を表彰
そして表彰式
表彰式は東京・神保町の学士会館で開催されました。土佐町からは土佐町役場企画推進課・筒井裕志課長ととさちょうものがたり編集長の石川が出席。
デジタル部門から始まり、式が順調に進行していく中、内閣府地方創生推進事務局⾧賞の自治体部門は式の最後の最後。
そして結果は‥
内閣府地方創生推進事務局⾧賞・自治体部門・最優秀賞を受賞しました!ありがとうございます!
以下は再び、日本地域コンテンツ大賞Webサイトより引用です。
■内閣府地方創生推進事務局長賞
自治体部門:『とさちょうものがたり ZINE』/土佐町役場(高知県)◎受賞理由:内閣府地方創生推進事務局長 石坂 聡氏
高知県土佐町の「とさちょうものがたり ZINE」は、絵本というオリジナリティ溢れる形で伝えている媒体です。町の魅力を「美しさ」と捉え、地域の魅力を様々な世代に分かりやすく、地域内外に向けて発信をされています。土佐町の四季の移ろいを原風景や昔と今の光景の写真を用いて描いており、絵本ならではの温かみのある文章表現で、明瞭かつ簡潔に表現されていました。
また、ジビエや林業を営む方々を取り上げており、地元住民のシビックプライドを醸成しております。そういった点については、地方創生の実現に向けて極めて重要かつ意義深いものと認められるということで、内閣府地方創生推進事務局長賞とさせていただきました。
全国各地において、地域の魅力を活かした持続的なまちづくりや地域活性化に向けた取組を進めるに当たり、その地域に住み続けたい、訪れたいと思わせる情報発信を通じて、今後も、地域密着型メディアが地方創生の重要な役割を担うことを期待しています。(内閣府 評)
(※受賞理由は、頂戴したコメントを一部抜粋したものです)
以下のリンクは授賞の模様。筒井裕志課長のスピーチも動画をあげていますので必見です!
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繰り返しになりますが、今回の受賞は「とさちょうものがたりzine 12号」です。12号は絵本「ろいろい」の制作過程を一冊にしたもの。
絵本を作ったチームのみんなと、絵本を作るために話を聞かせてくれたり協力いただいた土佐町の住民のみなさん・絵本の制作に関わって頂いた全ての方々皆でいただいた賞です。
関わって頂いた全ての方々皆さんに、改めて感謝をお伝えします。ありがとうございました!
1年に一度開催される「さめうらの郷 湖畔トレイルレース」の開催が近づいてきています。
開催にあたって、とさちょうものがたりでは例年通り参加ランナー様向けの大会オリジナルTシャツを制作販売しています。
印刷作業はもちろん、土佐町の就労継続支援B型事業所どんぐりの利用者さんたち。
シルクスクリーンを使って、一枚一枚丁寧に仕上げていっています。
今回の記事はその現場からのレポートです。
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黒地に白インクのシックなTシャツとなっております。
山々の間に、早明浦ダムがちゃんと印刷されています。
参加ランナーの皆様、11月10日の大会は存分にお楽しみください!!
