メディアとお手紙

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「K+」に、掲載されました!

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2021年3月25日、高知新聞社が発行しているフリーペーパー「K+」に、とさちょうものがたり編集長・石川のインタビュー記事が掲載されました。「K+」は、高知で暮らす人たちの特集や、料理、本のコラムなど高知の情報が満載!その中にある「K+ インタビュー・話をしてもいいですか」のコーナーです。

 

住人のストーリーを一人一人伝える。
土佐町の歴史や暮らす人の物語を記録し、伝え残すメディアを独自の視点で運営するカメラマン。

「このままではカメラマンとして死ぬと思うほど、撮ることへのモチベーションが 下がっていました。どうせなら、撮りたい物がある場所へ行ってみようと、縁があった土佐町に来ました」と話す石川拓也さん。現在、「とさちょうものがたり」編集長としてWEBマガジンや フリーペーパーで土佐町の情報を発信している。

千葉県出身の石川さんは、カメラマンとしてニューヨークで活動後、2002(平成14)年に帰国し、東京で数々の有名人などを撮影した経歴を持つ。しかし、芸能界という華やかな業界で働くうちに、本当に撮りたい物とのギャップを感じるように。今後を模 索する中で訪れた高知が 石川さんの心を動かした。

「東京とは真逆で、高知は自然と近く、撮りたい物の匂いがしました」。

土佐町役場が広報担当者を募集 していると聞き、すぐに手を挙げて移り住んだ。16 (同28)年から3年間、地域おこし協力隊を務め、今は嘱託職員として働く。

最初に取り組んだのは、 町のPR用のポストカードと動画制作だった。その撮影をしながら町内を巡る間に、撮ることへの自信は復活していたと話す。「自然の摂理の中で暮らす人の姿や、先祖の代から続いてきた地域文化が目の前にあって。それは撮りたいと思っていた“本質的な物”でした」と石川さん。

「とさちょうものがたり」 は、石川さんが考える“本質的な物”に焦点を当てる。自治体の広報メディアだが、観光情報などは載せていない。記事は、人のインタビューや郷土料理などの紹介から、町の暮らしの根本に触れられるような内容で、その読者は全国に広がる。「人がいるから町ができます。土地の歴史と、住人のストーリーを一人一人伝えることが町を伝えることだ考えているので、それを記録して伝えていきたい」

現在、編集スタッフの鳥山百合子さんと2人で活動する。広報メディアの運営の他に、障がいのある人と作るシルクプリントT シャツや、カレンダーの製作事業なども行う。コロナ禍で、なじみの事業者が苦労していると聞き、その商品をWEB上で販売する取り組みも始めた。出会った人との関係を大切にしているというように、事業のアイデアは、町の人と接する中で生まれている。

幅広く活動する石川さんだが、写真はやはり本人の中心。高知に来て揺るがないものが持てたそうだ。撮影では、日常を少し違った視点で切り取 ろうと意識を向ける。

「写真を撮ることは人を肯定する作業だと考えています。写真に写ることでポジティブになってもらいたいし、そんな写真を撮り続けたいです」

 

掲載された日から早速、土佐町の方をはじめ、多くの人から「記事、読んだよ〜」とお声がけいただきました。「K+」や高知新聞をはじめとする紙媒体の強さを感じます。

インタビューを通し、とさちょうものがたりの土台となる思いが届きますように。

ライターの仙頭杏美さん、カメラマンの河上展儀さん、高知新聞総合印刷の中西一剛さんに大変お世話になりました。
ありがとうございます!
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ファースト広報誌 Step!

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とさちょうものがたり編集部が取り組むシルクスクリーン事業。

2018年3月から土佐町にある障がい者就労支援事業所どんぐりのメンバーさんが、そして、2019年7月から大豊町ファーストのメンバーさんが作業に来てくれています。

シルクスクリーン作業だけではなく、昨年秋に製作した「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」では、カレンダーの数字や文字を描いてもらいました。

先日ファーストに伺った時、施設長の三谷さんがファーストの広報誌を手渡してくれました。そこには「カレンダー作り」と題し、カレンダーの文字を描いた時や販売の様子が書かれていました。

「ファースト広報誌 第15号 Step!」(令和3年2月10日発行)

カレンダー作り

日頃シルクスクリーンの作業でお世話になっている「とさちょうものがたり」の方が、嶺北にある、土佐町どんぐりさん、本山町しゃくなげさん、大豊町のファーストに声をかけてくださり、カレンダー作りを行いました。

この活動は、とさちょうものがたりのスタッフの方が、コロナで3事業所の売り上げが減ったと聞いて、何か少しでも協力できればと取り組んでくれた活動です。各事業所でも販売を行い、売り上げの一部は手数料として還元してくれる仕組みとなっています。

ファーストは利用者様も率先して知り合いの方に声かけ販売し、1番多く地域の皆様等の手に渡せることができました。

 

 

ファーストさん、ありがとうございます!

