とさちょうものがたりZINE 08号が発刊です!
本日7月20日(火)、とさちょうものがたりZINEの08号を発刊しました。
今回は「山峡のおぼろ(著:窪内隆起)」号。2019年7月に発行した04号の続編にあたります。
もう何度もご紹介してきましたが、著者の窪内隆起さんは元サンケイ新聞記者。作家・司馬遼太郎氏がサンケイ新聞紙上で「竜馬がゆく」「坂の上の雲」を連載していた時代に、氏の担当編集者として活躍されました。
その窪内さん、12歳までを土佐町・西石原地区で過ごしています。とさちょうものがたりでの連載「山峡のおぼろ」は、窪内さんが西石原で過ごした幼き日々のことを綴ったエッセイ集です。
20編のエッセイ+1
「山の音や声」「研ぐ」「茶碗を狙って」「機関銃」「ヤリカタギ」‥。今号に収録された20編のタイトルの一部です。
西石原の豊かな自然を舞台に躍動する少年時代の窪内隆起さんの声が淡々と編まれたようなエッセイ集。
「昔はこんなこともあった」と過去を懐かしむためだけではなく、「私たちはどこから来たのか」を知り、「私たちはどこへ行くのか」という解答にたどり着くための小さな一歩。そんな思いで作った一冊です。
+1は『終りに当たって「婉なる哉故山‥」』と題された、この連載全体に対する窪内さんのあとがきです。
サンケイ新聞退職時にあった司馬遼太郎氏との心温まるやり取りが描かれています。
発行は本日7月20日
土佐町のみなさまには近日中にお手元に届く予定です。
町外の方々は、以下の店舗・施設にこれから随時配布をしていきますので、最寄りの施設で入手していただければ幸いです。
この本を手に取るすべてのみなさまに楽しんでいただけますように。