土佐町の森地区には、かつて上田百貨店というお店がありました。この「みんなのアルバム」のコーナーでは、上田百貨店の主だった上田英一さんが撮影した写真を何度か紹介させていただいています。英一さんは現在92歳。写真が好きだったこともあり、何冊ものアルバムをお持ちです。
今回の写真は、かつての上田百貨店前の通りの写真です。店の白い看板に「上田百貨店」の文字が見えます。当時、この通りには豆腐屋や貸本屋、銭湯などたくさんのお店が並び、人が賑やかに行き交っていたそうです。上田百貨店の前に立っているのぼりに「百足」という文字とムカデの絵が書いてあります。「ムカデが家に入ってこないようにする薬を売ってますよ〜」という宣伝なのでしょうか？（どなたか知っている方がいたらぜひ教えてください！）
こちらは現在の上田百貨店。10年前に閉店し、建物だけが残っています。豆腐屋や貸本屋、銭湯などはもうありません。
この道を通るたび、かつてのこの道で聞こえていただろう賑やかな声や、道ゆく人の姿が見えるような気がします。
「百足屋たび」だと思います。
こはぜ（足袋などの留め具）にムカデの商標入りの足袋があったような記憶があります。
高知の老舗です。
小代さんありがとうございます！
写真はのぼりの裏側が写っていて、「百足」は読み取れたのですが、その後の文字は読めず…、なんだろう？？？と思っていました。小代さんをはじめ、皆さんが教えてくださって、謎が解明できました。ありがとうございます＾＾
これは足袋の宣伝ののぼり旗ですよ！
むかし百足屋という足袋の
メーカーがあり、よく売れてました。
有司さん、ありがとうございます！
「百足屋」さん、とても有名な高知の老舗なのですね。高知県各地で、こののぼりが旗めいていたのでしょうね。
百足屋たび→百足屋というメーカーの足袋の宣伝用のぼり旗ですね。会社自体は今も高知市内にあると思います。
敬二さん、コメントありがとうございます！
「百足屋」を調べてみたら、会社のシンボルマークが赤いムカデでした。そのマークを見て「高知市内で見たことがある！」と繋がりました。
多くの方からコメントをいただき、高知県出身の皆さんにとって「百足屋」さんは馴染みあるお店なのだなあと感じています。