編集部は、数字を描いてくれた施設にカレンダーの販売もお願いし、ファーストのメンバーさんとは大豊町役場へ出張販売に行きました。メンバーさんは友人や知人に積極的に声をかけ、多くのカレンダーを販売。「○部売れました!」と伝えてくれる姿はとても生き生きとしていて、こちらも頑張らないと!と大きなエネルギーをもらいました。

町を超えて協力し、ひとつのものを作り上げられたことは、編集部にとって、とても良い経験でした。

これからも共に、今暮らしている場所を少しでも楽しくするような取り組みをしていけたらと思っています。

 

 

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

 

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朝日新聞に掲載されました!

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 朝日新聞(高知版)に掲載されました!

2020年12月12日、朝日新聞(高知版)に、とさちょうものがたり編集部と嶺北の3町村が製作した「2020年カレンダーTOKUBETUHEN」についての内容が掲載されました。朝日新聞の記者、浜田奈美さんが書いてくださいました。

掲載日当日、「新聞を読みました!」とご注文の電話をいただきました。ありがとうございます。

文字を描いてくれた「ファースト」「どんぐり」「しゃくなげ荘」の職員さんにも、その都度、販売状況をお伝えしていますが、みなさんとても喜んでいます。

皆さま、来年のカレンダーは、ぜひ「2020年カレンダーTOKUBETUHEN」を!

よろしくお願いします!

 

数字踊る 心弾む のびのびカレンダー

土佐町、本山町、大豊町の障害者支援施設に通う21人の障害者たちが、個性的な数字を書いた2021年のカレンダーを作った。勢い余って空白がつぶれた「9」や、縦に整列して「22日」を知らせる「二二」が並び、のびのびと奔放な数字を毎日楽しめる。

カレンダーは、土佐町のウェブマガジン「とさちょうものがたり」編集部が発売した。これまで、町民の肖像写真や町の伝承を紹介するなどユニークな方法で土佐町の魅力を発信し、毎年秋には町の障害者支援施設「れいほくの里どんぐり」と共に地元のマラソン大会用のTシャツを作ってきた。だが今年は新型コロナの影響で大会は中止に。社会福祉協議会の職員らと協議し、施設利用者の新しい仕事としてカレンダーを手作りすることにした。

「参加者が多い方が楽しい」と、近くの町の障害者支援施設にも声をかけた。利用者たちは10センチ四方の紙を使い、絵の具を指で書き付けたり、折り鶴を数字の形に並べたりして、思い思いに数字を表現した。それらを組み合わせ、1月は「どんぐり」、2月は大豊町の「ファースト」、3月は本山町の「しゃくなげ荘」と、ひと月ごとに担当した施設が変わる。

「特別編」を示す表紙の「TOKUBETUHEN」の文字は、利用者が自発的に書いたという。ローマ字表記としては「S」が足りないが、編集長の石川拓也さん(46)は「正しさや美しさにこだわることなく『めいっぱい楽しんで』とお願いした。のびのびと表現して頂けた」と話す。

A3変形判で税込1500円。限定千部。編集部のサイト(https://tosacho.com/)で販売中で、各施設などでも買える。売り上げは各施設への寄付や今後の制作費にあてる。

(浜田奈美)

・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます
・朝日新聞2020/12/12掲載(20-4749)

 

*とさちょうものがたりの記事にも詳しく掲載しています。

カレンダーBANGAIHEN

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

 

 

 

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今、できることを

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とさちょうものがたり編集部の鳥山が、高知新聞の「所感雑感」に文章を寄稿させていただきました。

編集部と嶺北の3つの障がい者施設が一緒に製作したカレンダーについての内容です。高知新聞の影響は大きく、高知県香南市や東洋町の方からご注文のご連絡をいただきました。ありがとうございます。

確かに誰かに届いたのだという実感は、次の一歩を踏み出す力になります。小さくとも、正直に、まっすぐに、今できることを重ねていきたいと思います。

 

