1991年から、高知県嶺北地域で活動している「嶺北こども劇場」。
「こどもたちに夢を!こどもたちに感動を!こどもたちに生の舞台を!」という言葉をキャッチフレーズに、年に数回、劇団などを嶺北地域に招き、嶺北の子どもたちに生の舞台を届け続けています。その会の回数は、88回にのぼります。
劇や人形劇、音楽会など内容は多岐に渡り、嶺北地域という山間地域にいながら、生の舞台に触れられることは子どもたちにとって、とても貴重な体験となっています。会がある日は、朝から何だかウキウキ、舞台を楽しみにしている子どもたちも多いのではないでしょうか。
その「嶺北子ども劇場」のスタッフの方から、30周年記念Tシャツを作ってほしいという依頼をいただきました。
大豊町の障がい者支援施設のファースト、土佐町のどんぐりのメンバーさんが印刷しました。写真に写っているのは、ファーストの剛さん。一枚ずつ、丁寧にプリントしていきます。
嶺北こども劇場の皆さん、30周年おめでとうございます!
高知県各地にあったこども劇場は、現在県内3箇所のみになっています。高知市こども劇場、中村こども劇場、そして嶺北こども劇場です。子どもの人数が少なくなるなか、スタッフの方たちの熱い思いがあるからこそ、活動が続けられています。
嶺北こども劇場代表の澤田美恵さんに「30周年のあゆみ」という冊子をいただきました。その冊子に記されていた言葉です。
「嶺北こども劇場はこれからも、地域の人々に、未来の宝であるこどもたちに、人が生み出す芸術の素晴らしさを伝え続けていく事ができるように歩んでいきたいと思います」
30年という時を重ねてこられた嶺北こども劇場のスタッフの皆さんが、記念Tシャツを作りたいと声をかけてくださったのはとても光栄なことでした。ありがとうございます!