2018年6月13日、ただいま開催中の「石川拓也とさちょう写真展」の様子が高知新聞に掲載されました。
高知新聞嶺北支局 森本敦士さんが書いてくださいました。ありがとうございます!
この記事をきっかけに、高知市などからお客様が会場に足を運んでくださり、あらたなテレビの取材も受けました。
この新聞の写真は、6月2日の写真展オープニングイベントの様子です。布に印刷された写真が風に揺れ、来てくださった人たちが作り出していたあの日の「空気」が確かに写っています。
土佐町の人、空気切り取る
【嶺北】
土佐郡土佐町土居の青木幹勇記念館で、写真家で町地域おこし協力隊の石川拓也さん(43)による「土佐町写真展」が行われている。町民や景色、その場の雰囲気まで切り取ったような写真を布に印刷。つるされた48作品が風に揺れている。30日まで。
石川さんは世界各地を旅し、雑誌や広告で著名人らの撮影もしてきたが2016年に同町に移住。昨年6月からは町の魅力を発信すするプロジェクト「とさちょうものがたり」を立ち上げ、写真や記事を掲載している。
写真展には、全町民の肖像を撮る「4001プロジェクト」や、町広報誌の表紙に使われた景色などの写真を縦120センチ、横80センチの布に印刷。洗濯物のように上からつり下げ、外からの風で揺れるように展示した。
撮影された筒井政利さん(91)と重子さん(89)夫妻=地蔵寺=は「普段着のままの素顔が写っている」と笑顔。訪れた町民は「当たり前と思っていた町がこんなにすてきだと驚いた」と話していた。
ほかには四季の動画「キネマ土佐町」を上映。町内の障害者就労支援事業所と共に作るロゴ入りポロシャツなども販売している。
(森本敦士)
写真展は6月30日まで。多くの人に、土佐町の空気を感じていただけたらうれしいです。