台風7号と梅雨前線の影響で、6月の終わりから毎日雨だった。
梅雨に雨が振るのは当たり前だけど、これほど降り続くと予定していた作業が滞り、とても困る。
雨の日は内作業をすることが多いが、こうも連日雨だとそうもいかない。
田んぼや畑には、やることがゴマンとあるのだ。
雨の中、気が焦りつつ車を運転していると、ご近所さんが草刈りをしているのが目に入った。そうか、草刈りだ。
「草刈り」は、実は雨の日にはもってこいの仕事。
晴天のときこれらの作業をすると、暑すぎてすぐバテてしまう。小雨くらいなら、楽しいくらいだ。
上下に分かれている合羽を着込む。その下はTシャツと海パン。蒸れて汗もかくけど、すでに雨に濡れているから、気にならない。風邪を引かないように、Tシャツは休憩毎に着替える。海パンは濡れても作業が終われば、合羽と一緒に軒の下に吊るしておけばすぐ乾く。
雨の日に外作業が進むってのは、何となく得した気分になる。
でも、さすがにこの長雨では、土いじりができない。
7月に入っても、大豆が蒔けない。家の前のネムノキの花が散りはじめてるというのに。