今、できることを

「もしもし、カレンダーを一つ購入したいのですが」

優しげな女性の声だった。電話口のゆったりとした声色から、80代くらいの方かなと思えた。11月5日付の高知新聞に、私が編集者として仕事をしている「とさちょうものがたり」編集部と、嶺北地域の障害者支援施設がカレンダーを製作したという記事が掲載された。電話の主は四万十町の方で、その記事を見て電話をしてきてくれたのだった。

「とさちょうものがたり」は、土佐町の魅力を伝えるウェブサイトとして2017年にスタート。いつからかウェブを飛び越え、雑誌や職人さんとのベンチ製作など土佐町ならではのものづくりも展開している。その中の一つとして、シルクスクリーンという手法で、ロゴや絵を手で一枚ずつ印刷したTシャツやポロシャツの販売をしている。

印刷作業を担っているのは、嶺北地域の障害者支援施設「どんぐり」(土佐町)と「ファースト」(大豊町)の利用者の方たち。売り上げは印刷をした方に還元し、収入増につなげている。同じ地域で暮らす人と共に働くこと、作ったポロシャツなどを地域の人が購入し、着てくれること。そういった風景も作り手の大きなやりがいになっている。

今回製作したカレンダーも、シルクスクリーンがご縁でつながった彼らと作り上げた。特徴は数字。「どんぐり」「 ファースト」、そして毎年、シルクスクリーンのTシャツを注文してくれる障害者支援施設「しゃくなげ荘」(本山町)の3施設の方たちが描いたユニークな数字を並べた。

「ファースト」では、みんなで机を囲んでワイワイ。マジックやクレヨン、指で描く人がいれば、細かくちぎった折り紙を貼り付ける人も。にぎやかな雰囲気の中で描かれた数字は緑、青、だいだいなど色とりどりで、まるで楽しげに跳ねているようだった。

本当はそのままの色を生かしたかったが、曜日が分かりにくくなる。泣く泣く諦め、赤と黒の数字にした。完成したカレンダーには、1ヵ月ごとに描いた人の名前を入れた。そのことを「当人も家族もとても喜んでいる」と施設の職員さんが話してくれた 。

もう一つの特徴は、寄付金付きということだ。

新型コロナウィルスの影響は中山間地域である嶺北にも及び、彼らが作るパンの注文など仕事が減っていると聞いた。今この場所で「とさちょうものがたり」として何ができるのか。頭を悩ませて出した答えの一つがカレンダーという形だった。1部1500円、そのうち200円が3施設に分配される。加えて、カレンダーを1部販売したら、1割(130円)がその施設に入る仕組みだ。残りは印刷費や来年度の製作費になる。

冒頭の電話の女性にカレンダーを送ってから数日後、編集部にはがきが届いた。

「令和3年もいい年になりそうです。皆様が一生懸命書いてくださったお姿を想像して感謝しております。大切に使わせていただきます」

90歳だと書かれていた。 お礼の電話をすると 「私にも支援できることがあれば、と思って」と話してくれた。そのやりとりは、私の心にぽっと明かりをともしてくれた。

今立っている場所で、今できることをする。たとえ小さくともその行動は誰かを支え、自身をも支えている。

カレンダーを手にした人たちが、胸にじんわりとしみていくような楽しさを感じられますように。

そして、2021年がすべての人にとって良い年となりますように。(土佐町土居)

「とさちょうものがたり」編集者 鳥山百合子

 

「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」、絶賛販売中です!

皆さま、来年のカレンダーの準備はできたでしょうか?

毎日、目にとめるカレンダー。ちょっと楽しい気持ちで使ってもらえたらうれしいです。

 

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

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お葉書が届きました

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製作したカレンダー「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」についての記事が、11月 5日付の高知新聞に掲載されました。

その数日後、一本の電話がかかってきました。電話の主は四万十市の黒田さん。とても丁寧な方で、声色から80代くらいの方かなと思いながらお話を聞きました。

「高知新聞を読みました。カレンダーを一部、購入したいです。私も何かできることはないか、支援がしたいと思って」とのこと。

カレンダーをお送りしてから数日後、一通の葉書が届きました。

【高知県四万十町 黒田里枝さんより】

カレンダー、早速お送り下さいまして有り難うございました。

令和三年もいい年になりそうです。みな様が一生懸命書いて下さったお姿を創造して感謝して居ります。大切に使わせて頂きます。

先生始め、みな様のご健康と幸を御祈りして御礼と致します。

黒田里枝 90才

神社前できれいなお花を持ったおはがき、有難うございました。

 

黒田さんは、なんと90才とのこと。心のこもった文面がとても嬉しく、何度も読み返しました。

お礼の電話をすると「早速飾っていますよ。ありがとうございます」。

黒田さん、こちらこそありがとうございます!

