「万次郎カボチャを土佐町で作り始めたのは、うちの母やと思うがよー」
とおっしゃったのは土佐町役場に勤務している藤原美穂さん。
お母さんは川田慶子さん。
地蔵寺に住んでいる。
息子さんのお嫁さんは熊本出身で、お嫁さんのお父さんは種苗業を営んでいる。
25年程前、息子さんが結婚する時、お嫁さんのお父さんが、作っていた万次郎カボチャの苗を譲ってくれたそう。
最初の年は40数個も収穫があって、それがまた美味しい、収穫時期が遅い(霜が降りるまで大丈夫)ということで評判になって『作ってみたい』という人が増えたらしい。
インターネットで検索してみたら、日本では苗を売っているところが高知に一軒しかないんですって。
種間交雑種のせいか雌花しかつかず、種での販売はされていない。高知県の苗物屋さん(片山種苗)で苗が販売されているとのことで、その苗物店が生みの親だそう。
と、いうことは、熊本で作られていた万次郎カボチャも、高知出身ってこと???