とさちょうものがたり

くだらな土佐弁辞典

ちゃがまる

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ちゃがまる

【動】壊れる 故障する

例)あんたが必死で捕まえた野良ルンバ、しょっちゅうちゃがまりゆうやぃか。

(あんたが必死で捕まえた野良ルンバ、しょっちゅう壊れているじゃないか)

*例文は土佐町役場・式地涼さんの作です。

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私の一冊

川田ルミ

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「萩殺人事件」 内田康夫 光文社文庫

 

「須磨明石殺人事件」 内田康夫 光文社文庫

 

「藍色回廊殺人事件」 内田康夫 光文社文庫

 

我が家の本棚には日本文学全集がずら〜〜っと並んでいる。これは自分が退職後にゆっくり読もうと思って在職中に購入したのだが退職して9年…。まだ一冊も読破していない。まあ死ぬまでには何とか読むかな…。

今、私のベッドの枕元には内田康夫の浅見光彦シリーズのサスペンスが常に置かれている。これは浅見光彦というルポライターが「旅と歴史」の原稿を書く取材の途中で殺人事件に遭遇し、難事件を解決する話だ。事件に出会って警察に疑われると、水戸黄門の印籠のような刑事局長の兄が出てきて堂々と捜査に参加する。パターンは同じだが、あちこちの地方の様子や旅先の風景やふれあった人のやさしさ等、旅情や人情を感じながら自分もその場所へ旅した気持ちになってくる。

そして、何と言っても身長180㎝、イケメン、おっとりとやさしい性格。かなりのマザコンだが、警察の組織力を出し抜く抜群の推理力…。年齢は永遠の33歳(ここから歳をとらない)。「彼の鳶色の瞳に見つめられると…」という表現がよく出てくるが、ぜひ見つめられたいものだ。
こんな彼がいるといいな…、もう無理!!せめて娘の彼にでも…、これも無理!!

他に信濃のコロンボこと竹村岩男警部、警視庁捜査一課の岡部和雄警部と魅力的な男性が出てきて、さっそうと事件を解決するシリーズ等、今夜もサスペンスの世界に浸りながら眠りにつく私です。

川田ルミ

 

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私の一冊

藤田千春

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「広辞苑 第三版」 新村出編 岩波書店

雑誌を読むよりおもしろい!

1984年4月4日、香川県高瀬町の書店で、兄から「誕生日と入学のお祝いに何か」と言われ、リクエストしプレゼントしてもらった一冊です。

藤田千春

 

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私の一冊

和田亜美

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「江戸川乱歩傑作選」 江戸川乱歩 新潮文庫

江戸川乱歩との出会いは小学生の時。

近所のおじさんの家にあった『屋根裏の散歩者』のハードカバーの表紙が怖くて怖くてこの本は一体どんな本だろうとドキドキしたのを覚えています。

結局読んだのは中学生になってからだったのですが。

この短編集の物語はどれもこれも一体最後はどうなってしまうんだろう?と思わせるものばかり。

『鏡地獄』を読んで、ガラスの球体の中心とはいったいどんなものだろうと想像してみようとしては想像すらできません。

私が一番好きなのは『芋虫』なのですが、かつて伏字だらけで発表され、戦時中には発禁処分となったのだそう。

そうなるのも頷ける、そんな物語です。

 和田亜美

 

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4001プロジェクト

川村玉美

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早明浦ダムのほとりに、大渕という集落がある。

現在は2世帯が住む小さな集落。ダムの上に位置し、素晴らしい景観を誇る。

川村玉美おばあちゃんは大渕の長老。御歳91。元気!

お家の前の道でぼくが風景を撮影しているときに、たまにこうして出会うことがある。

 

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私の一冊

石川拓也

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「ロジックの詩人たち」 安野光雅 平凡社

画家である安野光雅は、ぼくが小さな頃のヒーローです。

あのタッチで描かれる日本や外国の町の風景に、理由もなく強く心惹かれてページをめくっていた記憶があります。

この本は松山の古本屋で見つけた一冊。珍しく、安野光雅の対談集。15人の文人や学者と、それぞれテーマとなる人物について語っています。

鶴見和子さんと語られる南方熊楠の一章。二人の話題は明治39年に発令された神社合祀令にも及びます。

江戸時代に一つの村に必ず産土(うぶすな)神社があったのに、村を二つ三つ一緒にして町にすると、産土が一つの町に二つとか三つあることになって、ムダだと政府は考えるようになったわけです。だから、なるべく一緒にまとめて、あとは壊してしまう。それが神社合祀なんです。  鶴見

文化的・環境的・生態学的・民俗学的、多様な見地から、熊楠は激しい反対運動を展開し、国内外に「農民困窮す」「漁民困窮す」と激しく警鐘を鳴らしました。結果、10年という時間がかかりましたが合祀令を撤回させることに成功しました。なんか話が逸れちゃいましたが、鶴見さんの熊楠論を聞いての安野さんらしいひと言。

南方熊楠を遠いむつかしい存在だと思う人が多いんですが、まったく逆でその実は面白いですね。学問がこんなに面白くていいかしらと心配になるくらい。  安野

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とさちょうものがたり編集長・石川拓也が、土佐町で撮影した写真を中心に初展示をします!