黒田さんにいただいた葉書は大切に飾っています。

 

*「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」は、ただいま発売中です!

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

カレンダーの販売先が増えました!

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高知新聞に掲載されました!

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高知新聞に掲載されました!

2020年11月5日、高知新聞にカレンダーの紹介記事が掲載されました。高知新聞嶺北支局長の竹内将史さんが記事を書いてくださいました。竹内さんは、障がい者施設のメンバーさんたちがカレンダーの文字を描く日も同行し、取材してくださいました。

新聞に掲載された日から、地元の方や高知県内の方からご注文をいただいています。ありがとうございます!

障害者の感性で暦作り
土佐町などで販売 アート作品風
 
【嶺北】
土佐郡土佐町の魅力を発信するウェブサイト「とさちょうものがたり」編集部が、障害者就労支援事業所の利用者と作ったカレンダーを発売した。ユーモアあふれる書体で日付や曜日が描かれており、編集部は「利用者の豊かな感性にふれてほしい」と話す。
 
同編集部は2018年から、地域の事業所とオリジナルTシャツを作り、利用者の収入向上に取り組んでいる。新型コロナウィルスの影響で事業所の売り上げが減ったことを知り、さらなる支援を模索。「利用者の個性を生かし、収益化できる」として、同町や本山町、大豊町の3事業所とカレンダーを制作することにした。
 
特徴的なのは、利用者が鉛筆、筆ペン、切り絵などで描いたカレンダーの日付や曜日。アラビア数字に、漢数字やカタカナ表記も交じり、アート作品のような出来栄えだ。月ごとに担当した事業所が変わるのもお楽しみの一つになっている。大豊町の「ファースト」に通う上村三枝子さん(43)は「皆でわいわい描けました。多くの人に使ってほしいです」とにっこり。
 
同編集部の石川拓也さん(46)は「今後も利用者の才能を生かした事業に取り組みたい」としている。
 
税込み1500円で千部限定。土佐町役場に隣接する同編集部や高知市の金高堂書店本店、高知蔦屋書店、TSUTAYA中万々店で販売中。

(竹内将史)

 

大豊町役場に訪問販売

新聞に掲載された日、文字を描いてくれた大豊町の障がい者施設「ファースト」さんの職員さんとメンバーさんと大豊町役場へ出かけ、カレンダーの販売を行いました。

「新聞見ましたよ!」とカレンダーを購入してくださる方が多く、高知新聞の購読率の高さをひしひしと感じました。

ファーストの職員さんとメンバーさん、役場の職員さんは顔見知り同士のことも多く、話も弾んでいました。こういった風景は、普段から人と人との距離が近いからこそ生まれるのだなと感じます。

 

大豊町役場にて

「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」、ただいま絶賛販売中です!
このカレンダーを手にしてくださった方が、2021年を少しでも楽しい気持ちで過ごせますように。その願いも込めています。

 

 

*「2021年カレンダーTOKUBETUHEN」について、製作から印刷、販売の様子を紹介した記事はこちら。

2021カレンダーTOKUBETUHEN 印刷中です!

2021カレンダーTOKUBETUHEN、完成間近です!

2021カレンダーTOKUBETUHEN 印刷中です^^

2021年カレンダーTOKUBETUHEN販売開始!!

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Yahoo!ニュースで紹介されました

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2020年8月27日、とさちょうものがたりが Yahoo!ニュースで紹介されました!

「これ以上、情報はいらない。町の広報誌が雇用、売上、つながりを生む起点に」。

ライターの甲斐かおりさんが、丁寧に話を聞いて記事を書いてくれました。

甲斐さんは先日公開された(すごい人数に読まれたらしい)梼原町の移住の取り組みに関しての記事や、これからの仕事のあり方を探る「ほどよい量をつくる」という書籍の著者でもあります。
あちこちを飛び回って見たもの聞いたことを書く甲斐さんの目から見た、とさちょうものがたりとは?という記事になっています。

 

私たち編集部にとっても、客観的に「とさちょうものがたり」を見つめるきっかけとなりました。とさちょうものがたりは、多くの方たちの支えやご協力に支えられてやってこれたのだとあらためて感じています。

ぜひご一読ください!

