とさちょうものがたり

みんなのアルバム

はっきよい、のこった!

写っている人
  • 日時1956(昭和31)年

  • 場所旧地蔵寺小学校

  • 撮影者

  • 投稿者

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今回の一枚は、旧地蔵寺小学校(現  地蔵寺支所)にあったアルバムから。

写真には『1956(昭和31)年11月  土俵場落成記念 相撲大会』と添書きがあります。

土俵を囲む人たちのなんと多いこと!はっきよい、のこったのこった!熱気が伝わってきます。

当時、相撲は大人も子供も楽しみにしていたことの一つ。この日は、近隣の町村からの参加者がいたようです。審判として、隣町・本山町の「旧帰全小学校」の先生が来ていた、とのこと。

 

この日は雨だったようで、傘をさしながら観戦する人も。和傘をさしている人も多くいます。この頃は、和傘を使っている人も多かったようですね。たくさんの人がこの日を楽しみにしていたことでしょう。

 

こちら現在の旧地蔵寺小学校の校庭です。この東屋が上の写真の土俵があった場所。

かつての風景を知ることで、今目の前にある風景が違ったものに見えてきます。

 

だるま負い競技

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2023年のカレンダー制作が始まりました!2021年、2022年に続いて3年目の取り組みです。

今まで、高知県れいほく地域の3つの障がい者支援施設の皆さんに数字を描いてもらってきましたが、今年はれいほく以外の地域の障がい者支援施設の方たちも加わってくださることになりました。

これから、制作風景を順番に紹介していきます。

 

10月3日、高知県香美市にある、社会福祉法人愛成会 障害者支援施設 白ゆりの皆さんとカレンダーの制作を行いました。

白ゆりさんとのご縁は、とさちょうものがたり編集長の石川が講師を務めた写真講座に、白ゆりの職員さんが参加したことからはじまりました。

「よかったら、一緒にカレンダーを作りませんか?」

急な誘いであったにもかかわらず快く話を聞いてくださり、あっという間に作業をする日を段取ってくださいました。本当にありがとうございます!

 

障害者支援施設 白ゆり

白ゆりさんの母体である社会福祉法人愛成会 は、1975(昭和50年)年に設立。その中のひとつ、ワークセンター白ゆりでは就労継続支援B型の工場型として、クリーニング作業を日々行っています。敷地内には大きな建物とクリーニング機械があり、多くの方たちが仕事をしていました。

カレンダーの数字や文字を制作してくれたのは、障害者支援施設白ゆりの皆さんたち。この場所を拠点に白ゆり内で仕事をしたり、他の職場へ通ったりと生活しています。「自分の働いた賃金で生活すること」を大切にしているのだと職員の方が話してくれました。

 

早速、作業スタートです!

ぐいぐいと筆が進みます!

 

この日のために、事前に数字を描いてきてくれた方も。リクエストした曜日をどんどん描き進めてくださいました

 

少しずつ色を変え、丁寧に描かれた数字たち

 

あっという間に一時間半ほどの制作時間が終了しました。「カレンダーが出来たら、持ってきますね!」と言うと、「待ってます!!」とハイタッチ。

「みんながとても楽しそうでした!」と職員さんが伝えてくださったこと、とてもうれしかったです。

職員の皆さんと白ゆりの皆さんのやりとりや明るい笑顔から、エネルギーをたくさんいただきました。

白ゆりのみなさん、ありがとうございました。カレンダー、楽しみにしていてくださいね!

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口で描く日本画家・南正文

 

2022年11月5日(土)から13日(日)、土佐町郷土学習センターにて「南正文展覧会」を開催します。

南正文さんは、以前土佐町で「Monk」というラーメン屋さんを営んでいた南一人さんのお父さん。少年時代に事故で両手を失い、絶望の淵に迷いながら、口で絵筆を咥え、描くことを見つけた日本画家です。

今回の展覧会では、正文さんが描いた絵 約30点を展示、正文さんのドキュメンタリー映画「天から見れば」の上映を行います。

 

 

映画「天から見れば」には、少年時代に事故で両手を失うという絶望の中から立ち上がり、画家として活躍する南正文さんの生き方が描かれています。

2012年 ロサンゼルス ジャパンフィルムフェスティバル出品作品。2012年12月10日、ニューヨーク国連本部にて、「世界障害者デー」のイベントとして上映された作品です。

上映は期間中毎日、時間帯は

①10:30~12:00
②13:30~15:00

の2回となります。

 

11月5日(土)、オープニングイベントあります!