とさちょうものがたり編集部の鳥山が、2023年春より、高知新聞の「閑人調」というコラムに寄稿させていただいています。
このコラムには数人の執筆者がおり、月曜日から土曜日まで毎日掲載。月初めにその月の執筆者の氏名が掲載され、コラム自体には執筆者のペンネームが文章の最後に記されます。
鳥山のペンネームは「風」。月に2回ほど掲載されます。
土佐町在住の谷泰久さん、通称やっちゃん。10年前から「レイホク・ゴロワーズ」というアドベンチャーレースを主催している。
嶺北地域の自然の中で2泊3日、小学生がラフティングやクライミング、カヌーやマウンテンバイクなどの競技を行い、高学年は低学年の子を励ましながら、チームで得点を重ねていくレースだ。自分だけゴールすることや、わがままは通用しない。最終日、山を駆け降りるトレイルランはチームで手をつないでゴールする。
やっちゃんは子どもを励まし、時には笑いの渦を巻き起こし、一緒に汗をかいて走り回る。表彰式では涙ぐみながら、子どもたちの頑張りを話してくれる。やっちゃんがどれだけの準備を重ね、この日を迎えているかが伝わり、毎年もらい泣きしてしまう。
小学6年生の末娘は泣き顔でゴール。途中で転んだのかと思ったら「悔しかった…」。
山道で抜かされたと言う。穏やかで優しい性格の娘が泣くほど悔しいと感じたことに驚いた。そんな感情を経験させてもらい有難いと思う。
高校3年の娘と高校1年の息子、末娘が集まればゴロワーズの話になる。参加した子どもたちも同じだろう。共有する風景に必ずやっちゃんがいる。やっちゃん、ありがとう。
(風)
2024年9月16日の高知新聞に掲載されたコラム「閑人調」です。
子どもから大人まで、多くの人に親しみを込めて「やっちゃん」と呼ばれている谷泰久さんのことを書きました。
やっちゃんが10年前から取り組んでいる「レイホク・ゴロワーズ」。嶺北の自然の中で繰り広げられるアドベンチャーレースは、年々参加者が増え、今年は40人!県外からも多くの子どもたちが集まりました。レイホク・ゴロワーズについては、やっちゃん自身がとさちょうものがたりの連載として記事を書いてくださっているので、ぜひこちらも読んでいただけたらと思います。
熱く、優しく、時には厳しく、時には爆笑の渦を巻き起こすやっちゃんのことが、子どもたちは大好きです。
掲載後、やっちゃんがこのコラムをとても喜んでくれたことが私は嬉しかったです。土佐町だけではなく、隣の町の人からも「新聞読んだよ〜」と声をかけられたと教えてくれました。やっちゃんがこの地で取り組んできたことはもちろん、そのお人柄が多くの方から愛されているのだと思います。
やっちゃんがいてくれて本当によかったです。
やっちゃん、ありがとう!!
*やっちゃんこと、谷泰久さんの連載記事です。
2024年9月14日、土佐町小中学校の小中合同スポーツフェスティバルが行われました。
青空の元、子どもたちの元気な声が響く校庭に、土佐町オリジナルデザインのポロシャツやTシャツを着る先生方の姿が!
7月、「スポーツフェスティバルで、土佐町オリジナルデザインのポロシャツやTシャツを着たいのですが、作ることはできますか?」と先生からご相談がありました。
もちろんです!
とてもうれしいご相談でした。
2018年からつくり続けてきたオリジナルデザインの中から、先生方が選んだのは、土佐町オリジナルデザインの「2023年バージョン」と「2022年バージョン」の「ろいろいとさちょう」でした。
夏の間、スポーツフェスティバルに間に合うように作りました!
こちらの写真は、大豊町の就労継続支援B型ワークセンター・ファーストの利用者さんが印刷しているところです。
一枚ずつ手で丁寧に印刷していきます。ファーストさんだけではなく、土佐町の就労継続支援B型事業所どんぐりの利用者さんも印刷してくれました。
ご注文の売上から、事業所の利用者さんの作業代や賃をお支払いしています。
そして迎えた運動会。本部席の先生方の背中にも、お客さまの背中にも「ろいろいとさちょう」が!
先生方や地域のみなさま、いつも子どもたちを見守り、育ててくださってありがとうございます。
かつて作ったデザインを今も覚えてくださっていて、大切に思ってくださることに心から感謝しています。
土佐町小中学校の先生方、ありがとうございます。
これからも、子どもたちをよろしくお願いいたします!
まずひとつ目は‥。
日本グラフィックサービス工業会、通称ジャグラが開催する「令和5年度ジャグラ作品展」。
印刷設計を担当したリーブル出版さんの出展で、「出版印刷物部門・審査員特別賞」をいただきました!
*ジャグラは、全国約900社の印刷関連会社で構成される組織です。
もうひとつは、
NPO法人日本自費出版ネットワークが開催する「第27回日本自費出版文化賞」。
グラフィック部門での入選となりました!
こちらも印刷設計を担当したリーブル出版さんの出品です。
今回は印刷関連の賞ですので、印刷を担当していただいたリーブル出版さんからの出品となっています。
リーブル出版さんには絵本の印刷だけではなく、絵本の製本の方法などもご相談に乗っていただきました。昨年11月に開催した原画展の設営でも、大変お世話になりました。ありがとうございます!
制作した絵本を評価していただき、ありがたいことだなと感じています。
土佐町の魅力が詰まった絵本「ろいろいとさちょう」が、これからも少しでも多くの人に届きますように!