 

 Yahoo!ニュース 個人 
これ以上、情報はいらない。町の広報誌が雇用、売上、つながりを生む起点に(甲斐...
https://news.yahoo.co.jp/byline/kaikaori/20200827-00193908/
コロナの影響から地方移住への関心が高まっている。多居点居住など気軽に地方に関わる人が増えるとき、より大事なのは地元にコアな人たちがしっかり存在すること。ローカルメディアの可能性、有効なあり方を探る
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お便りの紹介 

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「とさちょうものがたり」が始まってから、お手紙やはがき、メールなど、編集部へたくさんのお便りをいただいています。今まで届いたお便りはすべて大切に読ませていただいています。なかには文通のようにはがきでのやりとりが続いている方も。心を寄せてくださっている方がいるということは、私たち編集部にとって大きな励みとなっています。

 

【東京都 神山義三さんより】

「とさちょうものがたり」お送りいただき有難うございました。

このような企画、発行をなされる町の姿勢に驚嘆しました。そして、それに答える窪内様の名文、石川様の撮影の目のつけどころ、さらに鳥山様の謙虚で、しかも核心をついている一文、まことにお見事でございます。

私共の退職した元教員グループの年二回の会合の折に差しあげようと思い、六部注文したのですが、コロナ蔓延の時世、開催の延期が続いて、未だ配布できずにいます。いずれの日にか、会員の皆様が歓声をあげる折を夢みて、電話をかけては手にしたい気持ちを高ぶらせているところです。

亡き妻の入院中、枕許で三〜四節は読んであげました。あとは重篤の状態になり、完読はできなくなりました。仏前に飾るように供えました。妻はきっと喜んでいるものと思っています。

私共と窪内様との出会いを窺える新聞コピーを勝手ながら送らせていただきます。窪内様のご温情で、以来20年、折々電話や文通でのご交誼を賜っております。

私共のお会いした四国の方々は、何故こんなに御心が温かいのかと、在りし日に語り合ったこともあります。

 

 

今年の夏、いくつかの新聞記事のコピーとお手紙が送られてきました。

差出人は神山義三さん。「『とさちょうものがたりZINE04』を、著者である窪内隆起さんから送ってもらった。友人たちにも手渡したいから購入したい」と、以前編集部にお電話をくださった方でした。

お話を聞くと、今は亡き奥様が入院中、義三さんは枕元で「山峡のおぼろ」を一話ずつ読んであげていたとのこと。

「『今日はここまで。また明日ここから読もうね』と毎日楽しみに少しずつ読み進めていたんです。でも、全部読み終わる前に亡くなってしまいました」。

電話口で奥様のことを語る神山さんの口調は穏やかで優しく、奥様のことを慈しみ続ける姿に胸が震えるような思いでした。そして、こんなにも「とさちょうものがたりZINE」を大切にしてくれている方がいることへ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

亡くなった奥様、神山育子さんは小学校の先生で、司馬さんの「21世紀に生きる君たちへ」を日本で初めて授業で取り組んだ先生として、2000年に愛媛県で行われた「えひめ菜の花忌シンポジウム」に招かれました。その会場で同じくパネリストとして招かれていた窪内隆起さんと出会い、司馬文学を21世紀にどう受け継ぐかを議論をしたそうです。それがご縁で、義三さんと育子さん、窪内さんは手紙や電話でやり取りするようになったとのこと。

この20年後、とさちょうものがたりZINE04号ができ、窪内さんが神山さんにZINEを送ってくださったことからこのご縁が生まれました。同封してくださったシンポジウムの新聞記事を読みながら、その不思議さを思います。

折に触れて神山さんはお電話をくださいます。現在86歳とのこと。人生の大先輩が送ってくださったエール、大切にしていきます。

 

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土佐町オリジナルポロシャツ、高知新聞に掲載されました!

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▪️高知新聞に掲載されました!