オープニングイベントは、11月5日(土)15時から。

南正文さんの奥さまである南弥生さんがお話してくださいます。南正文さんと結婚後、常に正文さんの手となり、心を身体の支えとなって、生涯を共に歩んできた弥生さん。明るく優しい、とても素敵な女性です。

笑あり、涙あり、正文さんとのさまざまなエピソードの数々を話してくれます。

ぜひ映画「天から見れば」と合わせて、楽しんでいただけたらと思います。

 

オリジナルTシャツ、販売します!

南正文さんが描いたスケッチで版を作り、シルクスクリーンで印刷したTシャツです。

背中は二羽のペンギン、胸に入っているのは「2020年4月」の日付。本来は、この展覧会は2年前の4月に開催予定でした。コロナ禍で延期、延期を繰り返し、今回の開催はまさに2年越し。待ちに待った展覧会なのです。

このTシャツを会場で販売します。枚数が限られているので、お早めにどうぞ!(サイズ:XS~XL)

この展覧会を開くため尽力してくださった「口と足で描く芸術家協会」の物販もあります。どうぞお楽しみに!

 

正文さんの描いた世界を、多くの方に感じていただけたらと思います。

皆さまのお越しを、心からお待ちしています!

 

南正文展覧会

会場:郷土学習センター(青木幹勇記念館)

住所:〒781-3401   高知県土佐郡土佐町土居437番地

会期:2022年11月5日(土)〜13日(日)

時間:  10:00~16:00

主催:土佐町教育委員会

協賛:口と足で描く芸術家協会

共催:知の循環型生涯学習研究会
とさちょうものがたり編集部

 

 

 

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土佐町役場や各所で配布中の「香り袋」。土佐町の障がい者支援施設どんぐりの皆さんが、仕事の合間をぬって、作ってくれています。

木のおがくずと香り袋の説明が書かれた紙を袋に入れる。この一連の作業の工賃が、どんぐりに支払われる仕組みとなっています。

袋に詰めるおがくずは、土佐町の大工さんに分けてもらったものを使用しています。

 

先日、土佐町上ノ土居地区の大工、森岡忠賢(もりおか・ちゅうけん)さんからヒノキのおがくずを分けていただきました。

 

忠賢さんは御年89歳。16歳の時から74年間大工として働き、今年9月に引退。74年間の間に、10人のお弟子さんを育て上げました。

最後10人目の弟子が、孫の森岡拓実さん。とさちょうものがたり編集部が今まで大変お世話になっている大工さんです。

 

忠賢さんは今、これまでお世話になった人へのお礼にと、ヒノキでまな板を作っています。作るまな板は全部で100枚。

忠賢さんの作業場はヒノキのおがくずが山のように積まれ、澄んだ香りで満ちていました。

 

まな板のない家はない

「70年ばあ、お世話になった人にお礼に配っていくんじゃ。まあ、みんな喜ぶで」

と忠賢さん。

なぜ、まな板を配ろうと思ったのでしょう?

まな板のない家はないろう。大工は女の人と話すのが根本じゃ。家を建てたり補修したり、大体女の人が先やりをするね。台所、トイレ、お風呂、居間のバランス…。台所の棚にお鍋を入れるにしても、右からなのか?左からなのか?使い勝手がいいように。そういったこんまいことは、男の設計士は頭を使わんぞね」

「女の人が喜ぶことをしちゃったらええなあ、と思って。板切れができたらまな板を作ってや、という人が普段でもおる」

確かに、「まな板のない家はない」。朝昼晩、人は台所に立ち、まな板を使って調理し、食べ、生きている。

大工・森岡忠賢さんは建てる家だけでなく、その家で営まれる暮らしをも見ていたのだと思います。

 

