とさちょうものがたり

みんなのアルバム

消防車

  • 日時昭和20~22年頃

  • 場所山内神社 (高知市内に消防車を引き取りに行った際の写真)

  • 撮影者不明

  • 投稿者とさちょうものがたり

西峯洋子さん談(昭和13年8月生)

私が小学校1年か2年生の頃(昭和20~22年)父が高知市へ消防車の新車を引き取りに行ってきた事を覚えています。

父は当時タクシーの運転手をしていました。フォードの自家用車を所有していました。

 

よく見てください。
この写真に写っているのは、土佐町という場所を守ってきた人たちの姿。

こういう人たちが土佐町を守り、次の世代に手渡してくれた。いま現在の私たちの暮らしは、その地面の上にあると思うのです。

彼らが私たちに手渡してくれたように、私たちもまた次の世代に手渡すときがやがて来る。

その時にどんな町を渡せるのだろう、とこの写真を見ながら思うのです。

編集部

 

 

私の一冊

中山一利

 「篠原有司男 ボクシングペインティングとオートバイ彫刻」

会場:神奈川県近代美術館鎌倉 会期:2005年9月17日~11月6日

2005年に神奈川県近代美術館で行われた篠原有司男の展覧会の図録です。

1960年代から第一線で活躍している大御所アーティスト。ボクシングローブに絵具をつけてキャンバスを殴っていく作品は迫力があり大好きでした。立体作品や絵画も大迫力で面白い。

そんな彼のお話が聞ける機会が横浜の画廊でありました。

アトリエのあるニューヨークの話を聞けました。

「おまえも作品作ってニューヨークに来いよ!」「ニューヨークはいいぞ!」と。

サインをもらって作品も購入してしまいました。

中山一利

 

みんなのアルバム

今ちゃんと三代さん

  • 日時1950年代

  • 場所大谷近辺

  • 撮影者不明

  • 投稿者とさちょうものがたり

 

お揃いのズックを履いて学校へ行く前の一枚。この時、嶋村今子さん4年生、田岡三代さん1年生。
家が近所で、毎朝今子さんが三代さんを迎えに行っていたそうです。

この写真から60年後の今もふたりは仲良し。
今子さんがずっと大切にもっていた写真を前にして、昔の話も弾みます。

そして60年後の同じおふたり、同じ場所の写真がこちら。

 

三代さんが、今子さんとの思い出を書いています。
そのお話はこちら。

今ちゃん

 

私の一冊

鳥山百合子

「魔術師のおい ナルニア国物語6」 C.Sルイス作,瀬田貞二訳 岩波書店

 

本の左側に貼ってある丸いシール、これは「カンガルーハウス」という児童書専門店のシールです。私が生まれ育った神奈川県伊勢原市にあるお店で、本を買うとこのシールを貼ってくれます。今でも帰省した時にはお店に立ち寄りますが、お店の中は昔と変わらず、本という本があっちこっちに積み上げられ足の踏み場もないほど。本の匂いが立ち込めていて、一気に子どもの頃にタイムスリップするような感覚を覚えます。

子どもの頃、兄弟とカンガルーハウスへ行き、母が「好きな本を選んでいいよ」と言ってくれて、自分の好きな本を選ぶことがとても楽しみでした。

「魔術師のおい」はカンガルーハウスの人が勧めてくれた一冊。
どの本にしようかと迷っていた私を見て、本棚から緑の箱に入ったこの本を抜き出し「これは6巻だけど、ナルニアのお話の一番最初なんだよ」と話してくれたことを今でも覚えています。
ナルニア国のお話は全部で7巻あるのですが、これが長い長いナルニア国のお話と出会った最初でした。

