
浅田舞が舞う
まいがまう (舞が舞う)
【動】物事がきちんと進む・計画したように進む
【例】舞が舞うようにちゃんとしいや〜 (物事がきちんと進むようにちゃんとしなさい)
著者名
記事タイトル
掲載開始日
「地球のくらしの絵本① 自然に学ぶくらしのデザイン」 四井真治 農山漁村文化協会
自然の中で暮らしたい。そんな思いで移住してきて早4年。
楽しく暮らしていましたが、自然に対して自分たちが出来ることって何だろうと考え始めてから、自分たちの生活自体が地球にとっては負担になっているのでは…、と不安になりかけていた時に、この絵本に出会いました。
この絵本の第3巻『水をめぐらす知恵』にこんなことが書いてあります。「食べものを通して環境とつながっている生きものの血管は、地球を流れる川のつづきみたいなものだ。」
これを読み、自分も地球の一部だと安心し、次のページに目を移すとこんな文章もありました。
「人という生きものは、水を集める性質を持っている。そうやって集めた水をそのまま流すのではなく、庭や畑、水田などに利用すると、ほかの生きものたちもすめるようになり、生きものたちが集まることでくらしの場がゆたかになる。」
なんと、自分の生きものとしての特性を活かすだけで、他の生きものの生活の場を作ることが出来るのです!
このことが分かった時、自分の過去、現在、未来がぱっと明るくなったように感じました。早速、たべものを通して環境とつながり、くらしの場をゆたかにできるよう、この絵本の第2巻『土とつながる智恵』に紹介してあるコンポストトイレを導入しました。苦労もありますが、実践してみると、食べて排出することがこんなに有意義なことなのか!とびっくりしています。
全5巻のこの絵本の中には、街中でも実践できる『地球のくらし』もたくさん紹介しているので、是非読んでみてください。
西谷紅葉
高知県嶺北地方で現在開催中の一大イベント「れいほく博」。
とさちょうものがたりは今春からこの「れいほく博」のポロシャツを、土佐町の障がい者支援施設「どんぐり」のメンバーと共に(現在は大豊町のファーストも)制作販売させていただきました。
嶺北4町村の、本当に多くの方々にご注文いただき、ざっとした計算ですが450枚を超えるポロシャツを作ることができました。このポロシャツを着ている方を町で見かけることも多くなり、大変やり甲斐のあるお仕事をさせていただいたとスタッフ一同感謝しています。
ご注文いただいたみなさまのおかげです。ありがとうございました。
さて、今回お伝えしたいことは、そのポロシャツの制作販売の完了です。
現在まで進行してきました、とさちょうものがたり+どんぐり+ファーストの態勢での制作を、本日8月19日を持ちまして、ひとまず終了とさせていただきます。
ただシルクスクリーン印刷用の版はありますので、万一「まだ欲しい!」とご注文いただける際は、これまでの連絡先・受け取り場所であるれいほく博事務局から土佐町役場企画推進課に変更となりますが、もしそれでも問題ない場合には喜んで作らせていただきますのでご連絡ください。
新しい窓口は以下になります。
最後に繰り返しになりますが、嶺北4町村をはじめ、たくさんの地域の多くの方々から想像をはるかに超える数のご注文をいただけることができました。
関係者・スタッフ一同より改めて心からの感謝をお伝えしたいと思います。
昨年11月に高知市内、南御座にオープンした高知蔦屋書店。ゆっくりと本を読みながら過ごせる店内は一日中いても飽きません。
その高知蔦屋書店でもとさちょうものがたりグッズの販売がスタートしました。
Zine01~04号、下田昌克画伯が原画を描き、土佐町の障害者就労支援施設「どんぐり」と大豊町のワークセンター「ファースト」がシルクスクリーンで印刷したTシャツやトートバッグ。
売り場には以下のようなポップも置いていただいています。
Zine01号~04号
シルクスクリーン
みなさま高知蔦屋書店にお寄りの際は、ぜひ手にとってみてくださいね!
●高知 蔦屋書店 〒780-0084 高知県高知市南御座6-10 088-882-5544
「もしも魔法が使えたら 戦争孤児11人の記憶」 星野光世 講談社
今年も終戦日が来ました。
この時期、戦中戦後の様々な出来事が報道されますが、身寄りを亡くした子供達がたくさんいたこと、又、その子供達がどのような道をたどったのか話題になることは少ないと思います。
ゴミのような扱いをされ、山に捨てられ、多くの子供達は死しかなかったでしょう。そんな中で生き残った数少ない方々のこの事実を後世に残したいと書かれた本です。
戦後74年、沖縄の地上戦、そして日本中が戦火で焼土になった事が風化されつつある今、今ある平和は“二度と戦争をしない”と明記した憲法が、日本が戦をしない歯止めになって守られて来たと私は思っています。
愛おしい人たちが二度とこの様な事にならないことを願いつつ、戦争の悲惨さを少しでも覚えている世代として、ぜひ多くの方々に読んでいただきたい一冊です。
重光通子
「山賊ダイアリー」 岡本健太郎 講談社
狩猟生活は世の男子の夢!のはず!
僕はこの漫画を読んで田舎暮らしをしようと決意したところもあったりします。
免許を取り、罠を作るところから獲物をさばいて食べるところまで、親しみやすい絵でユーモラスに描かれているのでリラックスして読むことが出来ます。
サバイバルの豆知識もたくさん出てくるので為になりますが、この漫画の真骨頂は食レポにあります。
ん?雑か?と思いきや主人公の表情で美味しさ度合いが伝わってきて、言葉が少し足りないところも想像力を刺激し、「食べたい!」気持ちを駆り立てられます。
全7巻で完結していますが、続編の「山賊ダイアリーSS」という海をメインに描かれた漫画も出ているので、そちらも合わせておすすめします。
西谷紅葉
「とさちょうものがたり ZINE 」は、一定期間の無料配布の後に増刷し、バックナンバーとして販売を行なっています。
ありがたいことに「とさちょうものがたり ZINE」を販売してくださるお店が少しずつ増えてきました。今日は大阪府吹田市と高知市で販売してくださっているお店を紹介します。
1976年にオープンした、作家の落合恵子さんが主宰する「クレヨンハウス」。クレヨンハウス大阪店で「とさちょうものがたりZINE」を販売していただいています。
店内には選び抜かれた本や雑貨、子どものおもちゃがたくさん!
2階へ上がる階段の途中にある本棚に並んでいます。
以前から無料配布を引き受けてくださっていたクレヨンハウス大阪店。販売したいと相談すると、快諾してくださいました。店長の山本さんが「土佐町のことを通して、人として大切なことや普遍的なことを取り上げているのですね」と言ってくださったことは、私たちにとって大きな励みになっています。
先日、シルクスクリーン・ワークショップを行ったTSUTAYA中万々店。とさちょうものがたり編集長の石川が撮影した写真と土佐町オリジナルTシャツがゆらゆら揺れるなかで「とさちょうものがたりZINE」やTシャツ、CD「Live in 土佐町」を販売してくださっています。
撮影:山本剛さん
イベント時にお世話になったTSUTAYA中万々店の水谷さんは、下田さんの著書を以前から持っていたそうで「土佐町のTシャツの絵を描いた下田さんの本も一緒に販売しましょう!」と言ってくださいました。
中万々店オリジナルグッズを作ったり、本に手書きのポップを付けたり、店員さんの「熱」を伝える工夫が散りばめられているTSUTAYA中万々店。
ぜひ足を運んで見てくださいね!