土佐町の隣には、離島を除き、日本一人口が少ない村があります。その村の名は大川村。
土佐町から大川村の中心部へは車で約30分。横にさめうらダムを見ながら、険しい山々の間を縫うように続く道の先に、大川村はあります。
村内に流れる四国三郎と呼ばれる吉野川のもと、村の人たちは山の斜面を切り開き、家や田畑を作って暮らしています。現在の村の人口は372人(2021年2月末)。人口は少なくとも、20~30代の若手議員が活躍、最近は子育て世代の移住者も増えているといいます。
その大川村の社会福祉協議会から、「大川村の民生委員さんが着るジャケットを作りたい」とご注文をいただきました。
初めての大川村からの注文です。
早速製作に入りました!
シルクスクリーンの印刷は、土佐町にある障がい者支援施設 「れいほくの里どんぐり」の石川寿光さんと川合希保さん。お二人は、もう3年ほど作業してくださっています。いつも丁寧なお二人の仕事があってこそ、とさちょうものがたりのシルクスクリーン事業が成り立っています。
大川村の社会福祉協議会の方のお話では、以前からとさちょうものがたり編集部が作ってきたポロシャツの存在を知っていて、いつか頼みたいと思ってくれていたそうです。
なんと!
とてもうれしい言葉でした。
土佐町の隣、大川村でこのジャケットを着る人たちがいると思うと、大川村へ向かう道のりの風景が一味も二味も違って見えます。
大川村の民生委員みなさま、ご注文ありがとうございます!楽しんで着てくださいますように。