「魔術師のおい」以外の本は図書館で借りて読んでいましたが、3年前、サンタさんが長女のクリスマスプレゼントにと、残りのシリーズ6冊を贈ってくれました!
長女が「サンタさんすごいね!うちにあるのが「魔術師のおい」ってちゃんと知ってるんやね!これで全部揃ったね!」と言ったことを覚えています。サンタさんは誰だったのかな…?
この本を手にするといろんなことを思い出すのです。

鳥山百合子

私の一冊

上土井恵子

「おやすみ、ぼく」 アンドリュー・ダッド文, エマ・ウェイ絵 クレヨンハウス

長男の3歳の誕生日に友人から贈られた絵本。内容といい、絵のタッチ、色使いといい優しい気持ちにさせてくれる絵本です。おやすみ前にゆったり読むとなんともいい夢が見れそうです。

寝る前にぜひ親子で読んでみてください。大人が一人静かに読むのもおすすめです。今夜はいい眠りに入れそうです。
「おやすみ、ぼく。またあした。」

 上土井恵子

 

私の一冊

高橋弥生

「しょうぼうじどうしゃじぷた」 渡辺茂男 福音館書店

子どもの頃に、弟がよく保育園から借りて来たのを読んでいました。町の消防署の消防車じぷたくんが、山小屋の火事を消して大活躍するお話です。

他の大きな消防車では行けない細くて険しい山道をじぷたくんが山小屋目指して進むシーン。想像して応援したのをすごく覚えています。

じぷたくんは私の中で、たくましくてかっこいいヒーローです。

高橋弥生

 

 

私の一冊

佐藤碧衣

「ビジュアル日本史 ヒロイン1000人」 安西篤子,小和田哲男,河合敦 監修 世界文化社

日本をつくってきた1000人の強く、かっこいいヒロインたちの生涯が載っています。 名前が後世まで伝わっていなかったり、物語のなかの空想の人物であったり、時代ごとにも一人 一人全く違うストーリがあってとても面白いです。
小学生の頃、私はこの本を読みふけり、自分にはどんな未来が待っているのかなと想像していました。

佐藤碧衣

 

私の一冊

大原哲男

「猿猴 川に死す」 森下雨村 岳洋社

先日4001プロジェクトでもご登場いただいた桂月の杜氏・大原哲男さんが紹介してくれた一冊。

著者の森下雨村は土佐の生まれ。晩年も佐川町に隠棲し、日がな一日釣りと酒の日々を送っていたそうです。

交流のあった作家・横溝正史によると「親分肌で、常に周囲に若いものを集め、ちっくと一杯と人に奨め、相手を盛りつぶしては悦に入っていた」とのこと。

昭和40年に亡くなりますが、それも「ちっくと一杯やりすぎたのが原因である(横溝)」そう。

この一冊は本人の好きな釣りのことを書いたモノ。

「猿猴 川に死す」

題名からも土佐の匂いが漂ってきます。

石川拓也

。

くだらな土佐弁辞典

ひがちになる

ひがちになる

【動】一生懸命になる

例「ひがちになって掘った落とし穴に自分が落ちた。」(いっしょうけんめい掘った落とし穴に自分が落ちた。)

私の一冊

佐藤碧衣

「翻訳できない世界のことば」 エラ・フランシス・サンダース著,前田まゆみ訳   創元社

可愛らしい絵と一緒に、世界のことばが書かれています。
ペルシア語「TIÁM /ティアム」 ”初めてその人に出会った時の自分の目の輝き”
…特別な誰かに出会った、とっても幸せでキラキラとした、そんな瞬間を表すロマンチックなこ とばです。

私が留学したフィンランドのことばも、もちろん載っています。
「Poronkusema/ポロンクセマ」”トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離”
…だいたい7.5km。トナカイと暮らす雪国らしい単位です。 しかし、現代のフィンランド語では、”トナカイのうんち/おしっこ”を意味します。北極圏の方で は、本来の単位としての意味も残っているかもしれません。

世界中をまわって、さらなる翻訳できないことばを見つけてみたいものです。

 佐藤碧衣