たくさん雨の降った梅雨が終わったら、連日晴天が続く。日中、気温はどんどん上がり、町内の電子温度計が38度を示す日もあった。
草花はしんなりとして頭を下げ、猫や鶏たちは日陰でじっと暑さを凌いでいる。
夏だから暑いのは当たり前なのだけれど、猛暑を超えて酷暑と言える高い気温はやはり身体に堪える。だから、外作業は極力朝夕の涼しい時間帯にしてる。直射日光を避けるため、服装は長袖長ズボン(半ズボンの上にヤッケを履くと動きやすい)が必須。背みのを背負い、タオルを巻いた頭にすげ笠を被る完全防備で臨む。草刈りは小一時間するだけで全身汗びっしょり。Tシャツは休憩ごとに替えるようにして、こまめな水分補給を欠かさないようにする。
最近思いついたのは、作業途中で小さなおむすびを食べること。塩の効いたおむすびを、食べたいと思うタイミングで口に入れると心身のリフレッシュできる。ひと段落着いたら水を浴びて汗を流し、少しでも昼寝をしておくと気分すっきり、午後も動ける。
さて、この猛暑はいつまで続くのかと思うけれど、ここ数日は朝晩が涼しく、明け方肌寒いときもある。山暮らしで「ありがたい」と思える瞬間のひとつだ(その分、冬寒いけど)。日差しがつくる影や雲の形にも秋の足音を感じる。田んぼでは稲の出穂が進み、キュウリやトマトなどの旬が過ぎそろそろ秋冬野菜の準備を考える時期だ。
全国的に暑い日々が続いています。皆さん、どうぞご自愛ください。