今年の夏は、数日間スカッと晴れ!というタイミングがなかなか見つけられず、
土用のころからずっと頭の片隅で気になっていた梅の天日干しがやっとできた。
梅を網戸の上に並べながら、そうか梅を干すから梅干しと言うんだな、なんて当たり前のことに納得する。
梅に限らず、天日で干すと食材が劇的に美味しくなる、と頑なに信じている妻と僕。大量に採れたものやたくさんいただいたものを干す。
例えば、食べきれないスイカを切り、干して水分を飛ばし冷凍すれば甘みを増したスイカアイスになる。
例えば、川魚はヒラキにして塩水に浸した後一日干し、炭火で焼けば最高の酒のアテになる。
大豆や米、小麦も干して乾燥させれば虫やカビが出にくくなり保存性も良くなる。
だから、とにかく干すのだ。
その他にも、柿大根隼人瓜落花生筍小豆若芽布団等等。
以前友人に「笹のいえはいつ来ても何か干してあるね」と言われるくらい、うちでは軒先やシートの上で何かが干されている。
お天道様はこんな素敵な力を毎日惜しみなく僕らに提供してくれてる。
ソーラーパネルがなくとも、自然エネルギーを利用できるのだ。しかもタダ。
さあ干しましょう!