「木はいいなあ」 ジャニス=メイ=ユードリイ著,
「木はいいなあ」。木がそばにあるとどんなにいいか、この絵本は教えてくれます。
葉はそよ風の中で口笛を吹くし、枝にのぼると遠くの方が見える。りんごの木だったら、木にのぼってりんごを取るし、ブランコだってつけられる。こかげを作ってくれて、お弁当も食べられるし、家を守ってくれる。
山に囲まれた土佐町ではさまざまな木が見られます。杉やヒノキ(春は花粉でなかなか大変笑)桜や欅、コナラや桃やネムノキ…。花を咲かせ、山に色を加え、めぐる季節を教えてくれます。
あちこちに気持ちの良い散歩コースもあるし、少し標高の高いところに行って木々の間を歩いて深呼吸、これも最高です。頭のてっぺんからつま先まで、澄んだ空気が通り抜けていきます。
「木はいいなあ」。心から同感です。