編集部は大きな袋に3つ分のおがくずをいただきました。これでたくさんの「香り袋」を作ることができます。

 

そして、大小2枚のまな板もいただきました。小さい方は「パンやまんじゅうを切るのにぼっちり」とのこと。

「木のまな板は、音がえいろう。とんとんとん、って。あたりが柔らかい」

忠賢さん、ありがとうございます。大切に使いたいと思います。

 

忠賢さんは、自分のご家族の話や大工になった経緯についても話してくれました。それはまた別の記事で紹介したいと思います。

 

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みんなのアルバム

だるま負い競技

  • 日時昭和32年

  • 場所旧地蔵寺小学校

  • 撮影者

  • 投稿者

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今回の一枚は、旧地蔵寺小学校(現  地蔵寺支所)にあったアルバムから。

1957(昭和32)年5月5日に行われた「子どもの日運動会」。「PTAと職員のだるま負い競技」の写真です。

白いかっぽう着を着て、もんぺ?をはいている人、スカートの人、スーツのズボンの人。皆、思い思いの格好です。だるまをバトン代わりに真剣勝負。だるまの受け渡しが難しそうです!

周りの子供たちも立ち上がって見ています。「頑張れー!」子供たちの応援する声が聞こえてきそう。子供たちにとって、親と先生の競技は盛り上がりますよね!

 

こちら、現在の地蔵寺支所の校庭です。先ほどの写真の背景にあった、白い壁の建物や石垣は健在です。東家の建っている場所には、かつて相撲の土俵がありました。

地蔵寺の人たちの賑やかな声が、今でも聞こえてくるようです。

 

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先日お伝えしました「まきのまきのレター」Tシャツ、高知県立牧野植物園での販売が始まりました!

 

↓ 製作時の様子を紹介した記事は、こちらをご覧ください。

「まきのまきのレター」Tシャツ

 

製作風景の一コマ。印刷しているのは土佐町の障がい者支援施設どんぐりの石川寿光さん。一枚ずつ、丁寧に印刷していきます。

 

高知の人がこの上なく敬愛する牧野富太郎博士をモチーフに作られた2種類のTシャツ。

株式会社ENYSiさまからのご依頼で、とさちょうものがたりのシルクスクリーンで印刷しました。

牧野植物園のショップで現在販売中です!

 

製作したTシャツが色々な場所へと旅立っていくことをとさちょうものがたり編集部一同、とてもうれしく思っています。

ありがとうございます!

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2023年のカレンダー制作が始まりました!2021年、2022年に続いて3年目の取り組みです。

今まで、高知県れいほく地域の3つの障がい者支援施設の皆さんに数字を描いてもらってきましたが、今年はれいほく以外の地域の障がい者支援施設の方たちも加わってくださることになりました。

これから、制作風景を順番に紹介していきます。

 

まずは、大豊町の障がい者支援施設ファーストから制作をスタート。

ファーストさんは、2019年の夏から、シルクスクリーンの印刷作業に週に2回ほど来てくれています。早いものでもう丸三年。今年は「大豊町オリジナルポロシャツ」を一緒に作り、現在330枚以上制作、販売しています。

カレンダーの制作も今年で3年目。今年もわいわいと数字や絵を描いてくれました。

 

マジックやクレヨン、折り紙や葉っぱ。好きなものを使って、数字を制作

 

カレンダーの表紙を作りました。一枚の画用紙に収まらず、2枚繋げて作った大作

 

自分で作った一番のお気に入りを持って、記念撮影!

ファーストの皆さん、ありがとうございました!職員の皆さんやメンバーの皆さんのご協力のおかげで、このカレンダーが成り立っています。

 


次回は、高知県香美市の社会福祉法人「愛成会」の障がい者支援施設 白ゆりさんでの作業風景をお伝えします!

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みんなのアルバム

こちら、すみれ子供郵便局!

