「アルテサニアがかわいい メキシコ・オアハカへ」 櫻井陽子 イカロス出版株式会社
1月の土佐町の風景は草木も山も田んぼもベージュ色になってしまうことがさみしいです。あるがままの自然の色、なすがままの自然の景色なのだけれど、やはり寒いのと相まってベージュばかりの景色は心が沈みます。。。 自然が近いがゆえに、もろ自然の様子の影響を心身共に受けるような気がします。
近くのスーパーに入ろうとしたとき、店先に売られている色とりどりのジュリアン(花の種類)にハッとなり、さっそく5色(赤、黃、白、ピンク、紫)それぞれ連れ帰りました。 色は人の心を明るく、強くするんですね。 そして、生きているお花はさらにすごいパワーを放っているようで、連れ帰ったその日から私の心に花が咲いたかのように、やる気がもりもり吹き返しました。 入院をしている人にお見舞いとして生花を渡す意味もよくわかりました。
昔、訪れたメキシコ。 グアナファトという地方ではそれぞれの家が一軒ずつ色が違って、超カラフル。世界遺産にもなっています。 南部のオアハカ地方では、色鮮かな花の刺繍のエプロンや色とりどりの衣装を纏ったひとがいっぱい。元気になる〜!楽しい〜!
ベージュ色の冬があるから、カラフルな春夏秋が美しいとわかってはいてもなかなか色好きのわたしには苦行の日々です。メキシコを思い出して、春を待つとします○