2020年5月19日、「土佐町オリジナルポロシャツ」についての記事が高知新聞に掲載されました。
この記事は、4月より高知新聞嶺北支局へ赴任された竹内将史さんが書いてくださいました。

土佐町  シャツでPR
地蔵堂の龍 デザイン

【嶺北】土佐郡土佐町の魅力を発信するウェブサイト「とさちょうものがたり」編集部が、オリジナルのポロシャツを製作、販売している。同町地蔵寺にある「地蔵堂」の龍彫刻のスケッチをプリントし、地域をPRしている。

ポロシャツ製作は、サイトを立ち上げた写真家、石川拓也さん(45)の企画で3年目。絵本の挿絵などを手掛ける下田昌克さん(52)=東京都=がスケッチを担当し、ミミズクや山菜などをプリントしてきた。

今年は地蔵寺地区のシンボル「地蔵堂」(1646年建立)に施された龍の彫刻に着目。

石川さんは「荘厳さや仕事の細かさにほれ込んだ」と話し、住民から聞き取ったお堂の歴史などもサイトで紹介している。

彫刻は地元の宮大工、西村福蔵さん(2018年死去)の製作で、長男の郁也さん(58)は「父も喜んじゅうと思う。伝統の技を見に来てほしい」と話す。

地域の連携も深めようと、プリント作業は同町と長岡郡大豊町の障害者就労支援事業所の利用者が行い、収入につなげている。石川さんは「シャツを通じて龍のパワーを感じて」とアピールしている。

1枚2500円。口を開いた龍と閉じた龍の2種ある。注文は町役場総務企画課(0887・82・0480)か、「とさちょうものがたり」サイトから。

(竹内将史)

 

 

この記事が掲載された日の朝から、早速、町外・町内の方からポロシャツの注文をいただきました。ありがとうございます!

 

▪️今年のデザインは地蔵堂の大龍

今年の土佐町オリジナルポロシャツのデザインは「地蔵寺地区・地蔵堂の阿吽の大龍」。龍の絵を描いてくれたのは、絵描きの下田昌克さんです。印刷は、土佐町の障がい者就労支援事業所どんぐりと、大豊町の就労継続支援B型ワークセンター「ファースト」のメンバーさんが、シルクスクリーンという手法で1枚ずつ丁寧に印刷しています。

 

下田さんは2018年から毎年、土佐町オリジナルポロシャツの絵を描いてくださっています。

【販売開始!】とさちょうポロシャツ2018

土佐町ポロシャツ2019販売開始です!

 

 

地蔵堂の龍を今年のデザインとしたことで、編集部はこの龍を作った宮大工・西村福蔵さんを知り、福蔵さんの息子さんである西村郁也さんと出会いました。その出会いが、地蔵堂の歴史を新たに知るきっかけとなりました。

このことについては、とさちょうものがたりで記事にしてお伝えしたいと思います。

どうぞお楽しみに!

 

 

*今年の土佐町オリジナルポロシャツについて、こちらでも紹介しています。ご注文、お待ちしています!

土佐町ポロシャツ2020販売開始です!

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お便りの紹介 

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「とさちょうものがたり」が始まってから、お手紙やはがき、メールなどで編集部へたくさんのお便りをいただいてきました。今まで届いたお便りはすべて大切に読ませていただいています。なかには文通のようにはがきでのやりとりが続いている方も。心を寄せてくださっている方がいるということは、私たち編集部にとって大きな励みとなっています。

この「メディアとお便り」のコーナーでは、今までいただいたお便りを少しずつ紹介していきたいと思っています。

 

【神奈川県 西村繁男さんより】

前略

「とさちょうものがたり05」ありがとうございました。興味深く読ませてもらいました。毎号、心豊かに生きるとはを考えさせてくれます。

土佐町のものさしも地に足をつけて進めているのがいいなと思いました。

みなさん、良い年をお迎え下さい。

 

*絵本作家の西村繁男さんからお葉書をいただきました。2018年11月に土佐町に来てくださった西村さん。その時に開催した土佐町立みつば保育園でのお話会で、子どもたちが目を輝かせてお話の世界に入っていたことは今でも忘れられません。

その後も西村さんは絵本が出版されるたびに送ってくださり、昨年出版された西村さんの絵本『たたたん たたたん』もみつば保育園の子どもたちへプレゼントしてくださいました。繋がったご縁がゆるやかに、確かに続いていることは私たち編集部にとってかけがえのない財産です。

 

 

*西村さんが来てくださった時の記事はこちらです。

西村繁男さんが土佐町にやってきた!

 

*西村さんがみつば保育園の子どもたちへプレゼントしてくれた本はこちらです。

鳥山百合子

 

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