  • 日時昭和40年代(1960年代中頃〜1970年代中頃)

  • 場所旧地蔵寺小学校

  • 撮影者

  • 投稿者

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今回の一枚は、旧地蔵寺小学校(現  地蔵寺支所)にあったアルバムから。

「新しくできた預金室での初預入れ」という覚書が添えられた写真です。

時は、昭和40年代(1960年中頃〜1970年中頃)、旧地蔵寺小学校には「すみれ子供郵便局」がありました。

1週間に一回、「貯金の日」があり、その日にはお小遣いと自分の通帳を持って校舎内の「すみれ子供郵便局」へ。

郵便局の窓口で働いているのは子供たち。お金を数え、通帳に貯金額を記入、お金を金庫に保管するという重要な役割を果たしていました。写真をよく見ると、筆や鉛筆で記入している様子がわかります。顔は真剣そのもの!

金庫に入れたお金は、本物の郵便局員さんが取りに来て、郵便局で保管していたとのこと。修学旅行の資金にしていた子供もいたとか。

なんとも面白い取り組み!

この「すみれ子供郵便局」は1951(昭和26)年から始まり、1971(昭和46)年10月には「優良子ども銀行」として表彰され、子供たちは旧大蔵省で賞状をもらったそうです。

窓口を訪れた子供たちの羨望の眼差し(?)を受けながら、「窓口」「検査」の仕事に取り組むすみれ子供郵便局員

約60年後、キャッシュレスで買物する時代になろうとは、この頃は想像もしていなかったはず。今の子供たちも「すみれ子供郵便局」のような取り組みをやれたらいいですね。実際にお金のやり取りをし、責任と自覚を持って自分でお金を管理する経験は、将来きっと役に立つはずです。

もし今も「すみれ子供郵便局」の通帳を持っているよ〜!という方がいましたら、ぜひ、とさちょうものがたり編集部へご一報ください!

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とさちょうものがたりがいつもお世話になっている下田昌克さんが展示会を開きます。

その展示会「趣味の部屋」で販売するオリジナルTシャツの印刷をファースト(大豊町)とどんぐり(土佐町)のメンバーで行いました。

 

大豊町ファーストのお二人。大尾さんと小笠原さん。

 

今回作ったのは2種類。左は下田さん作「YETI」の文字をあしらったその名も「YETI Tシャツ」。右は一面にガイコツを印刷した「ガイコツTシャツ」(ネーミングは編集部が勝手に呼んでいるものです)。

展示会は東京・JINNAN HOUSEにて。高知からはちと遠いですが、お近くの方はぜひ!ご紹介したTシャツはどちらもここでしか買えないものです。

 

 

趣味の部屋(9/16 – 9/25)

イラストやキャンバスの生地を縫って作る恐竜の骨など、独自表現で世界を魅了するアーティスト、下田昌克の展示会を開催。

今回は、彼の趣味が詰まったアトリエの雰囲気を再現。作品はもちろんオリジナルTシャツやグッズアトリエにある本人私物などの販売も。

• 会期:2022年9月16日(金)~9月25日(日) • 開催:11:30–19:00 (SUN17:00)

 *まん延防止等重点措置により終了時間が変更する場合があります。

• 場所:JINNAN HOUSE

• 入場:1オーダー制

■注意事項

• お支払いはキャッシュレスのみです。クレジットカード、交通系IC、paypayがご利用いただけます。• 上記の情報は状況により変更する可能性がございます。• 十分に換気に配慮した空間で提供しますが、混雑防止のため、入場制限を設ける場合があります。 • ご来店時のマスク着用や手指消毒にご協力ください。

 

下田昌克 SHIMODA MASAKATSU

1967年兵庫県生まれ。絵描き。 1994年から2年間、世界の旅先で出会った人々のポートレイトを色鉛筆で描き始める。 2011年よりプライベートワークでハンドメイドの恐竜の被り物を作り始める。 2018年AWのメンズコレクションのショーにて COMME des GARCONS HOMME PLUSがそのヘッドピースを採用。 2021年Off-White/Fall 2021/Paris,France マスク、ヘッドピースが使われる。 著作に「恐竜人間」(パルコ出版)「恐竜がいた」(スイッチ・パブリッシング)など。

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くだらな土佐弁辞典

ぞんぞんする

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ぞんぞんする・ぞいぞいする

【動詞】寒気がする

 

例:(うまれてすぐに) ハメに囲まれぞんぞんする 意味: 蛇に囲まれ寒気がする

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