「さびしがりやのほたる」 エリック・カール 偕成社
蛍の季節になった。 真っ暗闇の中で、ふ〜わりふわりと浮遊する蛍の風情はなんともいえない。
もうひとつ、わたしの密かなお楽しみは…暗闇の中で見知らぬどなたかと交わすひと言ふた言。真っ暗で顔が見えないからこそ、一体感?親近感が湧き、聴こえる言葉がよりいっそう心に温かく響く。
そういえば蛍の絵本ってあるのかしらんと思い立ち図書館へ。 しかし棚に並ぶはかえる、カエル、蛙のオンパレードだった。 静かにお尻が光るだけではキャラが弱いのか、、。
しかしながら、なんとかかんとか図書館の方に見つけ出していただいたこちらの絵本。 まさかのエリック・カール氏。 かの有名な「はらぺこあおむし」の著者のものだった。 しかも〈光る絵本〉とある。 今回は残念ながら電池切れのため、〈光らない絵本〉だったけれど、きっとこれは光ったらすごく楽しい絵本だろうなぁと思った。