「子うさぎましろのお話」
土佐町みつば保育園の園長先生である川村光代さんが教えてくれたのは「子うさぎましろのお話」。
(この本は土佐町で焼き菓子を作っている仙田聡美さんも以前紹介してくれました。)
クリスマスの今朝、
たくさんの子どもたちがサンタさんからのプレゼントを喜んでいることやろうなあと思っていました。
いつもこの時期になると思い出す本の一節があります。
・『サンタクロースの部屋 松岡享子著』より
“心の中に、ひとたびサンタクロースを住まわせた子は、心の中にサンタクロースを収容する空間をつくりあげている。
サンタクロースその人は、いつかその子の心の外へ出ていってしまうだろう。だが、サンタクロースが占めていた心の空間は、その子の心の中に残る。この空間がある限り、人は成長に従って、サンタクロースに代わる新しい住人をここに迎えいれることができる。”
一度、心にサンタさんを住まわせた子は、サンタさんがいた空間に、自分の信じる誰かを迎え入れることができる。
それは、サンタさんからの何よりも大切な贈り物かもしれないですね。