 

○日程 2018年6月2日(土) 〜 6月30日(土) 期間中毎日13:00~17:00の開場です。

オープニングイベント   6月2日(土) 13:00~17:00

○会場 青木幹勇記念館(旧森小学校) 高知県土佐郡土佐町土居437  0887-82-1600

○主催 知の循環型生涯学習研究会 後援 土佐町教育委員会 協賛 HappyFabric.me

○参加費 全て無料 どなたでも参加できます。お子様連れも大歓迎です。

○お問合せ 0887-82-0480  土佐町役場総務企画課(担当:和田亜美)

 

2016年夏からの2年弱、土佐町で撮影した写真・動画を一挙に展示します。

⬜︎土佐町ポストカードプロジェクト

土佐町の風景を月に1枚ポストカードに!と撮影してきたプロジェクト。今回は今までにない大きなプリントでご覧ください。

⬜︎4001プロジェクト

土佐町に住む全員を撮影しよう!というこのプロジェクトの中間報告的な展示です。

⬜︎【上映】キネマ土佐町

春夏秋冬の4本で完結した土佐町の動画「キネマ土佐町」を上映します!

⬜︎【上映】とさちょうものがたりの動画

佐々井秀嶺さん(インド仏教指導者)下田昌克さん(絵描き)が土佐町を訪れた際に作成した動画の上映も!そうそう、土佐町の奇祭「南川百万遍祭り」の動画も合わせて。

 

加えて、6月2日(土)のオープニングイベントでは‥

⬜︎【体験】シルクスクリーン印刷 x くるくる市

とさちょうものがたりで取り組んできたシルクスクリーン印刷を会場でやります。ぜひ着古したTシャツや服を持参して、ご自身で印刷を体験してください! くるくる市も同時開催! 参加費は無料・ドネーションをお願いしています。

2月に笹のいえと開催した「シルクスクリーン x くるくる市」の模様はこちら

笹のいえの渡貫洋介さんがシルクスクリーンについて書いた「着ない服を着る」はこちら

 

6月2日の土曜日は青木幹勇記念館へ!みなさまのご参加をお待ちしています。

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私の一冊

鳥山百合子

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「チムとゆかいなせんちょうさん」 エドワード・アーディゾーニ作 福音館書店

図書館で偶然出会ったこの本があまりにも面白くて、図書館で借りて全11巻を読みました。

その時、この「チムとゆかいなせんちょうさん」以外は全て絶版になっていました。

そのことがとても残念だったので、出版社である福音館書店に「チムシリーズを復刊してほしい」という内容の手紙を書きました。そう思っていたのは私だけではなかったのでしょう、そのあとシリーズの一部が限定復刊され始め、とてもうれしかったです。

この本の初版は1963年。
多くの人に読み継がれていく本には、きっと世代や国境を越えて人が共有できる何かがあるのではないかな、と思います。

アーディゾーニが、いつも子どもたちの背中をどこかでそっと支えてくれているような感じがとても好きです。

鳥山百合子

 

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私の一冊

澤田智則

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「ドリトル先生アフリカゆき」 ヒュー・ロフティング作・井伏鱒二訳 岩波書店

 

この本は、私の読書人生の原体験といえる本です。
私が小学校に入学した時に伯母から12巻セットをお祝いとしていただきました。 小学校1年生なので、まだ十分に理解できていなかったかもしれませんが、ドリトル先生シリーズの世界観にすっかり魅了されてしまい、どんどん読み進め読破してしまったことを記憶しています。
この本をきっかけに、すっかり読書少年と化してしまい今に至っています。
土佐町小学校のみんなにもぜひ読んでもらって、本を好きになるきっかけになればいいなと思います。

澤田智則

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くだらな土佐弁辞典

のうがわるい

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のうがわるい

【形】不便な、使い勝手が悪い、しっくりこない

例:このパラシュートはのうが悪い。(このパラシュートは使い勝手が悪い。)

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